ボスパー高速魚雷艇
魚雷艇って知ってる?
魚雷は先端に爆薬が詰めてあり、動力も持ちスクリューを回して進み敵艦に命中して沈める。
潜水艦に積んだり航空機にも積むが船にも積んで使う事も有る。
魚雷艇と言うのは小型のボートに魚雷を積んで高速で敵艦に接近し、発射する船じゃ。
いくら高速と言っても敵の砲撃をかすめながら進むから命がけの行為じゃな。
第二次大戦では魚雷艇が活躍できる場面が多かった。
高速魚雷艇はアメリカ海軍、イギリス海軍、カナダ海軍、ノルウェー海軍で使用された魚雷艇の事で、特にイギリス海軍で大規模な運用がされたんじゃ。
出典:ウィキペディア
ノルマンディー上陸作戦でのアメリカ海軍高速魚雷艇
アメリカ海軍は哨戒魚雷艇をPTボート(Patrol Torpedo boat)と呼んでいた、PT-109というプラモデルが出ていたが、これは元アメリカ大統領のケネディが乗っていたので有名じゃ。
現代では小型なので沿岸での活動に制限されるため、航空機や対艦ミサイルを持つフリゲート艦などに切り替わっている。
タミヤの傑作 ボスパー魚雷艇
大きな魚雷艇のプラモデルで最高傑作と言えるのがタミヤのボスパーじゃ。
第1次世界大戦中、イギリス海軍は魚雷艇を沿海域作戦で活用した。
第2次世界大戦中はヴォスパー・ソーニクロフト社やフェアマイル社などが建造し、艇自体も21m型や35m型などへ大型化していった。
イギリスのボスパー社は戦後も数多くの魚雷艇を建造したがタミヤの模型になったのは1967年に竣工、マレーシア海軍に引き渡されたペルカサじゃ。
53.3cm魚雷4本と対空用の40mm機銃、20mm連装機銃を装備。4250馬力のガスタービンエンジンを3基搭載して54ノットの高速を発揮した。
1971年タミヤが大型船舶に乗り出した記念すべき大型キットで、全長は42.5cm、部品点数は250以上ある。
1971年はワオーターラインシリーズが始まった年でもあるんじゃ。
高級感あふれるパーツ群、甲板の濃いグリーンが印象に残った。
1/35スケールの戦車シリーズで定評のタミヤが作った船の大型キットと言うのでワクワクした。あの頃は中学生だったな~。
底は2トーンの成型になる、良い仕事してますね。
友人が買ったけど高額なので買えなかったな~、大きな箱がうらやましかった。
重厚なバックスタイル、時速100Kmで海上を走る迫力の箱絵になってる。
カッコ良いね~ しかし高速魚雷艇はミサイル艦などに変わったんじゃ。
パックされてるブリッジ、高級なんだぞってアピールしてる。
舵や後部のパーツ、金メッキの部品も有る。
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電池を固定するパーツ、単2電池を4本も使用する、こりゃ速いわけだ。
部品点数250以上、気合入れて作ってるな、見れば分かるよ。
魚雷4本を搭載する、黒がアクセントになる。
グリ-ンの甲板と白い船体が綺麗じゃ、魚雷発射場面を見てみたい。
アンテナ類かな細いパーツが沢山有ります。
貴重なモーターライズの部品、モーターはRE-280を使い迫力の走りをする。
中に入ってた輪ゴムが溶けてるね、古いとこうなるんじゃ。
組立説明書もタミヤ品質で綺麗な仕上がり。
機関砲で不審船を攻撃かな。
細かいパーツが満載じゃ、出来上がりが楽しみ。
ブリッジの後部、中はどうなってるのやら。
ディスプレイ用のスクリュー3本も付いてます。
モーターライズの時、スクリューシャフトを通す箇所にグリスを入れて水の浸入を防ぐ、それでも入るけどね。
大きな船体なので接着は慎重に。
甲板に小物部品を付けて。
魚雷を付ければ迫力が出てきました。
モーター、電池を載せて、結構重いよね。
出来上がり、友人が川で動かしたけどグオーンって大きな音で滑走したよ。
夏休みの良い思い出だった。
完成写真、ハンサムだね。
後ろ姿も惚れちゃいます。
今回はひろしも大好きな、タミヤのボスパーでした。
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