トランジスタテレビ
パソコンでインターネットをするようになって、めっきりテレビを見る事が少なくなったね。
テレビは製作側がおぜん立てした番組の中しか選べなくて、それほど興味が無くても我慢して見ていた。
ところがインターネットは自分が好きな事を選び放題なわけで、テレビを見なくても不自由しなくなった。
ひろしが若い頃の昭和はテレビの無い生活は考えられなくて、その中でもカッコ良いのがソニー製のテレビだったんだ。
ソニーっていうとナショナルや東芝、シャープなんかと比べておしゃれなイメージが有って持っていると通ぶれる感じがあったね。
そんなソニーのトランジスタテレビを調べると
出典:SONY
世界初の直視型ポータブル・トランジスタテレビTV8-301
このテレビの現物は見たことが無いけど、先進的でおしゃれなソニーのイメージはこんなとこから生まれたんだと思う。
探したらソニーのテレビを持ってたのでアップしますね
ソニーポータブル白黒テレビ「ミスターネロ TV-501」
発売時期:1977年(昭和52年)
カラーはオレンジと黒
屋外で見られるようにとりあえずアンテナが付いてるけど、条件が良くないとあまりきれいには映らなかった。
屋内でアンテナケーブルをつなげば普通に見られたよ。
まだビデオデッキが普及していないのでビデオの接続端子も無い。
屋外の電源は単一電池が9本も必要だった、ブラウン管なので電気を沢山消費して今の薄型テレビなんて夢の時代だった。
型式はTV-501 昭和40年代初期の真空管に代わり昭和50年代はトランジスタが花形の時代だった、トランジスタのおかげで小型化や消費電力削減が出来たんだ。
トランジスタとIC(集積回路)という単語が高性能の代名詞だった、パソコンのウインドウズなんて想像もできなかった。
小型化をわかりやすく言うと、おなじみの缶コーヒーと比べてこんな感じだよ。
えっ?スマホよりバカでかいって?
当時は電話だって黒電話でケータイも有りません。
外で電話がしたくなったら公衆電話しか無かったよ。
ユニークなのはブラウン管を回せる事、寝て見る時はこんな感じにする。
チャンネルだってリモコンなんて無くて、ロータリーダイヤルをガチャガチャ回してた、古くなるとダイヤルの根元が割れて苦労した事が有る。
上から見ると移動用のハンドルがあるね、行動派のヤングはアウトドアでテレビを見るのさ(笑)
白黒テレビなんて見たことが無い人が多いよね、初期のアニメはみんな白黒だったんだよ、エイトマン、ビッグエックス、鉄人28号、鉄腕アトム、スーパージェッター、ワンダースリー、少年忍者風の藤丸、遊星仮面、狼少年ケン・・なつかしいなあ。
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価格:10,980円 |