スバルの軽商用車サンバー
ひろしの思い入れ
数年前スバルのディーラーにサンバーの青い限定車が有ったので写真を撮ったんじゃ。
サンバーはスバル(旧・富士重工業)の軽商用車じゃ。
スバルの軽自動車ってひろしの中で思い入れがあるのよ。
■思い入れ①
ひろしが就職して、少し経った頃に、ある整備工場に置いてある古い軽自動車を見かけた。
出典:スバル スバル360ヤングSS
それはスバル360ヤングSSじゃった。
若い人は知らないけどスバル360は昭和30~40年代初めに日本の自動車業界を代表するような偉大なクルマじゃった。
大ベストセラーだったスバル360も昭和44年頃になると他社の馬力攻勢の前に時代遅れになった。
奮起して送り出したのが若者をターゲットにしたヤングSSじゃ、普通のスバル360をチューンアップした仕様で
エンジンンのシリンダー内をメッキしてキャブはツインキャブにして馬力アップ、マフラー2本出し、メーターにタコメーターを追加、ハンドルが革巻き、シートがバケットタイプ、ライトカバー付き、屋根が波うったような形状(パゴダルーフ)、専用バンパーとストライプなど、爺様に無理やり若者の服を着せたようなスタイルになったのじゃがあまり台数は販売されなかった。
整備工場に有るのがヤングSSだと分かり、びっくりして事情を聞くとお客さんが売っても良いとのこと、さっそく無理して買いました。
但し程度はいまいちで、キャブからガソリンが漏れるし、シリンダー内が摩耗してエンジン音も大きい、スバル360は1速がノンシンクロなので回転を合わせないとギヤ鳴りして入らないが、ここもへたって停止しないと1速に入らない。
そんな事情でレストアする費用も無く10年くらい持っていたが手放した、今でも手放したのを少し後悔している。
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■思い入れ②
スバルは太平洋戦争中は中島飛行機という航空機を開発、生産するメーカーで数々の名機を生み出したんじゃ。
出典:NAVER まとめ 陸軍戦闘機、疾風
出典:タミヤ模型 陸軍戦闘機、疾風
なかでも戦争末期に登場した疾風(はやて)は2,000馬力級のエンジン、誉(ホマレ)を積みアメリカの戦闘機と対等以上に戦える、別名、大東亜戦争決戦機と呼ばれた。
アメリカ機に一泡吹かせられたであろう疾風が頼もしくてお気に入りなんじゃ。
サンバーの歴史
前置きが長くなったがスバルの軽自動車の歴史に大変化があった、
出典:ウィキペディア 初代サンバー
(初代サンバー)
販売期間:1961ー1966年
エンジン:360cc 2サイクル直列2気筒
最高出力:18ps/4,700rpm
変速機:3MT
スバルが長い歴史を持つ軽自動車の生産をやめたのじゃ、今は軽自動車をダイハツからOEMでもらって自社ブランドで売っている。
寂しい事に今のスバルサンバーはダイハツハイゼット。
厳しい自動車業界の生き残りをかけた生産効率化の為に懐かしい名前が消えていくご時世だから仕方が無いことなんじゃ。
サンバーの先進性を紹介すると・・
初代サンバーの発売の1961年からモデルチェンジを重ね2012年の自社生産終了までエンジンを後部床下で横置きにしたリアエンジンで、荷を積まなくてもタイヤに十分なトラクションを与えた。
又、普通自動車でも珍しかった四輪独立懸架を持ち、そのレイアウトから「農道のポルシェ」ともいわれる。
1980年には軽トラックで初めて四輪駆動をオプション設定など他にも絶えず他社に先駆けて技術革新を行い宅配便の赤帽にも使われたた。尚、赤坊のエンジンは耐久性を向上した専用設計となる。
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(6代目サンバー)
販売期間:1999ー2012年
エンジン:658cc 水冷SOHC8バルブ EMPi EN07F型 直列4気筒
最高出力:48ps/6,400rpm
変速機:EL+5MT(TT2/TV2パネルバン)/5MT/E-3AT
最後の限定色バージョン
発売50周年記念特別仕様車「WR BLUE LIMITED」を発売。
2011年7月27日トラック「TC」とバン「ディアス」をベースに、専用ボディカラー「WRブルー・マイカ」と2トーンフロントカラードバンパー(バンはエアダム一体型)、イエローステッチ付の専用ブラックシートを採用。
トラックにはクロームメッキのホイールナットとクリアタイプのターンレンズを、バンにはハイマウントストップランプ付ルーフスポイラーとマフラーカッターを装備した。
独特のリアエンジン様式、メンテナンスは後部のカバーを外して行
う。
後輪の上にエンジンを配置した形式は最後まで続いた。
バンの限定車両も発売された。
これほしかったなあ。
リアスポイラーとメッキのマフラーカッター装備
2タイプ合計1,000台の限定販売。
2012年(平成24年)2月28日、トラック、バンともに生産終了。
これにより、富士重工業の軽自動車生産は54年の歴史に幕を閉じたんじゃ。
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