昭和49年ヤマハのオートバイ(ロードバイク)を見よう

昭和49年ヤマハのオートバイカタログがあった。

昔に廃業した自転車屋から販売店用のカタログファイルを沢山もらったけど、中にヤマハのオートバイカタログがあった。

ごっついファイルに沢山の写真があるので見て下さい。

ヤマハは日本を代表する4台メーカー(ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキ)の一つ。

これは昭和49年あたりのカタログだけど、当時の空気が感じられる。

ヤマハの個性をアピールしてるね。

今回はその中のロードバイクを見てみよう。

いきなりメカニズムの紹介じゃ。ヤマハの技術をアピール。

4サイクルDOHC、4バルブ 500ccの大型バイクTX-500の透視図があった。

当時の市販車では最高のメカニズムと書いてある。

シリンダーの絵は2サイクル・7ポート・トルクインダクションの物

当時は排気ガス規制もゆるく高出力を出しやすい2サイクルエンジンがもてはやされてた。

ディスクブレーキも自慢できる装備だった。

なぜか自転車が出てる、前後にバイクみたいなサスペンションがあって、バイクにあこがれる少年がターゲットじゃ。

でも見たことが無いからあまり売れなかったでしょう。

バイクを意識した構造があちこちにある、今飾っても面白そう。

それではバイクを一杯紹介しよう。まずは4サイクルロードバイクのTXシリーズじゃ。

TX-750 渋いな~ トライアンフかノートンみたいな良いデザインじゃ。

水冷なんて無かった、細かい空冷フィンがたまりませんね。

色はワインレッドかグリーン、大人の色気があるよね。

価格が書いてあった、438,000円だってさ、物価の違いはあるけど安すぎでしょ。

今はカブやモンキーで40万円の時代だもん。

パワフルな4ストロークOHC前傾ツインエンジン

743cc、63PS/6500rpm DOHCじゃないし空冷2気筒とスペック的には平凡

ナナハンとはいえ大ヒットした4気筒4本マフラーのホンダCB750には勝てなかった。

時代はイケイケムードで派手なスタイルにみんな引かれていったんじゃ。

でも今は貴重な存在になった、エンジンのパルスを感じてゆったりと走りたいね。

これは650ccのTX-650 53馬力/7500rpm 空冷OHC2気筒

シリンダーが垂直に立ったバーチカルツイン、これもドコドコ感が楽しめる名機じゃ。

日本人には大柄の750より650クラスが扱いやすい説もあったが、販売台数は少ないと思う。 価格405,000円

クラッシックな雰囲気が良いね、今もファンが多い。

山間部をトルクでグイグイ加速する感じかな。

TX-500 空冷DOHC 48PS/8500rpm これは750や650とは違ったスポーティーな雰囲気。

DOHCエンジンだもんね、やや前傾でライディングしたい、 価格は388,000円

通が乗る雰囲気がある、あえて500ccが良い味出してるヨーロピアン。

マフラーも綺麗なデザインじゃ。

今度は2サイクルのRDシリーズ。

RD350 ヤマハ2サイクルエンジンの最大は350ccだった、スズキには水冷3気筒のGT750という牛みたいに大きなバイクが有ったけど、この時代のヤマハは350ccまでじゃ。

RD350の透視図 2サイクルはセルが無くキックスターターのみじゃ。

軽量なので加速も鋭い。ヤマハ2サイクルの技術は後のRZ250などに引き継がれていく。

ひろしは2サイクルV4のRZV500Rに乗ってた、カッコイイバイクだったよ。

2サイクルの加速は味わった人でないと分からない、凄まじい風速で涙が流れるほど。

価格270,000円

7ポート・トルクインダクションとピストンバルブの2サイクルエンジン

クロスレシオの6速ミッションで軽快なフットワークで上級車を軽くカモれる実力があった。 空冷2サイクル2気筒 39ps/7500rpm。

車検無しで乗れる250は今も昔も人気車種。これはRD250じゃ。

昭和の爺さんには懐かしい名前、2サイクルオイルを含んだ青白い煙を吐いてぶっ飛んでた。

ギャーーンって独特の排気音が懐かしい。

当時の250は肺気量意外、フレームなどが350と共通で重かった。

違法だけどエンジンを350に積み替えるのが流行ったらしい。 価格259,000円

空冷2サイクル2気筒 30ps/7500rpm、250でも結構早かった。

燃費は悪かったけどね。

RD125 2サイクル2気筒 16ps/9500rpm

250に比べるとずいぶん小ぶりな125cc、今は貴重な存在じゃ。

綺麗なのを見つけたら絶対欲しくなる。価格185,000円

125で2気筒だもんね、軽快な走りが期待できる。

2サイクルバイクは仲間とツーリングするときには最後尾だった、排気ガスにオイルが混ざってるから服が汚れるからじゃ。

もっと小型の2サイクル単気筒 RD90 ビジネスバイクとしても活躍した。

10.5ps/8000rpm

大きなバイクが人気だけど125以下の原付2種はほんとにおもしろい。

軽快なフットァークがたまらなく快感なんじゃ。

小さくてもディスクブレーキ装備、安全に抜かりがないね。価格120,000円

さてロードタイプの最小は原付のRD50じゃ。2サイクルなので加速が良く元気に走った。

50ccの4サイクルはホンダのCB50しか無かったんじゃ。

RD50は原付の中では大柄だった、最終型はアルミホイールまで装備したデラックスなスタイルが人気だったね。

6.3ps/9500rpm 価格98,000円

今回は昭和49年のヤマハ製ロードバイクを見ました。

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