ドイツ空軍のエース メッサーシュミットMe109と零戦はどちらが強い?
第二次世界大戦で各国を代表する戦闘機は何か知ってる?
日本なら零戦(正しくはレイセンらしい)でしょう、これは多くの方が知ってるよね。
ではドイツの主力戦闘機は何でしょうか? それはメッサーシュミットMe109(Bf109)です。
零戦とメッサーシュミットMe109を比べると
零戦とメッサーシュミットMe109は同盟国の戦闘機なので戦う事は有りませんが、どちら強いのかマニアには気になるよね。
零戦は艦上戦闘機と言い海軍が空母での運用を考えた戦闘機です、海上の長大な距離を飛び敵の基地や艦船を攻撃して戻ってきます。
空戦は巴戦という相手の後ろに反転してくらいついて撃墜します(レスリング的)
一方、メッサーシュミットMe109はヨーロッパの陸上で攻め込んでくる連合国機を迎撃するため航続距離は短いんじゃ。
ドイツがイギリスに攻め込んだバトルオブブリテンではイギリス上空での戦闘が15分しかできず、敗北してしまった。
ちなみに戦闘機がおなかに付けているのは爆弾じゃなくて燃料タンクです、戦闘を始める前は外して捨てます。
空戦のやり方も巴戦ではなく一撃離脱という優位な位置から高速で接近し銃弾を浴びせて離脱する戦法でした(こちらが近代的)
両機のデータを比較
■零戦21型(1940年) 全長9m 全幅 12m 重量2.4t 空冷940馬力 速度530km/h 航続距離3,500Km 武装20mm×2、7.7×2機関銃機関銃
■メッサーシュミットMe109E(1937年) 全長8.7m 全幅 9.8m 重量2.7t 油冷1,200馬力 速度580km/h 航続距離1,090Km 武装20mm×1、7.92mm×2機関銃
零戦の方が全幅が長く軽い⇒巴戦に有利 20mm機関砲が多く攻撃力が強い、ただし弾数は少ない、航続距離は長い。
メッサーシュミットMe109Eは速度が速く一撃離脱しやすい、航続距離は短い、スマートなのは油冷エンジンの為。
ちなみに日本陸軍の飛燕はドイツの油冷エンジンをライセンス生産した飛燕を作りましたが工作技術が低いためトラブルが多く空冷エンジンに変えました(五式戦になった)
油冷エンジンのトラブルの多さから空冷エンジンに変えた五式戦は飛燕ほど有名ではないが予想外の強さを発揮したんじゃ、これに乗っていれば負ける気がしなかったという猛者もいるらしい。
機体強度があって空冷エンジンに変えたので信頼性が上がったためか?
どちらが強いか 結論は・・
結論として運用方法が違うので比較できません。
但しメッサーシュミットは度重なる改良で性能を大幅に向上させましたが、零戦は改良がうまく進まず弱体化していきました。
メッサーシュミットMe109のプラモデル
今回のメッサーシュミットMe109はフジミ模型製です。
飛行機はタミヤやハセガワが多いのですがフジミも魅力的な製品を出していました。
組み立て説明書の内容が盛りだくさんで気合を入れて作ってます。
そして凄いのがデカールです、いろんな所属部隊が有ります、目がくらみそうじゃ。
これは古いプラモなので右上にナチスのカギ十字(ハーケンクロイツ)が有りますが、ヨーロッパではナチスがいまだに問題視され消されています。
初版の箱絵にハーケンクロイツが書いてあったのに再版では消されてるよ。
今回は零戦とメッサーシュミットを比べてみました。
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