E-2Cホークアイ
アメリカ海軍空中早期警戒機グラマンE-2Cホークアイ
ホークアイと言うカッコイイ名前を持つ軍用機が有る。
出典:ウィキペディア 葛飾北斎『肉質画帖 鷹』 長野県小布施町 北斎館所蔵
それはアメリカ海軍がグラマン社で製造させた早期警戒機E-2Cホークアイの事じゃ。
出典:ウィキペディア E-2Bホークアイ
これは主に航空母艦や地上基地で運用してるんだが何につかっているのでしょうか?
背中に大きな中華テーブルみたいなのを載せてるが、決して餃子や天津飯を載せはしない(笑)
これはレーダーなんじゃ! 鷹が獲物を狙い狩りをするために優れた視力を持ってるのにあやかりホークアイとつけたんじゃ。
出典:ウィキペディア E-2ホークアイの内部
アメリカ海軍が艦上機として運用するために開発した早期警戒機で日本をはじめとして多数の国に輸出されている。
出典:ウィキペディア E-2Cホークアイ 航空自衛隊(10万時間無事故達成を記念した記念塗装)
機体背面に大型の円盤型レドーム(レーダーを収める容器)を有し、強力なレーダー・電子機器により、対空警戒・監視を行なうんじゃ。乗員はパイロット2名のほか、3名のレーダー手が乗り込んでいる。
軍事衝突があった場合、敵の動向を把握した方が勝利する、非常に重要な任務をもってるんじゃ。
地上や艦載のレーダーもあるが水平線の向こうは陰になるのに比べて低空飛行の目標について遠距離から発見することが出来る。
出典:毎日新聞
1976年、ミグ-25が函館空港に強硬行着陸した時に自衛隊は低空飛行をされて見失った苦い経験が有り、その教訓が生かされているんじゃ、1979年度よりE-2Cの調達を開始した。
他にも敵地に侵攻する場合など、地上のレーダーが無い場所に移動し、それを補うことができる。
出典:ウィキペディア E-2Aホークアイ
E-2A(最初の名前はW2F-1)の初飛行は1960年に行われ1965年には空母に搭載されてベトナム戦争で実戦に参加した。
1971年からはエンジンが強化され、陸上低空目標捜索能力が優れたAPS-120を搭載したC型が生産されている。
フジミ製プラモデル E-2Cホークアイ
ここからホークアイのプラモデルの紹介じゃ。
ユニークな形をしているのでプラモデルなら立体的によく分かるんじゃ。
これがフジミ製1/72スケールのE-2Cホークアイ。
航空母艦で運用されるのでバックが海上の綺麗な箱絵になっている、レドームをゆっくり回転させながら飛ぶんじゃ。
箱を開けるといきなり大きな円盤に驚く、機体に比べてデカイなあ。
よくこんなのを載せて飛ぶよ、まあジャンボジェットにスペースシャトルを載せるほど驚かないけどね。
機首は丸くてムーミンみたいに可愛い。
C型になってALR-59PDS(パッシブ探知装置)を装備したことにより形状が変化していてA/B型との相違点のひとつなんじゃ。
翼を背負うように機体に取り付けてる。
航空母艦内では翼を後部に折りたためる、尾翼は全高を押さえる代わりに4枚になっているんじゃ。
艦載の早期警戒機なので加速力と電子装備への電源供給能力が必要でエンジンはC-130やP-3などの大型機に採用されるターボプロップエンジンのアリソン T56を2基搭載する。
速度は出るがレドームが重かったり、垂直尾翼の動翼が左右非対称で横安定性が悪く操縦は難しいらしい。
アメリカのマークは派手でカッコ良い。
航空自衛隊が無いなあ。
組み立て説明書を見よう。
操縦士2名が乗ってます。
4枚プロペラは後の改修で細長い8枚ブレード(ハミルトン・サンドストランド製)に変更された。
戦闘機と違って妙な存在感が有るんじゃ。
お約束のレドームを載せて完成。
出典:ウィキペディア E-2Cホークアイ
こんな感じにジオラマを作ったら楽しそうじゃ。
メカっぽくて結構カッコイイな。
ガンダムのモビルスーツもレドーム装備タイプが有れば良いのに・・と思ったがレーダーが効かないミノフスキー粒子の存在が有ってのモビルスーツ出現なのでムリか(笑)
円盤がデカイな~、重量もあって飛行性に悪影響は避けられない。
箱の横にはシリーズで出した機種の絵がある。
これはアメリカのスカイレーダー
ドイツのメッサーシュミットBf110C
ドイツのメッサーシュミットBf110D
フジミはヘリコプターなど珍しい機種が多くて面白いメーカーだった。
側面の絵も塗装の参考に出来る。
今回は個性派のアメリカ海軍空中早期警戒機E-2Cホークアイ でした。
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