円谷特撮 マイティジャック
大人向けの特撮1時間番組
円谷プロの特撮番組と言えばウルトラマンシリーズが思い当たるが、いまいち盛り上がらなかった番組もある。
それがマイティジャックじゃ。
出典：円谷プロ マイティジャック
マイティジャックとは、1968年（昭和43年）4月6日から同年6月29日にかけて、フジテレビで毎週土曜に放送された円谷プロダクション製作のSF特撮テレビ番組。
初回のシリーズは民間企業の出資で設立されたマイティジャックと、秘密組織Qの戦いなんじゃ。
スパイアクションと特撮によるメカニックアクションを盛り込んだ国産初の1時間枠の特撮ドラマ。
出典：円谷プロ マイティジャック
ターゲットを大人向きにしており、主演に二谷英明を迎え、製作費も当時としては破格である1000万円強を投入した意欲作だった。
意気込みはわかるけど、大人が満足できる1時間枠の番組と言うのは相当な覚悟が必要だろうな、特に怪獣や巨人のヒーローが出ないでメカだけでＳＦをヒットさせたのはサンダーバードくらいじゃなかろうか。
出典：円谷プロ マイティジャック
番組制作中に問題が発生する、主演の二谷が特撮番組のイメージがつくことを嫌いメカ登場でも背広姿でのシーンとなり不自然さがあったり、視聴率も平均8.3％と振るわず全26話を13話で打ち切った。
しかしセットなどに26回分の予算をかけているため30分枠の子供向けに戦え! マイティジャックとして再度放送となったんじゃ。
出典：円谷プロ マイティジャック
こんなマイティジャックだけど知名度は結構高いと思う、やはりオープニング曲の魅力が深く印象に残ったところがある。
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マイティ号のスペック
全長：235メートル全幅：150メートル
全高：41メートル
重量：28,000トン
最高速度：マッハ2.8
動力：太陽光プラズマエンジンと原子力エンジンの多元システム
武装：コバルトミサイル砲、マイティ光線、サークル・レーザー、超音波砲、対空ミサイル、アンチミサイル、魚雷、爆雷、火炎砲 他
出典：円谷プロ ピブリダー
万能戦艦マイティ号は飛行・潜水も可能な巨大戦艦である。艦内にはピブリダー（単座小型戦闘機）、コンクルーダー（水空両用多目的戦闘爆撃機）、エキゾスカウト（水空両用特別偵察機）
ハイドロジェットV（海底探査艇）、バギー（2人乗り小型ヘリ）、バンカーH（4人乗り中型ヘリ）、シプリー（海上調査用モーターボート）などが搭載されている。
メカの大半は分解された状態で積み込まれており、マイティ号艦内で組み立てられた後、発進する。
イマイのビッグマイティ号
けっこう大き目の箱じゃ。
イマイ製のビッグマイティ号で電動走行が可能。
開くと色鮮やかな機体が現れる、帯も良いね。
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ボールペンと比べて大きさがおわかり、いただけただろうか。
青と白の部品構成になる。
電動走行用のホイールが有る。
分かりそうで、分からない、どこの部品じゃろう。
噴射ノズル、ギアボックスがある、どのくらい速さで動くのだろう。
艦橋のデザインは重巡洋艦の高雄型がモデル、「大艦巨砲主義は終わった」との考えから戦艦ではなく巡洋艦をモデルとした。
今回はイカすオープニング曲のマイティ号でした。
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