旧ドイツ空軍は空飛ぶエンピツを持っていた。

旧ドイツ空軍といえば・・

第二次大戦の戦記や、プラモデル好きはドイツ軍のファンが多い。

そんなドイツ空軍で有名な航空機メーカーといえば・・

メッサーシュミットや・・

フォッケウルフが有名なのはご存知でしょう。

しか~し、ドイツのメーカーはそれだけではありません。

伝統の航空機メーカー ドルニエ

他にもドルニエってメーカーが有りました。 あまり聞いたことが無い名前なので調べると・・

ドルニエ社(ドルニエ航空機製造 Dornier Flugzeugwerke)は1914年にドイツのフリードリヒスハーフェンにおいて設立された航空機製造会社。

クラウディウス・ドルニエという人が創始者で民間・軍用双方の分野において航空機を製造していたんじゃ。

出典:ウィキペディア ドルニエ DoX 旅客飛行艇

ひろしも聞いたことはあるが、古めかしい飛行艇を作ったイメージが有るんじゃ。

上の写真は1929年に初飛行したドルニエ DoX 旅客飛行艇、150名の乗客を乗せて巡航速度190km/hで航続距離は2,800kmだった。

宮崎アニメに出て来そうな古めかしい機体じゃな。

エンジンは600馬力を12個も取り付けてるのが凄い。この機体はそれまで飛行船で太平洋航路を渡っていたのに代わる大型の航空機で3機製造された。

出典:ウィキペディア 八七重爆撃機

ドルニエ社は日本陸軍の爆撃機を設計し、川崎航空機(現川崎重工)で製造したこともあった、それが上の写真の八七重爆撃機で1926年の事だった。

古い伝統のある会社なのは分かったが古すぎてピンとこない、もう少し新しい機体を探すと・・

出典:ウィキペディア ドルニエ Do217

1938年に初飛行したドルニエDo217があった。これはドイツ空軍が重爆撃機や夜間戦闘機、偵察機として使った双発機じゃ。派生型のE-1タイプ爆撃機のスペックはBMW空冷14気筒1,580馬力のエンジンを2基装備し速度515Km/h、爆弾は2t搭載可能だった。

ドルニエの秘密兵器Do335登場

なんか地味な機体ばかりのドルニエじゃが、ここでイメージ挽回をしましょう。

まず平面図をご覧ください。

出典:ウィキペディア ドルニエ Do335

なんか変わった機体でしょ、エンジンが機体の前後に付いてます、尾翼も潜水艦みたいに十字になってるし

出典:ウィキペディア ドルニエ Do335 プファイル

実機はこれ、これこそドイツ空軍好きが泣いて喜ぶドルニエ Do335 プファイルなのです。

ドイツ軍の要求仕様は制空権のない状況下で高速侵入し爆撃できる双発機で開発が始まった。

初飛行は1943年で戦闘爆撃機なんじゃ、こいつはかなり独創的な事をやってる、2基のエンジンをコクピットの前後に配置したんじゃ。尾翼も十字になっておりこれからプファイル(矢)の愛称がある。

このエンジン配置のメリットは並列に並べるより空気抵抗が大幅に減り高速を狙える事や運動性が良くなること。

確かにDo335 はレシプロエンジン機としては最速といえる最高速度 約770km/hを出せた。

・エンジン:ダイムラー・ベンツDB 603A 液冷倒立V型12気筒 × 2 1750馬力

・最高速度:763 km/h (6,400m)、実用上昇限度:11,400 m

・武装:30mmMK 103 機関砲 × 1、20mmMG 151 機関砲 × 2、爆弾1t

・乗員:1名

機体の安定性も良くエンジンが2基止まっても安定した滑空ができたらしい。

その他パイロットが脱出するときは、尾翼やプロペラに巻き込まれないように爆砕した。

しかし、時は第二次世界大戦も終末の時期で飛行だけして終わったんじゃ、惜しい事よのう。

ドルニエ Do17Zのプラモデルを見よう

さて、最近ドルニエDo17Zのプラモデルを買ったので紹介しましょう。

アメリカ、モノグラム製の古い物です。

外国製のキットはめったに買う事が無いけど、レトロな箱絵や独特のプラの色が気に入りたまに買ってます。

まずモノグラム社の説明です。

モノグラム社は、1945年創業の古い歴史を持つ模型メーカー、コメット社の従業員であったJack BesserとBob Rederによって設立された。初めは飛行可能な模型飛行機を生産していたが1950年代からプラモデルを始めた。

品質は高くスケールモデルのトップメーカーになったが1970年代に玩具メーカーのマテル社に買収されている。

その後も1986年に同じアメリカのレベル社と合併しレベルモノグラムとなったんじゃが、現在はHobbico Inc.によって買収され、現在では社名もRevell Inc.となった。

アメリカの模型趣味は歴史が古く大人の趣味って感じがあった、日本も情景ジオラマなどを楽しむ人が増えたね。

これはモノグラム製 1/72スケールのドルニエDo17Zのプラモデルじゃ。

アメリカ製だけあって箱はどこも英文だらけ、おしゃれな感じがプンプンしてる。

水色を基本にした箱の印刷も綺麗じゃ。

中味のプラスチックの色が日本製では見かけない感じで、外国製キットを買う楽しみの一つじゃ。

ドルニエDo17はドイツの軽爆撃機、夜間戦闘機、偵察機として活躍した航空機じゃ。

初飛行は1934年、高速で敵戦闘機を振り切ることを主眼とし、空力を重視したデザインがされ胴体の横断面が小さく細くほっそりとして「空飛ぶエンピツ」のあだ名は有名。

しかし平面で見ると細い感じは無い、意外だったな。

この模型はZ型じゃ。

エンジンはブラモ323A-1900馬力を2基搭載したが後に1000馬力に換装している。

爆弾搭載量は1t

乗員は4名、最高速は427km/h、航続距離は1,160km、実用上昇限度 8,200m

武装は7.92mmMG 15 機関銃最大6丁

低速性能は優秀で頑丈だったので重宝されたが、肝心の高速性能は敵機を振り切るほどでは無かった・・残念

ドイツ軍のマークが勇ましい。ナチスのハーケンクロイツ(カギ十字)も付属している。

機首の風防は角ばった形状だが、後には丸くなった型もあった。

透明パーツを見ると嬉しくなるのだが、なぜかな? 精密感が良い感じだからかな。

組立説明書も英語だけです、英語の勉強にはもってこい。

パーツ構成はシンプルで絵も分かり易い。

ムダなくそつなく出来ている感じ、おもちゃ的な可動ギミックは無い。

胴体が細いな、空飛ぶエンピツは伊達じゃない。

高速狙いで細くしたらしいけど、思ったほど速くなかった。

垂直尾翼は2枚、ボーイングB24爆撃機など、たまにこんなのがある。

上から見た感じは翼の幅が広く側面とまったく違う印象になる。

側面の細い印象しか無かったので意外だった。

完成写真、下部から見るとこんな感じ、う~~ん初めて見た、こんな感じなんだ。

機体そのものは旧く、イギリスを爆撃したバトル・オブ・ブリテンの頃には旧式になってた。

脚の構造も古めかしい感じがするな。

エンジン本体の構造は再現していない、プロペラ軸の裏を溶かして抜け止めが面白い。

簡単に組めるけど、上級者には修正が多そう。

双発機は勇ましくて好きなんじゃ、飾っても絵になる。

機首が角ばってるのが分かるね、ドイツってこんな感じが多い。

4名搭乗する。胴体を細くしたので爆弾搭載などで改良できる余裕が無く、進化しなかった。

昔の生物的で合理的でない感じがするな~ 日本の双発機はスタイルが良かったしな。

機銃をあちこちに撃てるけど、なかなか当たらないみたい。

箱に1968年って書いてあったから昭和43年ころのキットなのかな、古いよね。

飾り台に置いて完成、大活躍は無かったけど地味な機体じっくり眺めるのも楽しいもんです。

今回はドイツ空軍のマイナーな機体、ドルニエ Do17Zでした。

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