8輪装甲車ドイツSd.Kfz.232は時速何キロで走れたか?
旧ドイツ軍の8輪装甲車
今回は旧ドイツ陸軍の8輪装甲車なんじゃが、旧ドイツ軍の技術力というか先見性には驚く事が多い。
ジェット機もロケット機も実用化したしUFOまで作ってたんじゃないか(たぶん、それは無い)と言われるほど凄かった。
戦車や装甲車はどこの国でもあるが8輪装甲車の開発はドイツじゃろう。
出典:ウィキペディア 8輪装甲車Sd.Kfz.232
これが8輪装甲車Sd.Kfz.232じゃ。
ドイツの軍用車両はカッコイイ事で定評がありファンも多い。
中距離無線機搭載型のSd Kfz 232 やSd Kfz 231 はドイツの偵察用8輪重装甲車なんじゃ、アルファベットだらけで覚えにくいのう。
これらは1936年~1943年の間に607輌が生産された。
装甲車の役割は色々あるが。
戦車のように敵と砲撃しあうほどではないが敵兵が潜んでいるかもしれない場所まで偵察をして後方部隊に情報を提供するのもその一つじゃ。
装甲は厚くないので狙われない様に高速で走る必要からタイヤになり、荒れ地でも進むために車輪の数が多い。
Sd.Kfz. 231
全長:5.85 m
全幅:2.2 m
全高:2.35 m
重量:8.3t
乗員:4名
装甲:5.5〜14.5(後期型で30) mm
主武装:2cm KwK30 または38 副武装:7.92mm MG34
速度90Km/h
エンジン:ビュッシング-NAG L8V
水冷ガソリンエンジン150(後期型で180)hp
行動距離:300km
バンダイ製8輪装甲車Sd.Kfz.232のプラモデル
ひろしが小学生だった頃の少年たちは第二次世界大戦の戦車や戦闘機が好きでプラモデルも大人気だった。
プラモデルがよく売れておもちゃ屋だけでなく文房具店でも売ってたんじゃ。
これはバンダイ製の8輪装甲車Sd.Kfz. 232のプラモデルじゃ、スケールは1/48で『ヨンパチ』と呼ばれていた。
横から見たスタイルが最高にイカスね。
背は高い、戦車に狙われたらひとたまりもない。
ヨンパチシリーズはタミヤが発売した軍用車両と同じものをシリーズ化しており、タミヤは1/35が主力だったがバンダイは1/48だった。
古いバンダイのマークはバンザイマークと呼ばれる。
ヨンパチの凄い所は内部構造まで再現した事。
部品点数がとても多くなる。
車体上部、下部、装甲が薄いので傾斜させて被害を軽くしようとしたのか独特の形になっている。
左はフェンダー、戦車と違って部品が分かり難い。
アップすると車輪やアンテナが見える。
裏返すとタイヤが8個ある、1/35スケールに比べるとずいぶん小さいな。
この袋も部品数が多い。バンダイマークの接着剤も入ってる。
乗員のフィギュアも付いてる、乗員は4名で別の1名が外に立つ。
組立説明書、実車の説明も詳しく書いてあり、このシリーズへの本気度が分かる。
藤棚みたいなのはアンテナ、無線機搭載車両じゃ。
出典:ウィキペディア 8輪装甲車Sd.Kfz.232
複雑な形をよく考えたよ、甲殻類みたい。
エンジンまで再現している。
車体下部の組立、8輪のステアリング部を再現。
裏側の構造まで詳し分かる。
ハンドルがどう切れるのか興味深々。
追加装甲になるドーザー状の鉄板部。
狭い視界で90Km/hも出したらどんな感じなのかな。
横姿が勇ましくてカッコイイ。
車体上部の砲塔は軽戦車なみ。
アンテナを付けて完成じゃ。
今回は旧ドイツ陸軍の8輪装甲車Sd Kfz 232でした。
最近はバンダイじゃなくてタミヤが1/48シリーズを充実させてる、ぜひプラモでじっくり観察してほしいな。
1/48 ミリタリーミニチュアシリーズ No.74 ドイツ 8輪装甲車 Sd.Kfz.232 32574 価格:2,061円 |
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