アクティストリート、ホンダがこれ作ってたんや

ホンダの軽商用車でこんなのがあった

ホンダが軽トラックの生産をやめてしまった。なんとも寂しい事じゃが仕方ない。

皮肉にも軽トラックの人気が出てアウトドアなどでもてはやされてるし、海外でも可愛らしさやタフで故障しないから人気がうなぎのぼりらしい。

ひろしはホンダZ360とステップバンを持ってるが整備しないと公道復帰が叶わない状態で倉庫に入ったまま定年後のお楽しみにしてるんよ。だからホンダが気にかかる。

今回は古いホンダの軽ワンボックス、アクティストリートのカタログ紹介じゃ。

先にホンダ製軽商用車の紹介をしましょう。

出典:ウィキペディア ホンダT360

これを知ってる人はかなりの年配者、1963~1967年まで販売していたホンダ・T360じゃ。

ホンダは元々2輪車から自動車に進出した企業で、ホンダスピリットと申しましょうか奇抜なコンセプトが多い。

T360は、あの有名な本田宗一郎がすべてに関与した唯一の車でエンジンはAK250E型水冷4ストローク直列4気筒DOHC354cc、日本初のDOHCエンジン(2バルブ)搭載車でホンダ初の4輪自動車でもあった。

当時ホンダはS360やS500と言ったスポーツカーを開発中だったが、当時の世相から商用車の需要があると判断、軽トラックでスタートしたわけじゃ。

わずか360ccで30PS/8,500rpmと、軽自動車エンジンが20PS程度に留まっていた当時としては異例の高回転・高出力型だった。

その他にも凝りに凝った設計で4年の販売期間でシリンダーブロックの設計変更は9回、クランクシャフトの変更は6回にも及び、熟練工でも分解整備を敬遠したくなるしろものだったらしい。

ひろしの思い出は近所の酪農を営む家に水色の車体があったのを覚えてる、販売台数は少なくシェアは軽トラックの6%程度だったらしい。

時は過ぎホンダ製軽商用車はずいぶんマイルドになって発売された。

出典:ウィキペディア ホンダ・アクティストリート4WD最終型

初代アクティストリート(VD/VH型)は1981~1988年に生産され、アクティバンの上級モデルとして販売された。

エンジンはEH型550cc 直列2気筒 SOHC 28PS/5,500rpm でT360のような過激さはみじんもないが市場では好評だった。

初期型アクティストリートのカタログ

モデルの服装も懐かしさを感じる。アクティストリートじゃ。

NEWと書いてあるのでもっと初期型も有る様子。

360ccの時代ほどではないが、今よりずいぶん可愛く見えるね。

可愛い色だな、黄色も良い。今みたいにノーズが出ていないスタイルが懐かしい。

排気量は550ccで2気筒29馬力の後輪駆動だからパワフルとは言えない、燃費をアピールしている。

エンジンを車体中心部に置いたミッドシップレイアウトは素直なハンドリングが期待できるんじゃ。

マイナーチェンジでエンジンヘッドを改良し燃焼効率を上げている。

非力な軽自動車だけど頑張ってるね。

軽キャブ初の5速ミッション採用、高速でも静かだし燃費も良くなる。

それでも相当うるさいだろうな(笑)

なんとオーバードライブ付きのオートマチックも用意されてたんじゃ。

まだミッション全盛期だから買った人は進歩的に見える。

ホンダは車内を広くするセンスがあった、すっきりとした内装であか抜けたイメージだね。

意外だった、エアコンが装備できるらしい、エアコンとATで快適なドライブが出来る。

昔から軽ワンボックスで車中泊の旅に憧れてます。

不自由だけど、そこが味わいになる。

家族満載で旅行って、重くて速く走らないだろうな。

でも良い思い出になりそう。

最近はサンルーフを見かけないね。昔は必ずオプションだったんじゃ。

黄色が可愛い、ぜひ欲しいけど今はもう良い中古車が無いだろうな。

サイドにプレスラインが波板みたいに並ぶのが特徴。

昔のドイツ空軍にユンカースって波板みたいな外装の輸送機があったがあれみたいじゃ。

カセットステレオで太田裕美とか聴いて走ったもんじゃよ、昭和は遠くになった。

スリーピングクッション敷いて海辺の木陰で昼寝したい。

今回は初期型アクティのカタログでした。

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