君もポルシェでサーキットを走れるぞ!

プラモ好きは小学生から

ひろしは小学生の頃からプラモデルが大好きだった、特に戦車や戦闘機、軍艦に夢中だったんじゃ。

昔に作った物じゃないけどこんなのが好き、日本模型(ニチモ)が多いな。

タミヤハセガワも多かったけどね。

ニチモ 1/35 キングタイガー重戦車

ニチモ 1/48 紫電改

ニチモ 航空母艦 瑞鶴(ずいかく)

レーシングカーはサーキットがお似合い

他にも気になるものがありまして、プラモというよりおもちゃになるんだが、サーキットのセットが好きだった。

レーシングカーをサーキットで走らせて遊ぶおもちゃなんだが、なぜ走るのか構造が分からなくて興味深々だったわけじゃ。

高価なので買えるわけもなく、同級生女子のお兄さんがサーキットのセットを買ったと言うので、見せてもらいに行った事もあった。

まずは実際のサーキットについて説明すると・・

出典:ウィキペディア サーキット

サーキットとは自動車やオートバイの競走用に作られた環状の道路の事。一直線で終わりではサーキットと言えないんじゃ。グルグル回れる走行路でないとダメです。

その他サーキットには競技者がレースの途中にタイヤの交換や応急修理 等々を行うためのピット、レース中に計時記録員・監視監督員・競技審査委員などがレース状況を把握するための場所・塔コントロールタワー(ここでは実況中継も行われる)、競技車両を保管するための場所パルクフェルメ、観戦するための大量の客席などが設置されている。

出典:ウィキペディア サーキットのピット

サーキットの分類は多種あるが、国際自動車連盟(FIA)では

グレード1F1が開催できる。

グレード2 ⇒ 肺気量2500ccエンジンを搭載したフォーミュラカーのレース(F1を除く。主にGP2・F3000等)、同じく排気量2500cc以上のエンジンを搭載したスポーツカー(主にプロトタイプレーシングカー)レース、FIA GT選手権などを開催できるグレード。

~ グレード6 ⇒ オフロードレース用サーキットのグレードまである。

日本にもいくつかのサーキットがあるが静岡県駿東郡小山町にある富士スピードウェイが昔から有名じゃ。

出典:ウィキペディア 富士スピードウェイ

建設計画は1960年代から始まり、国産車の高速性能をアップさせる意義もありオープンは1966年(昭和41年)だった。

出典:ウィキペディア 富士スピードウェイ (2007年)

サーキットを走ってみよう

この辺でひろしが持っているサーキットを走ってみましょう。

ひろしのサーキットはこれじゃ・・

チェリコというメーカーが販売したビッグレーシングというサーキットのセットです。

なんだこりゃ、おもちゃじゃんかと笑ってはいけません。

これでもサーキットの定義は満たしてますから。

開けてみると素晴らしい光景が現れる、連結式の走行路、電池ボックス、レーシングカーなどが花見弁当みたいに綺麗に収まってます。

こんな感じ好きなんじゃ。

箱の裏には詳しい解説が有るので見てみよう。

世界初、トランスミッション搭載! なんか凄いけど

低速、高速を簡単に切り替えて走行できるらしい。

世界初なんだよね・・これ。

レーシングカー2台で競争できるが、1人でも大丈夫、1台は自動走行が可能じゃ。

標準では8の字コースだけだが、オプションを別に買えばこんな凄いコースに魔改造できるのじゃ。

詳しく見よう、相当複雑になってるな。

ELカウントタイマーは周回数とラップタイムをLEDで表示する。

レーシングカーの動力は100VからDCアダプターで取れるんじゃ。

周回数をセットすればフラッグを振る機能もある。

これは凄い、ジャンプもしちゃう、ちゃんと走るのかは知らない。

やりたい放題になってる、一回転するところも有るんじゃ。

まるで木の下サーカス、オートバイの曲芸みたい。

高速バンクもあるよ、リアルだね。

ちなみに富士スピードウェイにあった高速30度バンクは経験を積まずに作ったために路面が

平滑でなく事故の原因になったので使用禁止になった。

走行路の他に高架台やガードレールもある、ジオラマだねこりゃ。

レーシングカーの種類も凄い、相当本気で企画したんだろうな。

スカイラインやフェアレディZ、スープラ、カウンタックやF-1まである。

集めるだけで楽しそうじゃ。

サーキットに付いてる2台を紹介します。どちらもポルシェ962Cというレーシングカーじゃ。

青いのはレイトンハウスポルシェ962C

出典:ハセガワ模型 レイトンハウスポルシェ962C

綺麗なスポンサーのカラーで塗装されたのを再現している。

もう一台は同じポルシェ962Cだがカラーリングが赤と黄色のワークスカラーじゃ。

ワークスポルシェ962C

出典:ウィキペディア ワークスポルシェ962C

実車のポルシェ962は1984年にポルシェがIMSA-GTPクラス用に開発・製作したプロトタイプレーシングカーでグループCレギュレーションで行われていたWEC用に開発・製作されたのが962C

どちらも1980年代のスポーツカー・レースでポルシェに多くのタイトルとビッグイベントでの優勝をもたらした名車じゃ。

ここで、なぜレーシングカーがコースを走れるのか種明かしをしよう。

車を裏返すとモーターと編み込まれたブラシが2か所についてる。

電車の原理と同じでコースに埋め込まれた+と−の電極の線からこのブラシを通じてモーターを回しているんじゃ。

又、白い突起をコースの溝に刺して外れないようにしている。

小物パーツがこんなにあります、接着剤は使わないけどプラモデル的な要素もあるね。

コースを組み立てるとこうなります。

狭いけどこれで2台が走るんじゃ。操縦はコントロールレバーの押し具合で加減速を行う。

コースが狭くなってるところで接触したらはじき出されるから要注意。

レーシングカーが大き目で臨場感あるな。

路面には電極になってる金属の帯が2本、飛び出さないように棒を刺す溝が1本ある。

スピードを出しすぎるとコーナーでコースから飛び出すんだよね、けっこう難しい。

コントローラーを接続する電池ボックスがこれ。

単一電池4本で遊べます。

遊び終わってコースをかたずけるのがめんどくさくて置きっぱなしになり、親や奥さんに叱られないようにしましょう。

今回はポルシェでサーキットを走る話でした。

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