日産シルビア、兄弟車にあの方が飛び乗った!
シルビアという車
出典:ウィキペディア 初代シルビア
1964年(昭和39年)の第11回東京モーターショーに「ダットサン クーペ1500」として出品され初代シルビアとして1965年(昭和40年)4月に発売された。
クリスプカットと呼ばれた美しいデザインは日本人デザイナーがドイツ人デザイナー、アルブレヒト・フォン・ゲルツの助言を採り入れながらデザインしたものじゃ。
出典:ウィキペディア 初代シルビア
宝石をカットしたようにスムーズな面の構成は日本車離れした綺麗なデザインで淡いゴールドの塗装が印象的だったがスカイラインやフェアレディの人気が高く1968年(昭和43年)6月に554台のみで生産を終了、一旦は絶版となった。
旧車イベントでもまず見ない希少車じゃ、見たら「わあ~!」って声が出そうなレベル。
シャーシ:ダットサン・フェアレディ(SP310型)と共通
エンジン:SUツインキャブ付R型1,600cc OHVエンジン
2代目シルビア
出典:ウィキペディア 2代目シルビア
2代目は初代からしばらくして復活した S10型で1975年 ~1979年まで生産された。
出典:ウィキペディア 2代目シルビア
期待した2代目だったが初代の上品さとは大違いの北米向けデザインで、対抗馬だったトヨタセリカに惨敗し2000台ほどで終了となった。
2代目のひどい失敗に3代目は気合を入れてデザインした感じでシャープなフォルムに生まれ変わったんじゃ。
出典:ウィキペディア 3代目シルビア
凛々しいハンサムフェイスに生まれ変わった、もう不細工とは言わせない。
出典:ウィキペディア 3代目シルビア
エッジが効いたパキパキデザイン、当時の日産はこんなのが多かった。
白い稲妻 3代目シルビアのカタログ
今回は『白い稲妻』のコピーが踊る3代目シルビアのカタログ紹介です。
今はシルビアと言う車種を作っていないので懐かしかった。
ルームライトも含めて夜をテーマにした感じがする。
もともとスペシャルティカーとして登場し、3代目や5代目は当時のデートカーとして商業的に成功した。
今見ると新鮮で良い、クールじゃのう、最近この年代はネオクラシックと呼ばれてプレミアがついている。
赤、黒のツートーンも良いね、デートカーの面目躍如。
シルビアの兄弟車でガゼールが有るが、あの西部警察の木暮課長(石原裕次郎)が颯爽と乗るのを覚えてる、スマートなガゼール(シルビア)がカッコ良かった。
販売店違いのガゼール、シルビアとマークや細部が違うだけの兄弟車。
出典:西部警察 石原プロモーション
ご存知、TVドラマの西部警察、日産自動車提供ですから日産車が沢山出てきます。
出典:西部警察 石原プロモーション
ナイスガイ、石原裕次郎の名場面、オープンカーなのは特装車だから。
1800と2000、乗り比べてみたい。
稲妻がテーマでシャープなイメージ作りをしてるね。
端正なフォルム、角4灯ライトが流行ってた。
サイドはオペラウインドウがポイント。
デザインがぶっ飛びすぎてないので、落ち着けるインストルメントパネル。
スペシャルティーカーって言葉が流行りました、技術の先取りをアピールしてたね。
電卓程度だけどドライブコンピューターじゃ、現代のナビがいかに凄いか分かる。
センターコンソールに電卓っぽいのが・・
今では当たり前の装備をアピールしてる、車の進化は凄い。
4輪ディスクブレーキって凄いと思った、今は珍しくないけど。
透視図で「快走のメカニズム」をアピール。
レーシングカーじゃなくてもテストコースを走る姿は凛々しい。
Zエンジン・・ZやXって文字が好きでした、点火プラグ数を倍にしてる。
燃費の良さをアピール、低公害化で馬力は出ず燃費も悪化した時代じゃった。
内装は冒険してない、飽きはこないね。
ナイトイルミネーションでデートを盛り上げます。
形は普通だけど機能は充実してる。
空調システムで快適な空間をつくるよ。
オーディオも充実、やっぱデートには良いBGMが必要じゃ。
カラフルに全車種の紹介。
まずはベースグレードの1800から・・スミレ色は綺麗だな、見たことが無いけど。
お買い得な中間グレード。
最高級グレードはZ、S、E、Xの文字がこれでもかと並びます。
こんなに色があったんじゃ、白、シルバーくらいしか見たことが無い。
ゴールドもあったのか、各色何台残ってるのだろう。
今回は白い稲妻、3代目のシルビアでした。
シルビアをもっと知りたい方はどうぞ
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