エレファント重駆逐戦車の始まりは、やっちまったな~!だった。

エレファント重駆逐戦車の始まりは、やっちまったな~!だった。

エレファント重駆逐戦車

今回はエレファント重駆駆逐戦車のプラモデルを紹介するので実車について調べてみた。

出典:ウィキペディア

エレファント重駆逐戦車、制式番号:Sd.Kfz.184は、第二次世界大戦に登場したドイツの駆逐戦車じゃ。

駆逐戦車と言うのは敵の戦車を駆逐するための戦車で強力な主砲と、防御のために分厚い装甲が施して有り回転式の砲塔を持たないものが多い。

出典:ウィキペディア ヤクトパンサー駆逐戦車

同じドイツにはエレファントよりずいぶんスマートなヤクトパンサーという強力な駆逐戦車もあった。

エレファントが生まれた経緯はちょっとワケ有りで、タイガーⅠ重戦車の開発までさかのぼる事になる。

1942年10月、ポルシェヘンシェルの2社でティーガーⅠ重戦車の試作車競争試験が行われ、結果としてヘンシェル社のVK4501(H)が採用されて・・

出典:ウィキペディア タイガーⅠ重戦車

フェルディナント・ポルシェが設計したVK4501(P)は不採用になった。

出典:ウィキペディア タイガーⅠ案で不採用になったポルシェVK4501(P)

タイガーⅠ重戦車の試作として出されたポルシェ案はボツになったが、ヒトラーはポルシェがお気に入りで、すでに90輌分の車台の生産許可を下しておりクルップ社が100輌分の装甲板を納入済みだったんじゃ。

つまり・・

出典:クールポコ

不採用によって浮いたこの車台が無駄になることを避けるためにエレファント(当初はポルシェ博士の名を付けたフェルディナントだった)が開発されたんじゃ。

そう言われればデザインが取ってつけたというか、やっつけで作った感じがしないでもない(笑)

エレファント

全長 8.14 m  車体長 6.8 m

全幅 3.38 m  全高 2.97 m

重量 65 t  速度 30km/h(整地) 15 km/h(不整地)  行動距離 150Km

主砲 71口径8.8 cm Pak 43/2 L/71(50発)

副武装 7.92 mm MG34機関銃

装甲 戦闘室前面 200mm 主砲防盾基部 100mm

戦闘室側/後面・車体前端下/側/後面 85mm

戦闘室上面 38mm 車体上/底面 30-20mm

ここまではドイツ戦車なら納得の内容じゃが、この戦車は変わったところがあったんじゃ。

出典:日産自動車 ノート e-power

それは駆動方式について国産車で販売好調の日産ノートE-powerと原理が似たものを採用していた。

つまりエンジンで発電しモーターを回しそれを動力として進むメカを持っていた。

エンジン 4ストロークV型12気筒液冷ガソリン×2基

ジーメンス・シュッケルト aGV発電機 1基

ジーメンス・シュッケルト 495a 交流電動機×2基

530 馬力(エンジン)

500 VA(発電機)/230 kW (312.7 馬力)(電動機) ×2基

乗員 6名(車長、射手、操縦手、通信手、装填手 ×2)

長所

①モーターが動力なら50tを超える重量に耐えるトランスミッションを作らなくても無段階変速が出来る(ギアチェンジ不要)

短所

①ガソリンエンジンで直接駆動する場合よりエネルギー効率が低下し急斜面での登坂力が不足する。

②左右動輪を別々のモーターで駆動するので当時の技術では2つのモーターを同調させることが難しかったため、まっすぐ進むのが苦手(笑)

③モーターに銅を多く使う(資源が無いドイツには厳しい)。

④防磁されていない大型モーターの為に無線に雑音が入る。

エレファント重駆逐戦車は活躍したのか?

ソ連侵攻のツィタデレ(城塞)作戦直前の1943年7月4日には89輌のフェルディナントが連隊に存在した。

ツィタデレ(城塞)作戦は別名クルスク戦車戦とも呼ばれ1943年にソ連のクルスク周辺でドイツ側約2,800輌、ソ連側約3,000輌の合計約6,000輌が戦った史上最大の戦車戦なんじゃ(最近の研究では異論もあるが・・)

エレファントはそこに投入され、敵の激しい砲撃で機関室通気用グリルに重砲弾が直撃して破壊されたり、モーターのショートで火災が発生する車両もあった。

車体機銃が無い頃は敵の肉弾攻撃で破壊される事もあり機銃を設置している。

出典:ウィキペディア

11月25日は2輌のフェルディナントで54輌の敵戦車を撃破した記録があり、用兵側からの評価も大変高く大隊所属の指揮官の評価では突撃砲に並び、最高かつ最強の兵器であると報告されている。

本車の戦闘力はソ連軍に大きな衝撃を与え、以来ドイツ軍の自走砲全体を何でも「フェルジナント」と総称するなど、強力な対戦車車輛の代名詞となった。

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成り行きで作った割には活躍した模様じゃ。

バンダイ製エレファント重駆逐戦車のプラモデル

今回はバンダイ製のエレファント重駆逐戦車を解説です。

これが1/48スケールのバンダイ製、エレファント重駆逐戦車のプラモデルじゃ。

ひろしが中学生の頃からタミヤ製1/35スケールは出回っていたが、他のメーカーも似たものを販売していた、バンダイはビッグスケールもあったが1/48スケールの充実をしていたんじゃ。

箱絵は塗装の参考になり、メカニック感もあって良いな。

箱を開けると大きな砲塔が目立つ。

車体の裏側、タイガーⅠ重戦車になっていたかもしれないポルシェ案の車体じゃ。

このスケールでモーターライズはムリなのでディスプレイに徹している。

砲塔や主砲、砲弾も有る。

シンプルだが迫力の砲塔部、広そうに見える。

車輪は複合車輪ではなく、直径は小さい。

やや古典的で小さな車輪、タイガーやパンサー戦車とは思想が違っているな。

ポリ製キャタピラと乗員、定員は6名だった。

ポリキャタピラの接合事は火傷に注意って別紙が入っている。

組立説明書『像よ、ソ連戦車を踏みにじれ!』って過激だが、蟻のように押し寄せるソ連戦車が憎たらしかったはずじゃ

ここだけ見ると4号戦車あたりに見える。

1/48(ヨンパチ)シリーズは内部構造を再現してる。これはエンジン。

車体前部が長くエンジンや駆動モーターが収まる、戦闘中に上から破片が入ってショートしたり故障も多かった。

カットモデルにして内部監察が楽しい。

砲弾がラックに収まってる、かなり大き目。

装甲にボルトが付いてクラシカルに見えるが、仕方ないかな。

完成が近い、キャタピラをはめて。

迫力あるね、さすが重戦車。

フェンダーを付けて完成じゃ。

搭乗員の塗装も是非したい。

ドイツ軍はカッコ良いね。

実車の写真も載せてる。

脱出用後部ハッチもハンパ無く重いらしい。

そそり立つ巨体は住宅みたいに大きいな。

今回は個性派のエレファント重駆逐戦車でした。

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