日産自動車のダットサンって知ってる?
日産自動車という自動車メーカーはみんな知っているが「ダットサン」を知ってます?
それはかつて日産自動車に存在した小型車専用「ブランド」なんじゃ。
その歴史は古く、日産自動車の前身である快進社の支援メンバーである、田 健次郎の「D」、青山 禄朗の「A」、竹内 明太郎の「T」、それぞれの頭文字と、早く走ることの脱兎(だっと)に由来する脱兎号(DAT CAR)から始まった。
1930年の商標登録の際にDATの息子という意味を込めて「DATSON」にしたがソンは損をイメージするからと、太陽のSUNを付けて「DATSUN」ダットサンに改めたんじゃ。
日本車名としてはもっとも長い歴史を誇り、トラックタイプの通称は「ダットラ」と呼ばれる。
今回はダットサン4WDのカタログ紹介なんじゃが、ダットラの長い歴史をふりかえってみた。
出典:ウィキペディア 初代ダットサントラック10T型
初代ダットサントラック10T型 は1985年に発売された。
722ccの直列4気筒エンジン。ミッキーマウスの様な可愛らしいトラックじゃ。
出典:ウィキペディア 3代目ダットサントラック120型
3代目ダットサントラック120型は1955年発売、昭和30年だからひろしが生まれる少し前じゃ。現車は見たことが無い、博物館レベルの旧車になった。
860cc 直列4気筒エンジン、スタイルはまだまだ無骨じゃ。
出典:ウィキペディア 4代目ダットサントラック220型
4代目ダットサントラック220型は1957年発売
988cc 直列4気筒エンジン 34馬力 各部を強化して最大積載量が増加した。
1958年1月、乗用車の210型と共に220型をロサンゼルスオートショーに出品、6月から北米への輸出が開始される。 アメリカではニッサンよりダットサンという名称が浸透していく。
当時の日本車の出来はまだ悪く、高速道路でボンネットが開いたり、同時期のトヨタ車もオーバーヒートがあったんじゃ。
操縦安定性が危険なレベルと酷評されたが、丈夫なエンジン、フレームや足廻りでファンを増やしていった。
出典:ウィキペディア 5代目ダットサントラック320型
5代目ダットサントラック320型は1961年に発売された。
1200cc 直列4気筒エンジン
外観は310型系ブルーバードによく似ており、宣伝で「ブルーバードムードのニュースタイル」とうたわれている。
乗用車に近づいた居住空間と拡大された荷台で、1t積トラックのベストセラーとなった。
出典:ウィキペディア 6代目ダットサントラック520型
これは1965年発売の520型。エンジン直列4気筒 1.3L OHV J型と1.5L OHV J15
ジブリが製作したルパン三世カリオストロの城に登場する日本のパトカーをご存知かな?
あれはブルーバード410型じゃが、フロント部がそのスタイルと共通なんじゃ。
マイナーチェンジを重ね1969年(昭和44年)に生産累計100万台を達成した。
世界に売れまくったダットラ
出典:ウィキペディア 7代目ダットサントラック620型
ぐんとスマートになった1972年発売の620型じゃ。
このくらいになると中学生くらいの時からよく見た覚えがある。
より北米市場を意識したダイナミックなデザインになった。
国内向けは1500cc、北米向けは L16、L18、L20B型エンジンに加えオートマチックもオプションで選べた。
ダットラ4WD登場の映画があった。
出典:ウィキペディア 8代目ダットサントラック720型
1979年登場の720型。直線基調のデザインとなった。
キャビンバリエーションはシングルキャブ、キングキャブに加え、ダットサントラックとしては初めての4ドアダブルキャブの3種類、荷台バリエーションは低床と高床フラット三方開デッキの2種類、ホイールベースは標準とロングの2種類が設定された。
ガソリンエンジンは1,600ccのJ16型のほか、乗用車用の1,800cc、L18型の二種類。
ディーゼルエンジンもラインアップされ2,200ccのSD22型が設定された。
出典:メインテーマ 1984角川映画
ダットサントラック4WDが登場する日本映画があった。
1984年公開の角川映画「メインテーマ」じゃ。
出典:日産自動車 ダットサン4WD
主演は薬師丸ひろ子、相手役は23,000人からオーディションで選ばれた野村宏伸だった。
元幼稚園の先生だった小笠原しぶき(薬師丸ひろ子)仕事を探している中たまたま訪れた房総の海岸で、一人の青年と知り合います。彼の名前は大東島健と言い、マジシャンの卵で全国を回りマジックの修行をしていたんじゃ、白いダットラ4WDが印象的。
物語はロードムービーで、房総半島から浜松、大阪を経て沖縄まで人生のメインテーマを探す旅だった。
出典:ウィキペディア 9代目ダットサントラックD21型
出典:ウィキペディア 9代目ダットサントラックD21型
やっと紹介するカタログのダットラが登場じゃ。
1985年登場のダットサントラックD21型。
ダットサン4WDのカタログ紹介
長い歴史を誇るダットラの4駆 ダットサン4WD TD21型
北米の匂いがプンプンするメッキグリル
やっぱ日産車は直性ボディーが似合う。
世界の道を知っているダットラだから、日本の風景も変わって見えるよね。
ダブルキャブで仲間とワイワイ、荷台にはサーフボードが欲しい。
絵になるね、海岸でも注目の的。
この地上高なら怖い場所は無い。
傾斜計も備えるパネル、ちょっと冒険したくなる。
ワイルドだけど快適装備、彼女と盛り上がりたいな。
オプションもたっぷり、もっとアメリカンになれる。
燃費の良いディーゼルエンジンも選べる。 TD27型 2,663cc 85PS
こちらはガソリンエンジン、静かでパワフル。 NA20型 1,998cc 91PS
4WDをたっぷり楽しもう、タフさはお墨付き。
各ボディーの紹介、色も綺麗じゃ。
標準とロングのボディータイプ、どっちを選ぶ?
装備でまったく違う車に見えるな。
ダブルキャブは華やかさがアップ、仲間と波乗りご用達。
オーテックが改装するアダックス、最高に目立つな。
今回は長い歴史を持つダットサン4WDの紹介でした。
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