光るプラモデル 無敵超人ザンボット3
日本サンライズのロボットアニメ
日本サンライズというアニメ制作会社が有る。
1972年経営難になった虫プロダクションから独立したしたスタッフが有限会社サンライズスタジオを立ち上げた。資金難から虫プロ時代に音響担当だった東北新社に出資を仰いだ。虫プロ時代の反省からクリエーターは経営陣に入らない事や制作進行管理業務以外の実制作作業は外注スタッフがほぼ全てを担うという風土を継続して1973年:ゼロテスター
出典:東北新社 ゼロテスター
1975年:勇者ライディーンなどを製作した。
出典:東北新社 勇者ライディーン
サンライズでヒット作を手掛けた富野由悠季・高橋良輔などの監督や塩山紀生・安彦良和・木村貴宏などの著名アニメーターも外注スタッフの位置付けでクリエイターは携わっても作品単位での企画・制作までにとどまっている。
出典:日本サンライズ 機動戦士ガンダム
1976年東北新社傘下から離脱。株式会社日本サンライズとなり、1979年に機動戦士ガンダムを生み出しリアルロボットブームを作ったんじゃ。
無敵超人ザンボット3
無敵超人ザンボット3は1977年10月~1978年3月まで全23話がTV放映された。
ストーリーを簡単に解説すると
神勝平という少年が駿河湾の港町に住んでいた、ある日、勝平はライバルの香月真吾とケンカ中に謎の巨大な怪物に襲われる。
それは謎の宇宙人ガイゾックのロボット兵器メカ・ブーストだった。
実は勝平と家族たち(神ファミリー)は過去に母星のピアルをガイゾックに滅ぼされて地球に移住したピアル星人の子孫だと分かる。
出典:日本サンライズ ザンボット3
ガイゾックはついに地球侵略をはじめたのだ、神ファミリーは先祖が遺した3つの基地が1つに集結する宇宙船「キング・ビアル」と、それぞれの基地に積まれていた3つのメカが1つになって完成する巨大ロボット、ザンボット3で立ち向かう。
ひろしはストーリーまでは詳しく知らなくて痛快ロボットアニメかと思ったら結構ハードな内容じゃった。
地球人の為にガイゾックと戦うのに町が破壊されるのは神ファミリーがいるからだと誤解を受け非難されたり、もっとひどいのは主要キャラクターが特攻で死んじゃう描写があるんじゃ。
出典:日本サンライズ ザンボット3
これは総監督の富野喜幸(現・富野由悠季)によって「周囲に被害を与えてしまう主人公」「市民に迫害される主人公」「善悪逆転の構図」などの要素が追加されたり、伝説巨人イデオンでもあったように主要キャラクターがあっさり死んでしまう「皆殺しの富野」の原点になった。
富野さんはキツイのう、ハードな内容は良いが何人も死んじゃうのは悲しい、アニメはトラウマにならないハッピーエンドにしてほしいと私は思うのじゃ。
アオシマのプラモデル 光るザンボット3
アオシマが作った「光る」シリーズとして。
ザンボット3は今まで無かった日本の甲冑をデザインに取り入れ、武器もピストル形式や和風感覚の槍など結構カッコ良い。
全体のイメージはガンダムっぽくていかにもサンライズのアニメって感じがする。
箱の中はカラフルでゴージャスじゃ、
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光る基盤がついてる、これで大ヒットを狙ったんじゃのう。
ガンダムプラモみたいにパーツを色分けして、素組みでも楽しめるようになってる。
手足のパーツじゃ。
ドイツ軍の自動小銃シュマイザーに似た武器があるのが面白い。
ワンポイントになる黄色の部品、武器も有る。
組
組み立て説明書
子供相手の注意書きもしっかりあります。
ザンボマグナムというのがドイツの自動小銃に似てる。
足の組み立て、ヒーローはカッコ良くなければ・・と言うわけで足が長い。
脚への武器取り付けと腕の組み立て。
そろそろ電気関係が出てくる
光るための基盤取り付け、トランジスタの足を傷めないように注意する事。
スイッチを付けて完了
出典:日本サンライズ ザンボット3
額の三日月から打ち出されるムーンアタック、これカッコイイんじゃ。
胴体を合わせて
武器を各所に付けて
完成じゃ、ロボットはこうでなくちゃ。
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アオシマの他の製品のパンフレットが入ってる、イデオンもあるのう。
結構な数を出してる、がんばって作ったのう。
こちらはロボットアニメのオールスターじゃ。
残念ながらガンダムはバンダイが出してる。
右下が光るシリーズ 3種類あったんじゃ。
箱には内部構造も書いてある、大サービスじゃ。
光る基盤の写真もある、ナショナルの乾電池も古いデザインじゃ。
今回は光る無敵超人ザンボット3でした。
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