消防防災ヘリコプター
フジミ模型のヘリコプター ちどり
皆さんはヘリコプターの思い出がありますか?
ひろしが小学生の頃に、春になるとヘリコプターの大きな音で目覚める日があったんじゃ。
いったい何が起こったのか? ヘリコプターに乗って外国の兵隊が攻めて来たんじゃないよ。
ヘリコプターは近くにあるため池の土手に着陸し、しばらくしたら飛び立つことを繰り返すんじゃ。
答えは田植えが終わった水田にヘリコプターで農薬を散布してたんじゃ。
今でも丸い大きなアクリル製のコクピットと農薬を入れる三角形の金属容器を両脇に備えていたのを思い出す。
今回はヘリコプターのプラモデルとその現物の話。
ヘリの名前は「ちどり」という、かわいらしい名前じゃ。
東京都の消防防災ヘリコプターなんじゃ。
消防防災ヘリコプターとは東京消防庁と政令指定都市の消防局、都道府県(都と府を除く)、総務省消防庁が所有するヘリコプターの事。
役割は空中消火、救助活動、航空救急等じゃ。
消防組織法では消防責任を市町村が負う事になっており、政令指定都市は自前のヘリコプターを持っている。
ところが小さな市町村にヘリコプターの運用や維持は大きな負担になるので都道府県が市町村に代わり防災ヘリコプターを保有し都道府県防災航空隊を設置して、管内市町村の業務支援を行っている。
初代ちどりは東京消防庁が我が国初の消防用ヘリコプターとしてフランスのシュドアビエーション社から購入したSE3160アルウエットⅢというヘリコプターなんじゃ。
運航期間:昭和42年3月~昭和57年4月
運行時間:4,383時間10分
現在は東京新宿区四谷にある消防博物館に展示してある。
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フジミ模型の1/48スケールちどりのプラモじゃ
ヘリコプターのプラモデルは多くないから珍しいのう。
ひろしが気に入ったのは箱絵が日本の風景だという事。
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プラモの箱絵は戦闘シーンが多いんだけど平和な風景が使われるとほのぼのとした箱絵になるのが楽しい。
箱を開けると赤い機体と黒い部品で点数が少ない、飛行機ばかり作ってるからヘリコプターは異様な感じがするな~
オタマジャクシみたいで可愛いとこもある。
機体は赤というより小豆色に近い。
フジミ模型は面白い機種をプラモ化する、このほかにもいくつかヘリコプターを発売しているんじゃ。
窓ガラスとシール。
透明部品は接着が難しい、接着剤をうまく使わないと汚らしくなるんじゃ。
残り部品はこれだけじゃ、長いローターが目立つ、左には2名のパイロットがいる。
昭和プラモなんで金型の出来がいまいちなのかバリが付いた部品があるのう。
組み立て説明書も年季が入ってる。
東京消防庁 ちどり号・・と言うのか、そういえば昔は○○号という名前が多くあったがどういう意味なんじゃろう。
昭和40年くらいに見ていた白黒TVマンガのスーパージェッターが乗っていた流星号を思い出した(笑い)
コクピットをまず組み立てる。
コクピットを中に入れて機体左右を合わせる。
ローターの中心部とガスタービンエンジンを組み立てる。
本体を合わせ窓を付ける、エンジンとローターを付けると完成が近い。
機体裏面の部品を付けて完成した。
視界は良さそうじゃ。
広くて乗り易そうなスタイルをしている。
パーツリストの写真がある。
コクピットの拡大、ヘリコプターは操縦が難しいと言うがどうなんじゃろう。
箱の横に書いてあるヘリコプターの仲間
ベル・コブラをなめるとひどい目に合うよ~
ちどりに似てるが後部のローター形状が異なる。
これも本物は良く見る機種じゃがプラモは見た事が無い。
今回はヘリコプターでした。
それではまた。
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