日産フェアレディ240ZG
スポーツカーの代名詞フェアレディ
車好きなら日産フェアレディZを知ってるよね、ご存知日本のスポーツカーの代名詞じゃ。
今回はひろしが持ってるタミヤ製フェアレディ240ZGの紹介じゃが、その前に実車をしらべると・・
出典:ウィキペディア
なんとまあ古くて可愛い車じゃが、これが元祖のフェアレディじゃ。
1960年1月 にフェアレデー1200(SPL212型)が発表された。
車名はミュージカルの「マイ・フェア・レディ」に由来するのは有名な話じゃ。
型式SPLのSはスポーツ、Pはパワーアップ版、Lは左ハンドルを意味する。
ほとんどが北米への輸出で日産ではなくダットサンと呼ばれてる。
エンジンはOHV1189ccで48馬力という現代から見ると可愛いスペックじゃった。
公道で実車を見る事はまず無いだろうね、博物館級の希少さだよ。
出典:ウィキペディア
2代目はこのS310形(写真はSR311形)じゃ、これになると旧車のイベントなどで時々見かける。
1967年3月 、フェアレディ1600に追加されたのがフェアレディ2000(SR311型)じゃ
これはかなり高性能で ソレックスキャブレター2基を備えた新設計の直列4気筒SOHC1,982cc、U20型エンジン(145馬力/6,000rpm)と、ポルシェタイプシンクロを持った5速トランスミッションを搭載していた。
最高速度は205km/hで、国産初の200km/hオーバーカーとなった。
高性能はレースでも実証され1967年5月の「’68日本グランプリ」GTクラスで1から3位を飾っている。
フェアレディZの登場
出典:ウィキペディア 初代フェアレディZ S30型
そして1969年(昭和44年)に初代フェアレディZが登場したんじゃ、Zとは未知への可能性と夢をイメージして付けられた。
多くが輸出されるが海外ではフェアレディではなく「DATSUN」または「NISSAN」と社名を付して呼称される。
現行モデルは北米市場を含め日本国外では「NISSAN 370Z」として販売され、アメリカでの愛称は「Z-car(ズィーカー)」などと呼ばれるんじゃ。
出典:ウィキペディア Datsun 260Z 2/2(北米仕様)
初代のエンジンは2000cc直列6気筒のL20型を始め2.4L、2.6L、2.8Lの種類がある、変わり種は国内向けにスカイラインGT-RのS20型を積んだフェアレディZ432もあったが台数は少ない。
最高速度は180 ~210km/hだった。
フェアレディZの魅力はヨーロッパ製の高級GTに匹敵するスペックと魅力あるスタイルを兼ね備えながら、格段に廉価であったことで、北米市場を中心に大ヒットした。
「プアマンズ ポルシェ」という言葉があった、お金が沢山出せない人が買う車という意味で、あまり良い印象は無いがZはZとしての魅力を積み上げてきたんじゃ。
また日産(DATSUN)のイメージリーダーカーとして世界総販売台数55万台(うち日本国内販売8万台)という、当時のスポーツカーとしては空前の記録を樹立した功績は大きい。
出典:楠みちはる 湾岸ミッドナイト
若い人には楠みちはる氏原作のコミック『湾岸ミッドナイト』で主人公・朝倉アキオが運転する「悪魔のZ」と言った方が分かり易いかもしれないね。
究極のフェアレディ240Z-G
1971年に輸出専用であったL24型エンジンを搭載した「フェアレディ240Z」「フェアレディ240Z-L」「フェアレディ240Z-G」を日本国内でも追加発売した。
出典:ウィキペディア フェアレディ240Z-G
240Z-Gには「グランドノーズ」(後年の通称“Gノーズ”:ただしカタログでは“エアロダイナ・ノーズ”)と呼ばれるFRP製のフロントバンパー一体型のエアロパーツとオーバーフェンダーが装着された。
タミヤのプラモデル フェアレディ240Z-G
いよいよタミヤ模型の1/12スケール、フェアレディ240Z-Gの紹介じゃ。
昔に模型屋に行くと高額で大きな箱のプラモデルは棚の最上段に飾ってあり、簡単に開けて中身を見ることが出来ない威厳があったのじゃ。
例えばサンダーバード秘密基地やニチモの1/200スケール大和などだがタミヤで言えば1/16スケールのタイガーⅠ重戦車や、1/12スケールフェアレディ240Z-Gが該当するんじゃ。
大きさを缶コーヒーと比べるとこんなに大きい、存在感は圧倒的じゃ。
お金持ちのお宅のお子様しか買えず、見てるだけで済ました子供も多いはず。
箱を開けると高いだけのことはあると納得する、レストランのメニューで言えば「大名御膳」と言えそうな豪華さがある(笑)
ひろしが子供の頃、中空の大きなタイヤには実車みたいに空気を入れるのかと思った(笑)
タミヤの1/12スケールシリーズはこんなにあるのじゃ。
F-1が多いなあ、タミヤのこだわりが分かる。
ボディが大きい、実車のようじゃ。
これも缶コーヒーと比べます、ひろしは缶コーヒーが好きなのでイメージがわきやすいのじゃ。
後ろ姿もカッコイイねえ。
後部をスパッと切り落とした昔の空力デザインは「コーダトロンカ」って呼ばれた記憶がある。
1/12 ビッグスケールシリーズ No.51 フェアレディ 240ZG ストリートカスタム 12051 タミヤ 価格:53,460円 |
透明パーツも大きい、接着剤で汚さないように気をつかう。
ボンネットとライト廻り。
裏にはオーバーフェンダーがある、太いタイヤが車体からはみ出ない様に付けてスポーツタイプの証明だった。
シート類はバケットタイプだった。
みんなのフェアレディZ 昭和44年~52年フェアレディZ (SAN-EI MOOK G-WORKSアーカイブ 2) 価格:1,080円 |
メッキがまぶしいホイールキャップ類、ディスクブレーキのローターもあるね。
コクピット類、昔はスポーツタイプは内装が黒で、メーターが多い方がカッコ良かった。
エンジンも詳しく再現されてる。
足廻りのパーツがぎっしりある。
内装関係を丁寧に再現している。
なぜかゼッケンシールが入ってる、サーキットを走るイメージの時に使うのかな。
組み立て説明書が薄い雑誌くらいのボリュームがある。
完成写真、組み立てに結構時間が必要じゃ。
タミヤらしく実車の解説が読みごたえたっぷりじゃ。
フェアレディの歴史がよく分かる。
ラリーで活躍した写真もある、ちなみにタミヤはラリー仕様のZも販売してました。
出典:ウィキペディア フェアレディ240Z サファリラリー出場車
サファリラリーの活躍も有名じゃ。
実車の構造が良く分かる、ディスクブレーキを再現。
エンジンもこだわって作ります、博物館に置いても良いくらい。
プラグコードを付けたら本物感が数段アップする。
シートとダッシュボード、実車でドライブしたいもんじゃ。
車体を裏から見た構造がよくわかる、めったに見られない箇所。
ラジエター、ドライブシャフト、マフラーの構造がよくわかる。
車体に内装をつけて。
ライトカバー、Gノーズなど240ZGの特徴的な場所。
オーバーフェンダーはリベット止めだった、スパルタンでカッコ良かったなあ。
Gノーズだけ付けてオーバーフェンダーの無い仕様をかってに作る人もいた。
ボディが出来上がりシャーシと合わせて完成。
パーツリストで部品点数が多いのがわかる、途中で組み立てをやめた人もいそうじゃ。
塗装を綺麗に仕上げるのは難しい。垂れてやり直した経験があるよね。
箱に描いてある側面図、ロングノーズは高出力の象徴だった。
イメージカラーはマルーンという小豆色じゃ。
今回はタミヤの大きなフェアレディ240Z-Gでした。
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