バッファロー戦闘機から見た隼・零戦はガンダムF91なみのバケモノだった

敵を過少評価してびっくりした事

日本人って体が小さいので、昔から大きな敵を倒すヤツを褒める話が多いよね。

古くから「金太郎」「一寸法師」などの話もあるけど、思ってた以上に相手が強くてびっくりしたアニメの例を一つ。

それは、ひろしがファーストガンダムの次に好きなガンダムF91(フォーミュラー91)であったF91と巨大モビルアーマー「ラフレシア」の一戦じゃ。

出典:サンライズ 松竹 機動戦士ガンダムF91

機動戦士ガンダムF91はガンダムシリーズの劇場公開アニメ映画じゃ。

監督:富野由悠季  製作会社:サンライズ  配給:松竹

公開:1991年3月16日

人類はその大半が地球から月までの軌道に設置されスペースコロニーに移住し地球連邦政府という全地球規模の組織に統治されていたが、腐敗がはびこっていた。

出典:サンライズ 松竹 機動戦士ガンダムF91

「人の上に立つべき者は、人々の規範となるような高貴な精神を持つ者でなければならない」とする思想を掲げ、堕落の温床を排除した能力重視の階級制度によって社会を立て直すため、秘密裏に軍事組織クロスボーン・バンガード が設立された。

出典:サンライズ 松竹 機動戦士ガンダムF91

一族の長、鉄仮面ドレル・ロナに率いられた部隊は、フロンティアサイドのスペースコロニーを急襲した、彼の野望は人類の大部分を抹殺し優良種だけが生き残る世界だったんじゃ。

出典:サンライズ 松竹 機動戦士ガンダムF91

ガンダムシリーズでは異色のストーリーじゃが、ひろしはこれに出るモビルスーツのデザインが好きでのう、旧ドイツ軍を彷彿させる迫力が溜まらないんじゃ。

出典:サンライズ 松竹 機動戦士ガンダムF91

敵役はイケメン揃いでまさに高貴な感じがプンプンしている、クロスボーンとはガイコツの骨をX字に書いた海賊のような旗印

出典:サンライズ 松竹 機動戦士ガンダムF91

これなんかドイツ兵がガスマスクを装備した感じでダークな迫力が表現されてる、他にもドイツ軍のヘルメットをかぶったような頭のモビルスーツもいる。

出典:サンライズ 松竹 機動戦士ガンダムF91

究極のエゴで大量殺人を企て巨大モビルアーマー「ラフレシア」を操る鉄仮面に迫るF91

「バケモノか!」鉄仮面から感嘆の叫びが漏れる。

出典:サンライズ 松竹 機動戦士ガンダムF91

F91はラフレシアに勝てるのか。

いや~ 凄い迫力です、最後は宇宙に放り出されたセシリーを探す場面も良いし、森口博子のテーマソングは最高だし、もっと評価されるべきガンダム映画じゃ。

長くなったけど、敵を過少評価してびっくりした例でした。

ブリュースターF2Aバッファロー戦闘機

今回は第二次大戦直前に登場したアメリカの戦闘機、ブリュースターF2Aバッファローについて語ります。

出典:ウィキペディア F2Aバッファロー

第一印象は、ずんぐりむっくりでカッコ良くない。

見かけで人を判断しません・・って言ってる女子がイケメンの彼氏を連れてると、なんだかな~って思うが、そんな感じじゃ。

ブリュースターF2Aバッファロー戦闘機

アメリカの航空機製造ブリュースターが開発しアメリカ海軍向けの艦上戦闘機がF2Aバッファローじゃ。

初飛行:1937年

エンジン:R-1820-40/42 1,200馬力(890kW)

最高速度:516 km/時

武装:機首、主翼内にブローニングAN/M2 12.7mm機関銃×2

主翼下に100ポンド(約45.4kg)の爆弾を搭載可能

生産数:517機

1941年の時点ですでにF4Fワイルドキャットや敵戦闘機に性能が劣り大きな被害を出して1942年には前線から引き揚げられたんじゃ。

アメリカ軍ではあまり活躍しなかったが、輸出先のフィンランド空軍でソ連の戦闘機相手に活躍した。愛称はバッファロー(Buffalo)だが、これはイギリス空軍が付けた。

出典:ウィキペディア F2Aバッファロー

航空母艦で運用する艦上戦闘機は軽快なイメージが有るが、小太りの面白い形でもしっかり空母に搭載してます。

1935年にアメリカ海軍は艦上戦闘機の近代化を計画し、それまで複葉機だったF3Fの更新を進めた。

それに対して新興メーカーだったブリュースター社の案が最も高性能で採用されたが、メーカーの生産能力が低く遅延していた1941年に太平洋戦争が勃発し、残念な事にグラマン社が提出していたF4Fワイルドキャットに先を越されてしまった。

出典:ウィキペディア F4Fワイルドキャット

太平洋戦争初期には、まさか東洋の小国、日本に高性能な戦闘機などいないと思ってたんじゃろうね。

大戦初期の隼、零戦は手ごわかった

一式戦闘機隼(はやぶさ)は中島飛行機が開発し1941年に採用された陸軍機で、四式戦、疾風(はやて)と共に日本帝国陸軍を代表する戦闘機だった。

出典:ウィキペディア 隼の活躍

最大速度では連合軍の戦闘機に見劣りしていた一式戦だが、機体が軽い、プロペラの直径が比較的小さい(効率は低いが加速に有利)等々の理由で低速域の加速性に優れていた。連合軍は戦訓として(一式戦は240km/hから400km/h程度への加速が速いため)「低速飛行中の一式戦に不用意に接近するのは危険」という認識を持っており、その加速性は2,000馬力級のエンジンを搭載したP-47にも劣らず、低空においてP-47が急加速した一式戦に引き離されたという事例も報告されている。

日本機に後ろを取られたら逃げられない。

零戦は隼なみの運動性と強力な20mm機関銃を装備していた。

出典:ウィキペディア 零戦・隼

欧州から来たばかりのパイロットは、01(ゼロワン。一式戦のこと)やゼロ(ビルマ方面の連合軍は隼を零戦と誤認したているためこのゼロとは零戦ではなく一式戦のこと)との格闘戦を試みるのは死にに行くのと同然だ、という教訓を頭に叩きこまれた。軽量な日本機は軽快な運動性を持ち、米軍と英軍のどの戦闘機と戦っても内側に回り込んでくる。(後略)
ここでの戦闘の戦術はドイツ空軍相手の戦術とまったく別ものだ。日本機は低い高度で非常に運動性が高い。(中略)絶対に低高度での低速格闘戦に誘い込まれてはならない

ブリュースターF2Aバッファロー戦闘機のプラモデル

日本軍相手に苦戦したバッファローじゃが、タミヤのプラモデルが有るので見てみよう。

空母レキシントン搭載機、このカラーは箱絵になってるね。

実機の解説じゃ、ここでも日本機に苦戦と書いてある。

なぜこんなに派手なのかな。

コミックのフェリックスが可愛い、空母サラトガ搭載機。

1/48スケールなので思ったより大きかった。

主翼の形はいたって平凡なデザイン。

主翼のアップ、主脚の格納部が見どころじゃ。

エンジンとキャノピー。上の視界は良さそうだが格闘戦は苦手。

機体のアップ、下にはパイロットもいる、小さく見えても近くで見るとでかいだろうな。

派手なマーキングで敵に発見されやすそう。

組み立て説明書は英文もあり、輸出された様じゃ。

完成写真じゃ、なかなか可愛らしい。

日本機と違って防弾板は外さない。

コクピット、広く快適に見えるが・・

出典:ウィキペディア F2Aバッファロー

墜落したパイロットは海上で救出を待つためにライフジャケットを装備する、アメリカ軍は救助を重視し、パイロットは戦闘に集中できた。

エンジンの取り付け、ミニベビーモーターでプロペラを回転させたいな。

主翼の幅も小さくて、よくこれで飛ぶもんだと感心する。

脚の構造が面白い、可動するように改造したい。

出典:ウィキペディア F2Aバッファロー

NACAでテストに用いられたF2A-3 Bu.No.01516号機

尾翼の取り付け、金魚のヒレの様じゃ。

主翼と胴体を合体、タミヤ製品は隙間が小さい。

プロペラを付けて出来上がり、ユニークな機体を見て楽しもう。

今回は日本機相手に苦戦したF2Aバッファロー戦闘機でした。

↓にほんブログ村参加中、ジジイの励みになりますので、よろしければポチッと押してね。


にほんブログ村