ジラース・エリマキ怪獣
ウルトラマンにゴジラ？
ウルトラマンは円谷プロダクションが製作し1966年（昭和41年）7月から1967年（昭和42年）4月の間にTBS系で毎週日曜日に全39話が放送された特撮TV番組じゃ。
出典：円谷プロ ウルトラマン
これがウルトラマンじゃが、なぜかゴジラが出てるな？
いえいえ、これはゴジラみたいだがゴジラではありません。
出典：円谷プロ ウルトラマン
この怪獣はジラースと言います。ジラースはネス湖に生息していた恐竜の生き残りで、首の周りに大きな襟巻きを持ってる。
ネス湖の恐竜にしてはネッシーみたいじゃないな。
ネス湖で行方不明になった二階堂教授という人がいて・・
出典：円谷プロ ウルトラマン 中村博士
「モンスター博士」と呼ばれる中村博士に変装し日本へ運び、北山湖で15年間飼育されたんじゃ。博士はジラースが自分の芸術品だと褒めちぎってた。
なんか話にムリが有るが楽しんじゃいましょう。
出典：円谷プロ ウルトラマン
アラシ隊員がスパイダーショットで攻撃しても効き目なし、そこでウルトラマン登場。
出典：円谷プロ ウルトラマン
ウルトラマンはジラースのエリマキをあっさり取っちゃいます。
出典：東宝 ゴジラ対モスラ
実はジラースはゴジラ対モスラ等で使った着ぐるみの改造品なので見た目はゴジラに戻ったんじゃ。
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出典：円谷プロ ウルトラQ ゴメス
詳しく解説すると頭部は『怪獣大戦争』、胴体は『モスラ対ゴジラ』のゴジラから改造されてウルトラQのゴメスとして使用されたが、再びゴジラに改修されたものを使用している。
ジラースのフィギュア
バンダイ製のジラースを紹介します。
エリマキと着色が違うだけ、ウルトラマンにエリマキを取られるのもゴジラとして使う為で『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』に使われた。
ジラースは緑がかった色で腹部、頭部、背びれを黄色で塗っている。
出典：ゴジラ対モスラ
モスゴジの胴体はゴメスを経てジラースになった。
この背びれも同じ、ゴジラファンの皆さん、コレクションにジラースも加えて下さい。
部分的に黄色く塗ってる。
出典：ミドルエッジ エリマキトカゲ
かつて三菱自動車のCMで一世を風靡したエリマキトカゲからの発想だろうか。
ウルトラマンのストーリーはマジメで中村博士が育てたジラースがウルトラマンに倒された後に博士も息絶えると言うシュールな内容だった。
エリマキをウルトラマンに取られるジラースがかわいそうだった、
このフィギュアもゴジラの色を変えてエリマキを付けただけなのか、謎は深まる。
分かり難いけど足の裏にジラースの名があります。
今回はゴジラの着ぐるみから生まれたジラースでした。
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