ヘルダイバーで地獄に飛び込む勇者はいますか?

急降下爆撃機って何するの?

急降下爆撃とは急降下しながら機体の軸に沿って爆弾を投下する爆撃方法で水平で爆撃するのより着弾誤差が小さくなる利点が有る、命中精度が格段に良くなるため世界中に広がったんじゃ。

急降下爆撃機はこの爆撃法がやりやすい構造になっており、例えば急降下時及び爆弾投下後の機体引き起こしに際し、機体に大きな負荷がかかるので十分な機体強度や速度を抑えるブレーキを装備している。

アメリカでは、1934年にアメリカ海軍の艦上戦闘機カーチスF6Cが艦上爆撃機に変更され、改良を重ね、1935年にアメリカ初の急降下爆撃機SBCとして完成した、愛称は“ヘルダイバー”(カイツブリの意)でSBCは1937年に配備され「爆撃航空隊」と呼ばれた。

日本海軍でも急降下爆撃の研究が始まり、日本初の急降下爆撃機である九四式艦上爆撃機を生み出している。

出典:ウィキペディア 九四式艦上爆撃機

急降下爆撃は特に海上の艦船爆撃には効果的で、ヨーロッパでは対艦爆撃だけでなく、地上の陸軍部隊や施設への攻撃用に急降下爆撃機の開発・配備が進んだ。

出典:ウィキペディア ユンカースJu87

ナチス・ドイツ空軍のユンカースJu87は第二次世界大戦前半に地上攻撃に猛威を振るい、その愛称“シュトゥーカ”(Stuka)が急降下爆撃機の代名詞となったんじゃ、サイレンのような音を発して敵戦車や施設に襲い掛かるシュトゥーカは恐怖だった。

小学生の時に腕で逆ガル翼のスツーカのマネをしたのが懐かしい、古典的な機体だけど知名度は高いよね。

バンダイのプラモデルがあって近所のお兄さんが迫力の箱絵を切って壁に貼っていた、ボタンを押すと爆弾投下のギミックもあったと思う。

出典:ウィキペディア 九九艦爆

日本海軍では九九艦爆が緒戦で大活躍する。

真珠湾攻撃はもちろん、1942年4月のセイロン沖海戦では、第一航空艦隊空母の急降下爆撃隊がイギリス海軍の空母「ハーミーズ」、重巡「コーンウォール」「ドーセットシャー」に対して平均命中率は80%超に達し、なおかつ被害なしで3隻とも撃沈した。

ミッドウェイ海戦では赤城、加賀、蒼龍が沈没する中、飛龍は2度にわたって反撃を行い、ヨークタウンを撃破した炎上させ、その後日本軍の潜水艦 伊一六八の雷撃を受け沈没した。

この頃のパイロットの熟練度は凄かったんじゃ。

アメリカの急降下爆撃機、SB2Cヘルダイバー

今回はアメリカのヘルダイバーのプラモデルを紹介するので実機について調べると・・

出典:ウィキペディア 空母ハンコック艦載のSB2C ヘルダイバー

SB2C ヘルダイバーは、ダグラスSBDドーントレス偵察爆撃機の後継機として開発された。

カーチス・ライト社が開発し、第二次世界大戦期後半にアメリカ海軍で運用された偵察爆撃機なんじゃ。

出典:ウィキペディア ドーントレス

愛称の「ヘルダイバー」は、「地獄の急降下爆撃機」といったような意味合いである。

真っ逆さまに敵艦に向かう行為が、いかに恐ろしい事か分かる、想像を絶した事なんじゃ。

出典:ウィキペディア SB2C-5 ヘルダイバー

ヘルダイバーは航空母艦のエレベーターに収めるため主翼を大きく折りたためる。その他機体後半部を切り詰めた格好にしたりして生産性を優先した為に操縦性・離着艦性能はあまり良くなく、パイロットは「二流のろくでなし」と忌み嫌ったが多目的性が評価され約7,000機が生産された。

用途:急降下爆撃機、偵察機

初飛行1940年12月

全長:11.2m、全幅:15.2m 全高:4.0m 自重:4.8t

エンジン:ライト R-2600-20 レシプロエンジン(1,900馬力)1基

最高速度:475km/h(高度5,090m)、航続距離:1,876km(450㎏爆装時)

武装:20mm固定機銃2門、7.62mm旋回機銃2挺、爆弾倉内に爆弾900kgまたは魚雷1本

生産数:7,140機

主に太平洋各地・日本本土空襲で活躍し坊の岬沖海戦での戦艦大和攻撃にも参加した。

出典:男たちの大和

ドーントレスのプラモデル

さて、ここらでアオシマ製プラモデルの紹介です。

これは、ひろしが小学生の頃からあった1/72スケールのプラモデルじゃ。

これは初版では無くて何度か箱絵を変えて作っている。

出典:ウィキペディア ヘルダイバー

日本の軍艦はずいぶんお世話になって沈められました。

詳しく実機の紹介があって感心したもんだよ。

この色が懐かしい、バリも多くてスケール感は子供心にも他社に及ばない感じがした。

その代わり安価でシリーズが多くて集める楽しさがあった。

レトロ感たっぷりのパーツじゃ。

爆弾はステーでプロペラの旋回外に誘導する。

ロケットを翼に取り付ける穴が開いてる。

昔のプラモはバリが多かった、金型の技術は格段に進歩した。

主翼を折りたためるギミック付き、スケール感より雰囲気で実機を感じた。

組立説明書もアバウト感が楽しい、ハセガワやタミヤには敵わない。

空冷のアメリカ機って結構カッコイイと思う。

パーツリスト、200円で買えたんだから文句はない。

出典:ウィキペディア SB2C-3 エンジン

実機のエンジンはこんな感じ、信頼性は日本機の比じゃない。

対象は小学生だな、今の子供も作る楽しさを知ってほしい。

ロケット弾や爆弾を雨の様に降らしました。

主翼を胴体に付ける、隙間が大き目に出来そう。

完成じゃ、塗装したら良くなる。

今回は懐かしいアオシマのヘルダイバーでした。

↓にほんブログ村参加中、ジジイの励みになりますので、よろしければポチッと押してね。



にほんブログ村

ウイングキットコレクション VS5 02A SB2C-4 ヘルダイバー 空母ヨークタウン アメリカ海軍第3爆撃機飛行隊 1/144 | F-toys 食玩 エフトイズ

価格:780円
(2019/5/27 19:43時点)
感想(0件)