マーダーⅡドイツ自走砲、小さくても凄いのよ
対戦車自走砲マーダーⅡ
今回は小さくて可愛いドイツの対戦車自走砲のマーダーⅡの紹介じゃ。
その姿はおもちゃっぽくて実力のほどは、どうだったのか気になった。
マルダーII は、第二次世界大戦期にドイツが開発したII号戦車がベースの対戦車自走砲じゃ。
ベースとなったⅡ号戦車
制式番号は Sd.Kfz.131および132、7.62cmまたは7.5cm対戦車砲を搭載している。
ソ連がT-34やKV-1などを数多く投入してきた1941年後期には、より強力な対戦車兵器が必要となり安価で大量生産が出来て強力な車両として開発されたんじゃ。
マルダーII は搭載火砲の優秀さから十分に連合軍戦車とわたりあえた。
戦闘室後部は装甲板のものと、金網張りになっているものとがあり背の高い自走砲ではあったが、T-34に対抗できる貴重な戦力となったんじゃ。
マーダーⅡ対戦車自走砲
全長:6.36 m(砲身含)
全幅:2.28 m
全高:2.20 m
重量:10.8t
乗員数:4名
装甲:車体・前面 30mm
戦闘室・前面 30mm
戦闘室・側/後面 10mm
主武装:7.5cm Pak 40/2 L/46(37発)
副武装:7.92mm MG34(600発)
エンジン:マイバッハHL 62 TRM 並列6気筒ガソリン 140 HP/2600 rpm
速度:40km/h
マーダーⅡのプラモデル
タミヤ製1/35スケールのプラモデル。
ミリタリーミニチュアシリーズなのでディスプレイモデルじゃ。
箱を開けると2号戦車に似た車体が現れる。
最も2号戦車を改造したので当然の事じゃ。
シャーシーの方にはモーターライズの名残がある、2号戦車の初版はモーターライズだったのでそのまま形状が残っているんじゃ。ギアボックスがあれば走行可能じゃろう。
モーターライズとしては最小のシャーシー、これを基準にしたら1/35スケールになったとの説もある。
装甲板が貧相なため撃たれたらひとたまりも無かったと想像できる、怖いな~
転写マークは一部切り取った模様じゃ、天井が無いのでフィギユアがいればジオラマがリアルになるね。
切り札の主砲7.5cm Pak 40/2 L/46、このおかげで引退車両の2号戦車が復活できた。
込み立て説明書に実車の解説が詳しく書いてある、これを読むのも楽しみじゃ。
オープントップで対戦車戦闘ってどんな感じなのか想像できない。
日本にほしかった車両じゃないかな、主砲だけでも良いから。
主砲の7.5cm Pak 40/2 L/46の組立から始まる。
砲塔の内側が見えるのでリアル感はある。
砲弾があれば良いな、スプリングで飛ばせたら60年代のプラモみたいに楽しめる。
この辺りは2号戦車と同じじゃ。
内装を取り付けて・・
上部が完成した。
上下を合わせて出来上がり、ハンティングタイガーと並べて大きさの違いを比べたら面白いよ。
巨大な駆逐戦車のハンティングタイガー、キングタイガーの改造版だから重い
戦車兵の組立、塗装は面相筆という細い筆を使った。
迷彩をすると勇ましくなる、林に隠れて待ち伏せが良いな。
今回は小さくても十分お役に立てたマーダーⅡでした。
こちらはマーダーⅢだけど違いを楽しめるよ
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