紫雲(しうん)日本海軍高速水上偵察機って知らなかったので調べた
紫雲(しうん)高速水上偵察機
これはアオシマの1/72スケールで第二次世界大戦の航空機のシリーズの一つじゃ、名前は紫雲(しうん)と言う。
下駄履き(フロート付き)なので水上機と分かるが、まずはよく知られている水上機を紹介します。
出典:ウィキペディア
これは戦艦などの後部に載せている零式水上偵察機じゃ。
零式水上偵察機は、愛知航空機により開発され、1940年(昭和15年)12月に日本海軍に採用された水上偵察機。
零式小型水上偵察機との違いを明確にするため零式三座水上偵察機とも表記される。
性能
動力: 三菱 金星 43型 空冷式複列星型エンジン14気筒、 1,080馬力/2,000m × 1
最大速度: 367km/h
航続距離: 最大3,326km/14.9h
実用上昇限度: 7,950m
固定武装: 7.7mm機銃×1
爆弾: 60kg爆弾×4または250kg爆弾×1
空母以外は航空機が着陸できるスペースは無いので海上に着水してクレーンで吊り上げて回収する、発進はカタパルトから撃ち出だすんじゃ。
プラモの絵を見ると必ず零式水上偵察機を積んでいるほど偵察に活躍していた。
大戦の序盤はそれなりの成果を収めていたが、1943年(昭和18年)以降は水上機特有の速度不足・加速力不足の為に偵察任務は徐々に艦上機に変わったが三座であるため夜間偵察機として使用できることから、大戦後半も水上偵察機の出番は減らず終戦まで船団護衛や対潜哨戒任務で活躍した。
そんなわけで高速の水上機が出来ないものかと開発したのが紫雲じゃ。
出典:ウィキペディア
タダならぬ凄さを感じる機体じゃのう、それとプロペラの角度が変じゃが、これは二重反転プロペラだからこうなってる。
敵戦闘機の制空権下でも強行偵察が可能な高速水上偵察機として開発され、強力なエンジンによる操縦性のクセを打ち消すために二重反転プロペラの採用等、様々な新機軸を盛り込んだ野心的な機体だった。
1943年(昭和18年)8月に紫雲11型として制式採用された(なお、内令兵では「十四試高速水上偵察機(火星発動機一四型装備)ヲ兵器ニ採用シ紫雲一一型ト称ス」とされた)が、運用上の問題も多く、ごく少数の生産で終わった。
離陸前にモーレツな加速をして空に飛び立つ。
箱の横に紫雲の説明が書いてある、二重反転プロペラを始め日本の技術では満足な物が出来なかったんじゃ、残念。
1つの袋にすべての部品が入れてあったんじゃ。
このレトロな色はいまだに印象深く残ってる。
アップすると、昔のプラモデルなので大雑把な感じは受ける、仕方無い。
胴体後部の穴に尾翼を差し込むのが乱暴じゃな。
組立説明書が1枚折りたたんである。
この時代の組立図は絵がうまくないな~。
部品点数は少ないなりに楽しめるよ。
小学生~中学生くらいがターゲットと思われる。
大きなフロートを落下させて戦う戦法だったが初回ではずれなかった。
レトロな良い感じになったね。
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今回は幻に終わった水上機でした。
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コメント
この実機写真、零式三座水偵ではなく、瑞雲ですよ。
ご指摘、ありがとうございました、調べて更新しました