いつの時代も007はヒーローだった
子供の頃から007という言葉は知っていた。
007ジェームスボンド、有名なスパイ映画じゃが、原作はイギリス人のイアン・フレミングという人のスパイ小説で1953年に発行された。
彼は第二次世界大戦の時、海軍情報部とMI6で特別工作の携わっており、その経験が活かされたんじゃ。
そもそも007ってどんな意味なの？
これは、任務遂行中に自分の一存で容疑者を殺めても不問にされる殺人許可証（いわゆる「殺しのライセンス」）という恐ろしい物があって、00セクションに所属する7番の番号を振られたエージェントのコードネームが007という事になる。
読み方は英語圏ではダブル・オー・セブンと読むが、日本ではゼロ・ゼロ・セブンで通り子供でも知ってるんじゃ。
1960年頃、プロデューサーのアルバート・R・ブロッコリが小説の映画化を思い立ち、フレミングが映像権を売り渡していたハリー・サルツマンと組んでロンドンにイーオン・プロダクションズ（イオン・プロ）を設立する、その後、大手映画会社ユナイテッド・アーティスツ(ＵＡ)に話を持ち掛けて実現した。
出典：007 ドクター・ノオ イアン・フレミング イオン・プロ ＵＡ
記念すべき1作目はドクター・ノオ 映画は低予算作品ながらも、興行収入は5900万ドルと予想以上の大ヒットとなった。主役ボンド役のショーン・コネリーは当たり役を仕留めたんじゃ。
その後もシリーズは成功を続け知らない者はいない有名なシリーズになった。
長く映画館に行ってないが映画の人気作は
出典：ドラえもん 藤子不二夫
ドラえもんは安定の定番だし、最近は・・
出典：
娘たちも夢中になっている鬼滅の刃(きめつのやいば)なる映画が大ヒットしているらしい。
しかしジジイ世代はやっぱり戦争大作や007のような映画が見たいのです。
日本を舞台にした007もあった
さて世界を舞台に度肝を抜くアクションシーンの007だが、過去には日本を舞台に派手なアクションを繰り広げたんじゃ。
出典：007は二度死ぬ ジェームス・ボンド イアン・フレミング
それはイアン・フレミングの小説『007』シリーズ長編第11作を1967年に英米合作で映画化した『007は二度死ぬ』じゃ。
あらすじ
アメリカの宇宙船ジュピター16号が謎の飛行物体に捉えられるという事件が起こり、米ソ間が一触即発の状態になった。はたして誰が仕組んだのか？
イギリスの情報機関である MI6 はその飛行物体が日本周辺から飛び立っているという情報をつかみ真偽を確かめるために、ジェームズ・ボンドが日本に派遣されることになった。
出典：007は二度死ぬ イアン・フレミング ユナイテッド・アーティスツ
時は1964年東京オリンピック開催直後の高度経済成長期の東京だからホテルニューオータニ、旧蔵前国技館、東京タワー、銀座4丁目交差点などが次々と現れるんじゃ。
ボンドに協力するのは日本の情報機関[11]で、そのボスとして丹波哲郎が登場する。
出典：007は二度死ぬ イアン・フレミング 丹波哲郎
ボンドカーは出ないけど、日本のスポーツカー、トヨタ2000GTが登場です、しかもオープンカーに改造した特注品。
出典：007は二度死ぬ イアン・フレミング ユナイテッド・アーティスツ
さっそく謎の組織に襲撃されるが情報機関[11]に救われるんじゃ。
出典：007は二度死ぬ イアン・フレミング ユナイテッド・アーティスツ
初の日本人ボンドガールとして若林映子と浜美枝が登場。
出典：007は二度死ぬ イアン・フレミング ユナイテッド・アーティスツ
さあどうなるのか？ 追っ手は驚くべき方法で排除された。
出典：007ゴールドフィンガー ボンドカー イアン・フレミング
007と言えばゴールドフィンガーで登場した秘密兵器満載のアストンマーチンのボンドカーが有名じゃが、今回の秘密兵器はジャイロ・コプターが登場する。
出典：007は二度死ぬ イアン・フレミング ユナイテッド・アーティスツ
ジャイロ・コプターとはヘリコプターの様に大きなローターには動力が無く、回転する事で揚力を発生する航空機で、ルパン三世カリオストロの城では伯爵が乗っていたね。
出典：007は二度死ぬ イアン・フレミング ユナイテッド・アーティスツ
火山の火口に秘密があると考えジャイロ・コプターで近づくが謎のヘリ隊に襲撃されるんじゃ。
出典：007は二度死ぬ イアン・フレミング ユナイテッド・アーティスツ
いったいどうなってしまうのか、日本美人を見てニヤケていて大丈夫なのかボンドくん(笑)
続きはメディアを買って見てね。
007のジャイロ・コプターのプラモデルがあった
さてさて、ひろしのブログはプラモ無しでは終わらないんじゃ。
なんておしゃれなプラモじゃろう。007ですぜ。
エアーフィックス 外国製プラモだからおしゃれなんじゃ。
箱は英語だらけでなにやら、いろいろ書いてあります。
昔のプラモじゃが再版らしい。
丁寧な解説が続く、模型が大人の趣味の国だからか。
作り手の技術レベルがどのくらいの方が作ったら良いプラモですって教えてる。
裏面はこれじゃ、箱は上下別れないキャラメルの箱タイプ。
中味が袋に投げ込んである、日本と違うところじゃな。
箱の絵のボンドはスーツを着ているがこれはパイロットらしい姿じゃ。
ま～スーツを着てワルサーＰ38ピストルを持たないとボンドって分からないもんね。
出典：007は二度死ぬ イアン・フレミング ユナイテッド・アーティスツ
景色が良さそう、映画では日本の海辺とか沢山出ているよ。
下半身です、キットの作りは良い。
精密によく出来てる、ジャイロ・コプターの構造がよくわかる。
可愛い翼だけど、映画では秘密兵器満載で大活躍するよ。
なぜか同じマークが3枚も入ってた。
出典：007は二度死ぬ イアン・フレミング ユナイテッド・アーティスツ
これは実物、軽自動車より小さいやん。
またもや、なぜか組立説明書が複数入ってた(右側)。
こちらは完成図だけが書いてある、塗装用だな。
出典：007は二度死ぬ イアン・フレミング ユナイテッド・アーティスツ
小さいから、飛んだら相当怖いと思うな。
エンジンは水平対向なんじゃ。
細長い紙両面に書いてある。
背骨が1本と補強材だけ、分解しないのかな、怖すぎます。
みんなヘリコプターになったのでジャイロは競技用とかに残ってるだけらしい。
機関銃も搭載、パイロットを乗せて完成、塗装しないとカッコ良くなりません。
今回は007ジェームス・ボンドとジャイロ・コプターでした。
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