ロボコップよりずっと昔のロボ刑事とは?

エイトマンって何なの?

♪光る海、光る大空、光る大地~~

なんて素敵な主題歌、これはひろしが小学生だったころに白黒テレビで放映していたエイトマンなんじゃ。

今の若い人は知らないだろうね、それでは、ひろしが持っている貸本で紹介しましょう。

エイトマンは週刊少年マガジン(講談社)で1963年~1964年まで連載され、テレビでもTBS系列局で56話放映された人気アニメなんじゃ。

ちなみにマンガでは8マンだったがテレビではエイトマンと表記された。

エイトマンって何なのか? 早い話が・・

出典:ワーナー映画 ロボコップ

1987年に公開されたアメリカ映画でサイボーグの警察官が登場するSFアクション、ロボコップより先行した日本のロボット警官なんじゃ。

ロボコップは未来の犯罪都市になったデトロイトで民営化された警察まで支配していたOCPムニ社が、未来都市デルタシティを作るため犯罪一掃を狙って作ったサイボーグなんだが、そのためには麻薬組織に惨殺されたアレックス・マーフィ巡査が改造され、無敵の強さを発揮するんじゃ。

 出典:ワーナー映画 ロボコップ ED-209 エドツーオーナイン

ロボコップ良かったな~ 初代のスタイルで新作を作らんかな。

さてロボット警官のエイトマンも同じような経緯があった。

出典:桑田次郎、TBS、講談社、エイトマン

これはテレビのオープニングじゃ。

主題歌が凄く良かった。張りのある美声で歌うのは渡辺プロダクションなどに所属した歌手の克美しげる(かつみしげる、本名:津村 誠也)だ、この方は1963年にエイトマンの主題歌を歌い、1964年『さすらい』が60万枚のヒットをとばし2年連続でNHK紅白歌合戦に出場した。ところが、その後の低迷期にホステスに貢がせた挙句に殺害してしまい、2013年に脳出血で死去している、75歳だった。まったく残念な事じゃ。

出典:桑田次郎、TBS、講談社、エイトマン

エイトマンは走る場面が多い、ビュ~~ンという音は掃除機の音を逆回転させたそうな。

出典:桑田次郎、TBS、講談社、エイトマン

新幹線より速く走る姿は有名じゃ、当時の新幹線は夢の超特急と呼ばれてたね。

出典:0系新幹線 

ひろしは小学生だったが、風呂の外壁にエンピツでこの絵を描いて、叱られたのをいまだに覚えている。

エイトマン/桑田次郎 『8マン 完全版 全5巻セット』特典付き

価格:9,900円
(2019/12/20 23:10時点)
感想(0件)


出典:桑田次郎、TBS、講談社、エイトマン

マシンガンの弾も跳ね返し、サイボーグ009のように目にもとまらぬ動きが出来るんじゃ。

出典:桑田次郎、TBS、講談社、エイトマン

ギャングを追いかけて車にも飛び乗る、当時は新鮮なアクションだった。

出典:桑田次郎、TBS、講談社、エイトマン

これがエイトマンの誕生場面。刑事の東八郎(コメディアンと同名)は凶悪犯のデンデン虫に殺されたが、科学者・谷方位(たに ほうい)博士によって人格と記憶をスーパーロボットの電子頭脳にコピーされた。

出典:桑田次郎、TBS、講談社、エイトマン

谷博士は、その後もエイトマンが悩むときも、良き理解者として助けている。

マンガ版 エイトマンについて

それでは、貸本を開いてエイトマンを見てみよう。

この貸本は数十年前に高校前にあった駄菓子屋でおばあさんが貸本もやっていたのだが、やめる時に譲ってもらったんじゃ。

貸本だから当然傷んでコンディションは良くないが、そこが良い雰囲気になってファンも多い。

エイトマンの原作・原案は平井和正、作画は桑田次郎(上写真)じゃ。

週刊少年マガジンの編集会議で鉄腕アトムを超えるロボット漫画を連載しようと平井と桑田のコンビで生まれた。

桑田次郎は講談社の雑誌、少年クラブで月光仮面を連載したり1957年から少年画報にまぼろし探偵を連載し、1965年からは、まんが王超犬リープも描いている。

出典:桑田次郎 少年画報 まぼろし探偵

まぼろし探偵のテレビ版には、なんと若かりし頃の吉永小百合が出演している。

ひろしはこの頃、幼すぎて記憶にありません。

出典:桑田次郎 超犬リープ まんが王 サンデーコミック

超犬リープの単行本の表紙は知っているが、読んだ事は有りません。ロボット犬の話だとか。

それではエイトマンの第4巻を見て見ましょう。

登場人物じゃ、警視庁捜査一課の田中課長は元の上司で良き理解者であり、エイトマンを動かせる人。

ちなみに警視庁捜査一課にある7個の捜査班のいずれにも属さない8番目の警察官だからエイトマンなのじゃ。普段は探偵事務所を装っている。

今回登場する悪役たち、謎の魔女、強敵のロボット005、悪の科学者ドクターユーレイ

ユニークな名前が多いね。

桑田次郎の絵は線が綺麗で有名じゃ、デッサンがすばらしく劇画調でもある。

子どもの頃の印象では、派手さが無い大人の絵だと思った。

アメリカの捜査官で強敵ロボット005との話、なにやら悪の組織から金塊を渡せと中性子爆弾で脅迫されてる。

大事件じゃ、田中課長がエイトマンに懇願してるぞ。

エイトマンが事件解決に燃えてる、東京が全滅しそうじゃ どうなるのか!

中性子爆弾を持つ悪の科学者ドクターユーレイとの戦い。

エイトマンの体は谷博士がアメリカで開発したが、兵器として使うのを拒み日本に持ってきた。

ハイマンガン・スチール製の強靭な骨格、夜でも見え、関節を縮めて変身もできる。

電子頭脳と超小型原子炉を持ち、走れば音速のスピードが可能。

その他、たくさんの能力を持つスーパーロボットなんじゃ。

ドクターユーレイを捕まえるのは自分だとアメリカのロボット005が戦いを挑む。

桑田次郎が描くロボットのデザインはクールじゃ、鉄人28号横山光輝もだが当時のロボットはシンプルでも凄い迫力が有る。

関さち子は東探偵の秘書。東に好意を持っているが東がエイトマンであることは知らない。

この娘はよく人質になってエイトマンに助けられる、美人が出るとストーリーが華やかになるね。

谷博士の助けで危機を突破していく、がんばれエイトマン。

捨て身のドクターユーレイが最後の勝負に出るが・・

無事解決じゃ、さち子さんと東探偵の助手の一郎と帰路に就く。

一郎はラーメン大好き(ブースカかよ・・笑)

魔女エスパーの巻

宇宙線の正体を探る巨大な装置ビバトロンが暴走し、奇怪な事件が起こる。

可憐な少女のまわりに謎の事件が起こるんじゃ。

これは怪しい、この少女は只者ではない。

イヌが突然死したり・・

カラスの群れが襲って来る、エイトマン謎を解いてくれ。

谷博士が気づいた謎の正体とは?

東探偵からエイトマンへの変身、スーパーマンよりカッコイイ?

謎は解決するのか・・続きは本を買って読んで下さい(笑)

エイトマンはよく腕をもがれます、ロボットだから谷博士が直すけどね。

サンデーコミックの紹介じゃ。

懐かしいのがずらりと並んでる。夕焼け番長は親戚の家にあったな~。

ウルトラマンのマンガもあったよ、知ってる?

侍や忍者のマンガが多いね、時代を反映してる。

裏表紙、サンデーコミックは良く読んだな~。

240円で買えたんだ、良い時代だね。

裏面にもおなじみのマークが有ります。

今回は小学生のヒーローエイトマンでした。

↓にほんブログ村参加中、ジジイの励みになりますので、よろしければポチッと押してね。


にほんブログ村

エイトマン HDリマスター スペシャルプライス版 vol.1 [ 高山栄 ]

価格:9,493円
(2019/12/20 23:12時点)
感想(0件)