スバル・サンバー
伝統あるスバルの商用車サンバー
ちょっと遠くの模型屋に立ち寄ったらスバル・サンバーの模型が有ったので買いました。アオシマ製のプラモデルでビンテージシリーズと名付けて旧車を再版してるんじゃ。
初版はみんなモーターライズだったろうけど、今はディスプレイになってるね。
さて、買った事は無いけど、昔から軽自動車のワゴンが好きでいつかは日本全国を軽ワゴンでゆっくり旅がしたいな・・なんて思ってます。
スバルは長年続いた軽自動車の生産をやめて、今はダイハツからOEMでもらった車種にスバルの名前とバッチを付けて販売している。
車種を絞って伸びるとこに集中する戦略はどのメーカーも同じだけど、伝統のある車種が消えるのは寂しいな。
サンバーは初代が1961年に発売され、2012年(平成24年)4月1日まで販売されていた6代目モデルまで自社開発と生産を行っていた。
7代目以降はダイハツ・ハイゼットのOEMとなったんじゃ。
出典:ウィキペディア 初代サンバー
これが初代、めったに見る事が無くなった希少車じゃ、旧車マニアは「クチビル」ってあだ名をつけてる。
販売期間:1961ー1966年
エンジン:360cc 2サイクル直列2気筒
最高出力:18ps/4,700rpm
変速機:3MT
出典:ハセガワ 疾風
スバルはファンが多い、それと言うのも、もとは陸軍の「大東亜戦争決戦機」と呼ばれた高性能な疾風(はやて)なんかを作ってたので自動車にも機能優先のこだわりがあってマニアにはたまらないんじゃ。
出典:ウィキペディア スバル360
スバルの原点になったスバル360(てんとう虫)
1958年から1970年までのべ12年間に渡り、約39万2,000台が生産された国民車的な軽自動車、飛行機を作ってた技術屋のこだわりが満載の傑作だった。
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スバル・サンバーと赤帽
スバル・サンバーで連想するのが「赤帽」じゃ。
赤帽とは1975年5月、松石俊男を中心とする数名により、東京都練馬区平和台に軽運送業の事務所を開設 1975年9月に「赤帽軽自動車運送組合」を発足させたものじゃ。
業務は宅配便の末端配送下請け、引越し、ルート配送、緊急貨物の配送(チャーター)が主で運転手は個人事業主なので自由度は高い。
赤帽と言うと緊急貨物の配送(チャーター)のイメージがあるけど、いろいろできるんだね。
出典:ウィキペディア 赤帽サンバー
赤帽で使う軽自動車はSUBARU系列の特装車メーカーである桐生工業が作る専用車でエンジンもスペシャルパーツが使われ20万Kmくらいはオーバーホール無しで使える仕様になっている。
なぜサンバーが赤帽専用車になったか言うと、初め各社に専用車の依頼をしたが、相手をしてくれたのがスバルだけだったかららしい、スバルは優しいな~。
この専用車もダイハツ製に変わるよ。
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スバル・サンバーのプラモデル
サンバーの事をいろいろ書いたので、買ったプラモを見てみよう。
これは1980年製、550ccのバンで、かわいらしいフォルムをしている。
箱はゆとりの大きさで部品が詰め込まれた感じはしない。
シャーシと内装はブラックで銀色のホイールを履く。
裏返すとダッシュボードやステアリングのパーツが並ぶ。
ガラスとゴムタイヤ、ライト類。
車体はハイルーフなのでダルマさんみたいに可愛い。
腕のある人なら、モーターライズどころかラジコン化もできそう。
後ろ姿も可愛い、旧車の魅力を持ってる、なんといっても伝統のスバルだもんね。
組立説明書は英文もある、輸出もしたのかな。
個性的なスタイル、黄色が似合うね。
これには4WDもあった、雪道もへっちゃらだ。
ステアリングが切れるようになってる。
シャーシの組立。ディスプレイなので簡単だ。
内装にはなんとカーステレオがついてる、キャンピング仕様もあったような気がする、その名残かな。
ダシュボードと窓ガラスを付けて・・
後ろのライトやバンパーを付けて。
シャーシと合わせて出来上がり。
実車が欲しいけど、程度が良いのはめったに無いだろうな。
今回はスバル・サンバーについて書きました。
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