ゲパルト西ドイツ対空戦車
戦車の天敵は航空機
世の中はうまく出来ているもので、どんな強い物にも天敵がいる。
出典:奄美ハブセンター
例えば、分かりやすい例で毒蛇のハブとマングースみたいに。
では戦車の天敵は何かと聞かれれば、飛行機じゃ
出典:ウィキペディア アメリカ P-47 サンダーボルト
戦闘も爆撃もできるP-47 サンダーボルト 大柄で丈夫な機体をしているんじゃ。
ドイツ軍のキングタイガー重戦車は戦車同士の戦いなら無敵の強さを誇る、主砲の88ミリ砲は強力だし、防御も前面の装甲は150mmもある、ところが車体上面の装甲は薄く航空機から爆撃されたらひとたまりもない。
そのために自走対空砲戦車を生み出したんじゃ。
出典:ウィキペディア ドイツ自走対空砲戦車 ヴィルベルヴィント
ドイツ自走対空砲戦車 ヴィルベルヴィント、20mm機関砲4門で弾幕を張る。
ドイツは戦後もアメリカから対空戦車を輸入していた。
出典:ウィキペディア M42ダスター自走高射機関砲
西ドイツが使用していたアメリカ製のM42ダスター自走高射機関砲の後継車が1965年に開発が開始され、1973年より西ドイツ陸軍(現:ドイツ連邦陸軍)に配備が開始された。
それがゲパルト自走対空砲じゃ、ゲパルトとはチーターの意味。
レオパルト1主力戦車の車台を利用して砲塔は独自の構造をしている。
スイスのエリコン社製35mm対空機関砲KDA1基、発煙弾発射機4基を左右側面にそれぞれ砲塔に装備している。
砲塔後上方にレーザー測距機付きKuバンド捜索レーダー(距離15km)
砲塔前面にSバンドの追尾レーダー(距離15km)を持ちコンピュータにより精度の高い攻撃を行えるんじゃ。
タミヤ製のゲパルト対空自走砲
タミヤ製1/35スケール、ミリタリーミニチュアシリーズのゲパルト対空自走砲を見てみた。
これがゲパルトじゃ、初版を発売したころはもっと大きなスケールでラジコンも販売していた、あれは豪華で価格もけっこうした。
箱を開けるとギッシリ詰まっている、初版はモーターライズだったけどこれはディスプレーになってる。
独特な砲塔はメカニック感たっぷりじゃ、ここの側面にエリコン社製35mm対空機関砲を左右に2個装備する。
タミヤ製品のシャープな成型技術がうかがえる、良く出来てる。
第2次世界大戦でドイツ戦車がしていた複合車輪は現代に無い。
足廻りの部品の性能が向上しているかららしい。
車体周りはレオパルドⅠの流用じゃ。
標的レーダードームや警戒レーダーの部品がぎっしりある。
組み立て説明書は和文と英文の2種類入ってる。
タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.99 ゲパルト 西ドイツ対空戦車【代金引換配送不可】 価格:1,803円 |
車輪を取り付けて。
カバーや備品も取り付けて。
金網のパーツが入ってリアル感がアップする。
エンジンは4ストロークV型10気筒多燃料液冷スーパーチャージド・ディーゼル830hp/2,200rpm
スイスのエリコン社製35mm対空機関砲を左右に二基装備するんじゃ。
これの連射は凄まじくマッハで飛ぶ攻撃機を砲弾が貫く。
重量は47.5t、現代の戦車の機動力は素晴らしい、速度65Km/hで駆け抜ける。
レーダーとコンピューターによる索敵、照準で狙いを外さない、乗員は3名。
敵機発見!照準よし
旧ドイツ軍の対空機関砲戦車を肉切り包丁と呼んだとか、怖い。
照準の速さに驚く、生き物の様に対空機関砲が動くんじゃ。
架空戦記になるが、戦艦大和が沖縄特攻に行くときにゲパルトを数両積んでいれば沈まなかったかもね。
標的レーダーで1目標を追尾し警戒レーダーで他目標の捜索も可能となっている。
レーダーやコンピューターの装備はコストも高く通常の戦車よりはるかに高額じゃ。
SFっぽいカッコ良さがあるな~
完成じゃ、思った以上に良い感じだった。
ドイツ軍のマークが今も昔もイカしてる。
完成写真、フィギュアが1体付属する。
砲塔後部を開いて楽しめる。
結構砲塔がでかい、対空機関砲を外に付けたので発射時の有害なガスが入らないとか整備しやすいなどのメリットがあった。
今回は異色の対空戦車ゲパルトでした。
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