ヘッツアー軽駆逐戦車はドイツのチハタンじゃ。
ヘッツアー軽駆逐戦車を知ってる?
旧日本陸軍の戦車は貧相でアメリカのシャーマン戦車にほとんど歯が立たなかった。
小さくて可愛いとネットのネタに使われる「チハタン」という戦車は1930年代中後期に開発・採用された大日本帝国陸軍の九七式中戦車 チハの事じゃ。
出典:ウィキペディア 九七式中戦車
九七式中戦車
所変わってドイツ陸軍にもチハタンに負けないけなげで可愛い戦車があった。
それはヘッツアー軽駆逐戦車の事じゃ、これについて調べると・・
出典:ウィキペディア ヘッツアー軽駆逐戦車
ヘッツアー軽駆逐戦車
第二次世界大戦中のドイツは旧式化した戦車の車台部を利用してリフォームをするのがうまかった、中でも旧態化したⅢ号戦車の砲塔を取り去り戦闘室に大口径の砲を搭載したⅢ号突撃砲戦車は優れた駆逐戦車として活躍をした。
出典:ウィキペディア Ⅲ号突撃砲戦車
Ⅲ号突撃砲戦車
そんなIII号突撃砲の工場が爆撃で生産中断になったため、38(t)戦車やマルダーIIIで有名なチェコスロバキアのBMM社に代替の突撃砲の開発を依頼したんじゃ。
出典:ウィキペディア 38t戦車
ところがBMM社には軽戦車のラインしか無かったために「38t戦車」をベースにわずか4か月で開発を終えたのがヘッツアー軽駆逐戦車じゃ。
主砲にはラインメタル・ボルジヒ社製の48口径7.5cm対戦車砲PaK39が採用され、戦闘室内の容積を極力減らさないように戦闘室前面の装甲板に張り出しを設けて砲架を収容する形で主砲を搭載した。
出典:ウィキペディア ヘッツアー軽駆逐戦車
7.5cm砲なら大抵のアメリカ戦車は破壊可能じゃ、但し装甲は薄く、それをフォローしようと大胆な傾斜装甲にしたから中は非常に狭くなり搭乗員には不評だった。
1000m先から85mm装甲を貫通できる攻撃力を備えていた事で、JS-2重戦車すら撃破した記録が残っている。生産コストも4号戦車の半分近くであった為、38tのラインを止めて量産体制に入り、約1年の間にBMM社とスコダ社合わせて2,500両以上が生産された。
ヘッツアー軽駆逐戦車
全長: 6.3m 車体長: 4.9m 全幅:2.63m
全高: 2.2m
全備重量: 16t 乗員: 4名
エンジン: プラガAE 4ストローク直列6気筒液冷ガソリン
最大出力: 160hp/2,800rpm
最大速度: 42km/h
航続距離: 178km
武装: 48口径7.5cm対戦車砲PaK39×1 (41発)
7.92mm機関銃MG34またはMG42×1 (1,200発)
装甲厚: 8~60mm
ヘッツアー軽駆逐戦車のプラモデル
フジミ模型が発売した1/76スケールのヘッツアー軽駆逐戦車じゃ。
このシリーズは結構充実しており小さいながらも楽しめた。
箱の絵は迫力がありレトロ感もあって有ればつい買ってします。
フジミ模型はお城など日本古来のキットを出したり戦闘機やヘリコプターなど面白いメーカーじゃ。
亀の甲羅みたいで小さな車体、きつめの傾斜が付いており、見るからに中は狭そう。
ボールペンを置くと小ささが強調される。
小さいけどしっかり作ってる感じがした、手の平に乗る大きさじゃ、
車輪は回らない、接着剤で車体下部に付けよう。
塗装するのも大変じゃ。
キャタピラがポリ製でスケール感を出してる、但し車体が軽いのでキャタピラの弾力で浮かび上がったようになるので注意。
組立説明書じゃ。初めてこのシリーズを買ったのがプラガ38tだった、精密さに驚いた記憶が有る。
伸ばすと長くなる1枚ものじゃ。
迷彩がカラーで親切じゃ、側面のスタイルは勇ましくてカッコイイ。
戦車兵が1名付属する。
リーフスプリングが再現されてる、板バネの事じゃ。
チハタンみたいに見た目は可愛いくても主砲の威力は完全にこちらが勝ってる、日本にもライセンス生産させたい。
後ろ姿もイキだね~ カッコイイ。
今回はチハタンにみたいに可愛いヘッツアー軽駆逐戦車でした。
装甲の傾斜具合をプラモでご覧あれ
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