流星、海軍艦上爆撃機 綺麗な逆ガル翼にうっとり
2個入ったプラモデルがあったよね
今回は少し変わったプラモデルじゃ、なんと1箱に2個入ってる、なんとも得をしたような気がしたもんじゃ。
日本海軍艦上爆撃機 流星と、同じく日本海軍艦上爆撃機99艦爆の2機が入ってる。
今回は流星について調べた。
艦上攻撃機「流星」は、太平洋戦争末期に登場した日本海軍の艦上爆撃機なんじゃ。設計・開発は愛知航空機。略符号はB7A。連合国によるコードネームはGrace。
流星は欲張った仕様で開発された、つまり急降下爆撃、水平爆撃、魚雷による雷撃が出来る機体なんじゃ。
そのために今までの常識を破ったスタイルになってる、単発レシプロ、2人乗りで全金属製のモノコックボディ(骨組みにアルミ板を貼るんじゃなくで乗用車みたいに機体そのものに強度を持たせた、結果、軽く作れる)
主翼はなんと中翼の逆ガルじゃ、こんな翼はドイツならユンカース、スツーカやアメリカのコルセアがある。
出典:ウィキペディア ユンカース スツーカ
逆ガル翼の筆頭はこれでしょ、ドイツ電撃作戦の立役者、急降下爆撃機のユンカース・スツーカ
出典:ウィキペディア F4U コルセア
アメリカならこれだね、逆ガル翼で有名なチャンスボート F4U コルセア
流星がなんでこんな形にしたのかは、高速能力を得るために空気抵抗となる爆弾を胴体内に搭載するためじゃ、ただし航空魚雷は爆弾倉外の胴体下面に懸吊する。
出典:ウィキペディア 流星
横から見ると分かるが、爆弾を収めるスペースの確保で主翼は胴体の中央についてる(中翼)、この位置で真っすぐな主翼だと脚が異常に長くなり強度も不足する、だから一旦下に下げてから上に上がる逆ガル翼にしたんじゃ。
流星のスペック
用途:攻撃機
分類:艦上攻撃機 航空母艦に載せるんじゃ
設計者:尾崎紀男
製造者:愛知航空機
生産開始:1941年
生産数:114機 たった114機とは絶滅危惧種なみじゃな。
出典:ウィキペディア 流星
なかなかカッコイイ姿、空母に沢山積めるように主翼を折りたためる。
発動機:ハ43(離昇出力2,200馬力) 試製流星改一の場合
最高速度:567 km/h(高度6,000 m)試製流星改一の場合
武装:翼内20mm機銃、2挺 後上方13mm旋回機銃1挺
爆装:胴体500~800kg爆弾1発、または250kg爆弾2発
雷装:850~1,060kg 魚雷1本
ここで流星の速さを比べるために九七式艦上攻撃機を引き合いに出そう。
出典:ウィキペディア 九七式艦上攻撃機
中島製の九七式艦上攻撃機は真珠湾攻撃で143機が出撃(内800キロ爆弾1発、または250キロ爆弾2発、または250キロ爆弾1発と60キロ爆弾6発を装備した水平爆撃隊103機、九一式航空魚雷改を搭載した雷撃隊40機)し、雷撃隊はアメリカ海軍太平洋艦隊の戦艦4隻を含む6隻の艦艇を雷撃、魚雷36発を命中させる大活躍をした。
発動機:中島「栄」一一型 空冷複列星型14気筒 出力970馬力(公称)×1
最大速度:377.8km/h(高度3,600m)スピードが遅くてこれからはカモになるのが目に見えてる、だから流星の最高速度567 km/hは魅力だった。
流星は他の単発艦攻や艦爆と比較して傑出した性能をもっていたが、残念ながら本機が完成した終戦間際には新造航空母艦を本土決戦に向けて温存したため艦上機としての活躍は無かった。
流星のプラモデル
改良型の流星(改)のプラモデルで九十九艦爆との2機入り。
メーカーはLSじゃ、面白い凝ったプラモデルを出したメーカーでひろしもお世話になった。
小さなキットでボールペンを傍に置くとこんな感じ。
当時の定価は100円だった、こずかいが少ない子供の味方だったんじゃ。
アップすると逆ガル翼がわかる、たしかに流星じゃ。
組立説明は上蓋の裏に書いてある。
大馬力なのでプロペラは4枚になって力強さを感じるね。
塗装すれば、ぐんと良くなる、これを沢山作って同じスケールの空母に並べたい。
今回は期待されたが終戦前で活躍の機会が無かった、流星でした。
流星の綺麗な機体をプラモで眺めよう。
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