初代シビック1500
シビック1500を振り返る
自動車メーカーのホンダはスーパーカブが有名なオートバイから始まり、いまやオートバイでも乗用車でも、ついでにジェット機までつくる世界的な大メーカーになったんじゃ。
ひろしが学生だった昭和40年代後期は軽自動車の排気量が360ccだった。
出典:カーセンサー
その頃もホンダの軽自動車があってホンダライフ360、ホンダZ360など他のメーカーよりあか抜けてるし室内も広い感じだったなあ。
ひろしは趣味でホンダZ360を持ってるけど、今でも普通に走れる完成度なんじゃ。
ホンダは軽自動車から普通車も量産するメーカーになりたくて、革新的な車を販売した、それがシビック。
初代シビックは1972年7月に販売された、今では当たり前の2ボックススタイルだが、当時は3ボックスのセダンが普通で、背が高めのスタイルも新鮮だった。
エンジンはSOHC 1200で、60PSを発生しトランスミッションは4速MTのみ。
そのころから車の低公害化が叫ばれ、どこのメーカーも排気ガス規制を乗り切るためにパワーダウン覚悟でマフラーに触媒を付けてた。
今でも50年代初期の車種は馬力が低いと敬遠される。
出典:ウィキペディア
1973年12月、エンジンに副燃焼室を持つ独特の排出ガス浄化技術のCVCCを採用した1500モデルを追加した。
この時点では、1500でもCVCCでないエンジンも選べる。
また、1.5Lモデルは従来の1.2Lよりノーズが延長され、ユーザーから要望の高かった4ドアセダンを追加した、4ドアのエンジンは1.5Lのみ。
出典:ウィキペディア
色も形も先に挙げたホンダZ360に似ているけど、こちらは大きい普通車、シビック1200RS。
1974年10月に、シビック初のスポーツモデル、1200RSをラインナップに追加した。
5速MTが装備され、エンジン出力は76PS、”RS”はロードセーリングの略。
マスキー法などの厳しい排ガス規制や第4次中東戦争が原因で起こった1973年の第一次オイルショックが追い風になり、CVCCを搭載したシビックは世界的な大ヒット車となり経営の苦しかったホンダを救ったんじゃ。
ナガノのシビック1500GLプラモデル
ずいぶん昔に、廃業したおもちゃ屋にあったナガノ製1/20スケールのシビック1500GLじゃ
馬力を大きくして速さを競い合った時代は変わり、省エネルギーや環境問題が世界の風潮になった。
低公害化の模索でどのメーカーも苦しんだが、おかげで空気のきれいな日本になったんじゃ。
外国から日本に来た外国人は綺麗な空気やごみが捨ててない街並みに驚くらしい。
価格:1,280円 |
ボディーを紙で仕切って高級感を出している。
モーターライズなのでゴムタイヤとギヤ、接着剤。
銀メッキのパーツがまばゆい、今はこんなプラモデルが少ない。
窓ガラスも見える
ボディーと共通のワインレッド色、内装が青で鮮やか。
こんな内装色があったなあ、なつかしい。
固定した床面、燃料タンクの出っ張りも見える。
ボディーが小さい、普通のセダンのプラモを出したナガノを見直した。
ボンネットやドアも開閉可能。
組み立て説明書、プラモメーカーによって説明書も個性がある。
モーターライズでよく走りそうじゃ。
内装の組み立て、かなり小さな部品も再現してる。
ドアや窓ガラスを付けて。
フロントグリルやテールランプ類を付ける。
ダッシュボードとCVCCエンジンの組み立て。
エアークリーナーやマフラーの取り付けを拡大してみた。
出典:ヤフーニュース
現在のシビック ずいぶん変わった、りっぱになったもんじゃ。
箱の横に書いてあるシリーズの人気車種、スカイライン2000GT-R
フェアレディー2404ZG 、Gノーズがカッコイイ。
トヨタ2000GT、めったに見た事が無い。
当時の人気レーシングカー ポルシェカレラ10、良い形をしている。
今回はホンダを救った初代シビック1500GLでした。
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価格:10,780円 |