M4-18tトラクターカーゴ

M4-18tトラクターカーゴ

日東模型のM4-18t

日東模型はハーフトラックなどの魅力的なプラモデルを発売してた。

その中でも昭和の良い雰囲気がたっぷり出てるM4-18tトラクターカーゴを実車の説明も交えて紹介します。

これが日東製1/35スケールのM4-18tじゃ。

そして本物はこれ

出典:ウィキペディア M4-18t

レトロだな~ 車輪のあたりはシャーマン戦車に似てるが元はM3軽戦車

出典:ウィキペディア

なるほど、足回りは同じなんじゃ、シャーマン戦車ほど大きくはない。

M4トラクターは、1942年アメリカ軍が、口径6インチ(152.4mm)以上の重砲を牽引して機甲部隊に追随することが可能な高速牽引車としてG150の名称で開発が進められ、後にM3軽戦車のものに準じた形式のT9E1に改称された。

重砲をひっぱるのが仕事で機甲師団の立役者、「良い仕事してますね~」と言ったところか。

製造はアリス・チャーマーズ社

重量:14t

要員数:1+10人

エンジン:ウォーキシャ直列6気筒ガソリン

速度:53Km/h

こんな感じで牽引する砲兵トラクターで大砲を撃つ兵隊も運べるようになってる。

第二次世界大戦に参加し朝鮮戦争でも活躍し、日本の自衛隊でも使用した。

箱の側面によくあるシリーズ化した仲間の絵は無い、日東は他所のメーカーが出さないような面白い機種を狙って販売したように見える。

けっこうこれがマニア心を刺激するんじゃ。

車体は小さい、元が軽戦車の車体だから仕方ないね。

運転手以外に10人も乗れる、そして大砲を牽引する。

無骨で地味な形が面白い、いろんな模型を作ったマニアの悟りの境地かも。

初版はモーターライズだけどこれはディスプレイで動かない、残念じゃ。

兵隊が6名入ってる、ジオラマ作りに兵士は欠かせない。

ドライバー1名はこちら。屋根のキャンバストップの材質が表現してある。

かわいいサイズの車輪、タミヤ製スチュアート軽戦車と比べると面白い。

組み立て説明書、注意書きがいろいろある。

車輪を組み立てて。

キャビンの上部にはM49Cリングマウント式機銃架にM2 12.7mm重機関銃を装備しているが、基本的には非戦闘車両で、機銃は自衛のための装備。

屋根を車体に付ける、細いピラーが折れないように注意。

実車は可愛いなんてもんじゃなく、ごついな。

運転手と内部パネルの取り付け。

フロントガラスを付けて上部は完成した。

有りし日のM4カーゴたち、まさに働き者という感じ。

車輪やフック類の組み付け。

ゴム製のキャタピラで時代を感じる。

3面図、似たのが南極隊にあったがこれかな。

今回は地味だけど良い味が出てるM4-18tカーゴでした。

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