ガラモンのプラモデル
ウルトラQってなに?
ウルトラマンの前に円谷プロが作った特撮番組があるんじゃ。
それがウルトラQ、なんとも意味不明な題で白黒の番組だったのだが、今見ても面白いミステリー番組じゃった。
出典:円谷プロ、TBS ウルトラQ
ウルトラQは1966年(昭和41年)にTBS系で放映された、当時は武田薬品工業が提供しており後のウルトラマンにひきつがれた。
最初はアメリカドラマのトワイライトゾーンやアウターリミッツのようなミステリー路線だったが途中から怪獣路線に変わり好評だった。
万城目淳(星川航空パイロット)、戸川一平(パイロット助手)、江戸川由利子(毎日新報報道カメラマン)の主人公3人が不可思議な事件に巻き込まれる特撮SFドラマじゃ。
ロボット怪獣ガラモン
宇宙ロボット怪獣のガラモンは第13話の『ガラダマ』と第16話の『ガラモンの逆襲』に登場する。体長:40メートル 体重:6万トンのロボット怪獣なんじゃ。
出典:円谷プロ、TBS ウルトラQ ガラモン
白黒画面だった事も有り不気味さはたっぷりだった、手先だけを振って破壊するしぐさをまねしたもんじゃ。
出典:円谷プロ、TBS ウルトラQ セミ星人
弓ヶ谷に、宇宙金属チルソナイトでできた小型の隕石が落下して、謎の電波が発信され始めた。その後、弓ヶ谷のダム湖へは巨大隕石(ガラダマ)が落下し、そこからガラモンが現れる。
ガラモンは宇宙怪人のセミ星人が地球侵略のために送り込んだロボットだったのだ。
出典:円谷プロ、TBS ウルトラQ ガラモン
由利子の機転により小型の隕石が発する電波を遮断することには成功し三国山脈にある熊谷ダムを破壊して東京に向かおうとしていたガラモンは動きを停止した。
電波遮蔽網によって指令電波を遮断された途端、口から体液らしきものを垂らし停止するが、この透明な体液を流すシーンはいまだに覚えてるほど印象深かったな~。
出典:円谷プロ、TBS ウルトラQ 処刑されるセミ星人
第16話の『ガラモンの逆襲』でセミ人間が登場する。
地球侵略に失敗したメンバーが円盤に助けを求めるが非情にも光線を発射して焼き殺してしまう。
現代人の悲哀を感じてかわいそうだった。
ガラモンのプラモデル
それではここでガラモンのプラモデルの紹介じゃ。
これはバンダイの『ザ、特撮コレクション』というシリーズでたくさんの怪獣やウルトラマンも発売しているんじゃ。
ガラモンのプラモデルは珍しい。
昔懐かしいアルミ袋入りの接着剤も付属する。
小さなヒレの部品が沢山ある、組み付けが大変。
説明書は大人が見ても楽しめる内容になってる。
完成着色写真、セミ人間も付属する。
TVの一場面やメイキング画像も有り楽しめる。
セミ人間の紹介もある、後のバルタン星人につながるデザインだった。
まず胴体や足を組み立てる。
後は沢山のヒレを付けるのが大変じゃ、「てきとうに混ぜて接着します」が楽しい。
苦労して考えたんだろうな。
箱の横の画像、ちょっとヒレが少ないけど良いでしょ。
後ろ姿も哀愁がある、顔はオコゼをイメージしたとか。
ウルトラマンに出て来るピグモンに似てるけど他人の空似らしい。
動きはユーモラスだけど個性は一番な怪獣じゃ。
今回は有名のガラモンのプラモデルでした。
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