鉄人28号のソノシート
ソノシートってありましたよね、雑誌の付録によくついていたペラペラのレコードです。赤や青の派手な色をしていて、乱暴に扱うとすぐにキズが付いたり折れたりしてたね。
今はCDが有るから過去の遺物じゃ、今回は鉄人28号のソノシートの紹介です。
鉄人28号ソノシートとジャケット
ソノシートのジャケットはこれ。昭和40年代に小中学生だった方には懐かしいイラストでしょう。「朝日ソノラマ 鉄人28号 定価280円 発行日 昭和40年2月25日 発行所 朝日新聞社 朝日ソノプレス社」の記述が有るね。
そしてソノシートがこれでじゃ。少しすき通った青が綺麗ですね。大抵、青か赤です。入っている曲は「鉄人28号の歌」「進め正太郎」です。
「鉄人28号の歌」はデュークエイセスが歌っている。
安価なプレーヤーで再生して曲や物語を楽しめた。
鉄人28号って何?
鉄人28号は漫画家の横山光輝氏が1956年に光文社の「少年」に連載して大ヒットした巨大ロボットマンガの先駆けです。アニメにもなり、同時代の鉄腕アトムと人気を二分していた。
太平洋戦争末期に日本帝国陸軍が作った秘密兵器が鉄人28号という設定じゃ。
戦後に鉄人をリモコンで操縦する事になった少年、金田正太郎と警察が鉄人を奪取しようと暗躍する犯罪組織と戦う物語です。
この頃はまだ太平洋戦争の影響が残っていたようだね。
横山光輝氏の作品
横山光輝氏の作品は鉄人28号の他にも伊賀の影丸、仮面の忍者赤影、魔法使いサリー、コメットさん、ジャイアントロボ、バビル2世、三国志など珠玉の作品が多数あり手塚治虫、石ノ森章太郎氏などと並び日本の代表的な漫画家じゃ。
横山光輝氏作品の思い出
ひろしも横山光輝氏の作品は大好きです。それぞれの作品に思い出が有りいくつか挙げると
仮面の忍者赤影はTV化されて特撮と時代劇の融合で楽しめました、悪役もバットマンの悪役の様に憎めないキャラで音楽も良く、いまだに見て楽しめるんじゃ。
魔法使いサリーは魔法少女の先駆けで、カラーTVで見て綺麗な絵だと思ったね、まさかこれが横山氏の作品とは気が付かなかった。
鉄人28号やジャイアントロボは巨大ロボット物の先駆けだな。
ロボットのデザインはガンダムみたいにメカがぎっしり感のも良いけど、横山氏の作品は塊で表現した迫力が有るね、影響を受けたであろう近いものを上げれば「天空の城ラピュタ」のロボット兵のような存在感かな。
ごちゃごちゃしていないけど、巨大なマシンの迫力やカッコ良さを持っていました。
シンプルですが迫力満点の横山ロボットです。マンガ好きの少年がノートにすぐ書けそうな、わかり易いデザインで記憶に残るよね。
鉄人の活躍
暴れるロボットを倒すために、正太郎君がリモコンで鉄人を呼ぶんじゃ。
ピンチも有るけど警察の良き理解者、大塚署長がいつも彼に付き添って助けます。
鉄人が教えてくれたこと
苦しい戦いでしたが鉄人が勝利して平和は守られた。
鉄人はリモコンを持った人の言う事しか聞きません、機械は使い方によって人間の敵にも味方にもなると言うメッセージが有るんじゃ。
鉄人の武器はミサイルや機関銃では有りません素手で戦います、フェアなファイターなのです。
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