石ノ森章太郎は特撮変身ヒーローの神様
テレビの特撮ヒーロー番組は昔から沢山生まれたけど、それらを多く生み出した漫画家、石ノ森章太郎氏をご存知かな。
出典:石ノ森章太郎
本名は小野寺 章太郎で1938年1月25日に宮城県登米市に生まれた。
1984年までは石森 章太郎の表記を用いたが、この時期には「いしもり」と呼ばれるのが通例だった。出生地の「石森」は「いしのもり」と読む。
ひろしは小学生の頃から石森氏のマンガを知っており「いしもりしょうたろう」が馴染み深い。
昭和30年代から40年代にかけて多様な分野と作風を持ち、中でもSF漫画で他への影響が手塚治虫と並んで大きい漫画家だったんじゃ。
代表作には有名な作品が多数並ぶ
『サイボーグ009』『仮面ライダー』『人造人間キカイダー』『さるとびエッちゃん』『マンガ日本経済入門』『HOTEL』など。
石森章太郎の特撮変身ヒーロー
出典:仮面ライダー 東映 石森プロ 毎日放送
石森章太郎は1971年(昭和46年)より、東映特撮作品『仮面ライダー』の原作とその漫画化を担当したんじゃ。
これは製作会社である東映が企画とキャラクターデザインを提供してそれを基に漫画も執筆したもので、その後も変身ヒーロー番組が多く生み出された。
出典:出典:イナズマン 東映 石森プロ NET
1973年10月~1974年3月まで全25話がTV放送されたイナズマンもそんな変身特撮ヒーローじゃ。イナズマンは超能力を備えたヒーローで帝王バンバの率いる新人類帝国と戦う設定だった。今見ると昭和レトロ満載でコミック調の場面が多い。
ひろしはこの頃、中学生だったが、好きなヒーローは人造人間キカイダーだった。
出典:出典:人造人間キカイダー 東映 石森プロ NET
人造人間キカイダーは1972年7月~1973年5月にNETテレビ系列で全43話が放映された。
「不完全な良心回路を持ち、善と悪の狭間で苦悩する人造人間の戦い」というテーマのシリアスな番組でもあり、人間の二面性、弱さを風刺しとるんじゃ。
特に良かったのはカワサキ製のサイドカーや主題歌、敵役のハカイダーなどで、独特な世界観が忘れられない。
石ノ森章太郎氏は変身特撮ヒーローを多数生み出したが、他のヒーローも紹介しよう。
ちょっとカルトな変身ヒーロー
さてここで今回はひろしが持っている変身ヒロインのフィギュアの紹介です。
知ってる人は少ないんじゃなかろうか。
出典:ザ・カゲスター 東映 NET
凄いビジュアルでしょ、これが変身ヒーローのカゲスターとベルスターじゃ。
ひろしはこれも石ノ森氏の原案だと思っていたが原作は八手三郎氏、脚本は石森史郎氏
ザ・カゲスターは1976年4月~11月までNETテレビ系列で34話が放映された。
東映の版権シールが輝くフィギュアじゃ、決してパチ物(偽物)ではない証拠。
出典:出典:ザ・カゲスター 東映 NET
白蝋魔人の一団に誘拐された風村コンツェルンの令嬢・鈴子とその秘書・姿 影夫は、隙を見てアジトから脱出に成功する。男性の上司が女性という設定が変わってるな。
逃げる途中で2人は誤って崖から転落、ともに高圧電線に触れてしまった。高圧線の鉄塔に落ちて感電したら即死じゃが驚くことが起こった。
電気ショックによって悪を憎む2人の心が影に宿り、カゲスターとベルスターの2人の超人が誕生したんじゃ (そんなアホな・・と思ってはいけない)
出典:ザ・カゲスター 東映 NET
風村コンツェルンの令嬢・鈴子はベルスターになった。
カッコイイとは思えない姿じゃが、忘れられない造形。
大きさは缶コーヒーくらいで小さい、数を集めるには場所をとらずに楽しめる。
おもちゃメーカーのポピー製。
ベルスターのアメリカの星条旗みたいなデザインも凄いが、これもなかなかじゃ。
TVでもマントを綺麗に回すシーンが多い。
昭和ヒロインも魅力的だった。
今のヒロインみたいに洗練されていないが、アクションシーンも楽しくて虜になったもんじゃ。
テニス服みたいなコスチューム、あまり費用がかかっていない感じ。
靴底にはベルスター JAPANの文字がある、日本製フィギュアは中国製より割高じゃ。
出典:出典:ザ・カゲスター 東映 NET
敵の姿も相当エグイ、これなんか豹をかぶってるだけじゃん。
出典:出典:ザ・カゲスター 東映 NET
ショッカーみたいな集団も怪しい人にしか見えない。
ヒロインのフィギュアは男物より割高じゃ、数が少ない希少性なのかわからない。
出典:出典:ザ・カゲスター 東映 NET
乗り物も独特のスタイル、仮面ライダーもぶっ飛ぶデザインじゃ。
出典:出典:ザ・カゲスター 東映 NET
今回は異色のヒーロー カゲスターの相方、ベルスターのフィギュアを紹介しました。
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価格:5,940円 |