レーシングカーのアニメといえば
昭和40年代からレーシングカーが活躍するアニメがあった、年配の方なら知ってるよね。
それはマッハGO GO GOじゃ。
出典:吉田竜夫 タツノコプロダクション フジテレビ
マッハGoGoGo(マッハ ゴー ゴー ゴー)は原作、製作が吉田竜夫(タツノコプロ)のテレビアニメ作品じゃ。
タツノコプロと言えばタイムボカンやガッチャマン、キャシャーン等多くの名作を生み出したが、昔から絵が綺麗な印象がある。
1967年(昭和42年)にフジテレビ系列で全52話が放送され、アメリカでは『Speed Racer』のタイトルで人気を博した。又1997年(平成9年)にはリメイク版、全34話がテレビ東京系列で放送されている。
出典:吉田竜夫 タツノコプロダクション フジテレビ
主人公である三船剛の搭乗するレーシングカーが「マッハ号」。
幾つかの特別な機能があり、その殆どはステアリングパッドにあるボタンで操作される。
出典:吉田竜夫 タツノコプロダクション フジテレビ
主人公はレーサー、三船 剛(みふね ごう)、愛車のマッハ号で世界のレースに参加しているが、失踪中の実兄・健一の安否を気遣っている。
出典:吉田竜夫 タツノコプロダクション フジテレビ
ガールフレンドの志村 ミチ、父であり三船モータースの社長、三船 大助(みふね だいすけ)たちの協力でトップレーサーを目指すのじゃ。
出典:吉田竜夫 タツノコプロダクション フジテレビ
特殊機能はその頭文字ごとにAからHのボタンが割り当てられている。
Aボタン:オートジャッキ
車体下部から出る4本の特殊ジャッキ。タイヤ交換の簡易化の他、路面を蹴ることによってジャンプすることが可能。
Bボタン:ベルトタイヤ
タイヤに特殊なベルトが装着され、沼地・雪上・山岳(急斜面など)の走行ができるようになる。雪の季節になるとワンタッチでタイヤ交換ができないかと思うんだよね。
出典:吉田竜夫 タツノコプロダクション フジテレビ
Cボタン:カッター
車前面に丸ノコが出てきて木や藪などを切り倒しながら走行できる。この場面を見ると林の中を切り裂いて進むので、子供心にそんな事が出来るのかと思ったが、大人になって草刈機を扱うと絶対無理って分かります(笑)。
その他 ツバメ型の偵察用小型飛行メカ「ギスモ号」や水中走行もできたり、007ボンドカーも真っ青の機能満載じゃ。
出典:吉田竜夫 タツノコプロダクション フジテレビ
レースの最中に犯罪組織が現れたり覆面レーサーが現れて助けてくれたり、飽きさせないストーリー展開になってるんじゃ。
出典:吉田竜夫 タツノコプロダクション フジテレビ
マシンガンを撃って襲って来る謎の集団、マッドマックスみたいな場面も有ります。
出典:吉田竜夫 タツノコプロダクション フジテレビ
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価格:17,820円
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感想(0件)
危機一髪、銃弾がかすめるがマッハ号の特殊機能で逃げ切る。
出典:吉田竜夫 タツノコプロダクション フジテレビ
幾多の試練を乗り越えて成長する主人公、スピーディーな展開と主題歌が心地良い作品じゃ。
さて、もう一つレーシングカーのアニメを紹介します。
出典:マシンハヤブサ 望月三起也 NET 東映動画
マシンハヤブサは1976年4月から同年9月までNET(現・テレビ朝日)系列で放映された全21話のテレビアニメ。テレビの前作品は「勇者ライディーン」だった。
主題歌がイカスんだよね、
出典:マシンハヤブサ 望月三起也 NET 東映動画
ワイルド7で有名な望月三起也の原作じゃ、まさか 望月三起也とは知らなかった、この人は昔からマンガの中でドイツ軍の戦車や秘密兵器を出すほどマニアな方でお色気たっぷりな女性も得意だった。
出典:マシンハヤブサ 望月三起也 NET 東映動画
“魔王”エイハブ・モビルディック率いる極悪非道のレースチーム、ブラックシャドウはレース界の掌握を野望にしていた。彼らに兄を「レース中の不幸な事故」の形で殺された西音寺レーシングチームの四輪レーサー・隼剣(はやぶさけん)は、チームの仲間達と共にエイハブの野望を阻止するために挑戦を続ける。
出典:マシンハヤブサ 望月三起也 NET 東映動画
剣の愛車、マシンハヤブサはエンジン(V1~V5)の改良を重ね、短時間の飛行も可能。
マッハ号の影響が大きいのか飛びます。
出典:マシンハヤブサ 望月三起也 NET 東映動画
剣のヘルメットは隼をイメージしている。
出典:マシンハヤブサ 望月三起也 NET 東映動画
双胴の車体を持つマシン・ハヤブサ。極悪非道のレースチーム、ブラックシャドウの野望を砕けるのか。
出典:マシンハヤブサ 望月三起也 NET
原作には永井豪作品のプランニングやプロデュースを手がけるダイナミック企画も参加しているためか、研究所がマジンガーZみたいじゃ。
マシンハヤブサみたいな実車があった
さて、今度は実車のレーシングカーじゃが、マシンハヤブサみたいなカラーリングのマシンがあった。
出典:ウィキペディア ニッサンR89C
それは、このニッサン R89Cじゃ。
日産・R89Cは、日産自動車が1989年に開発・製作した全日本スポーツプロトタイプカー耐久選手権(JSPC)、世界スポーツプロトタイプカー選手権(WSPC)、そしてル・マン24時間耐久レース参戦用のグループCカーじゃ。
グループCとは自動車レースに使用する競技車両のカテゴリーの1つで、それまでのグループ5 (シルエットフォーミュラ) とグループ6 (プロトタイプレーシングカー) の後継にあたるカテゴリーで1981年、国際自動車スポーツ連盟(FISA)によって発表された。
出典:ウィキペディア グループC ポルシェ956
このグループC規定でもっとも特徴的な部分は、レース距離に応じ総燃料使用量が規制されている事(石油ショックがあったので意識した)。
排気量は無制限。全長4,800mm以内、全幅2,000mm以内でクローズドコクピットを持ち、実用性のある照明を備えることが要求されている。
代表的なポルシェを始めプラモデルでも多く発売されているんじゃ。
ル・マン制覇を目指して
ル・マン 24時間耐久レースは、フランスのル・マン近郊で行われる 耐久レースで24時間でのサーキット周回数を競う。
主催はフランス西部自動車クラブ(ACO)で世界耐久選手権 (WEC) の1戦でもある。
出典:ウィキペディア ル・マン24時間耐久レース
ニッサンR89Cは1989年のル・マンに3台参戦し前半3位をキープして高性能ぶりが注目された。
結果的に完走は果たせなかったが1990年に向けて大きな手ごたえを得たんじゃ、おしかったのう。
ニッサン R89Cのプラモデル
タミヤ製1/24スケール、R89Cのプラモデルを見よう。
このシリーズは多くの車種が発売されているが、ひときわ綺麗な箱絵なんじゃ、これを見ると買わずにいられない。
ル・マンを意識し全体的に低いシルエットになっており、後輪にはカバーが掛けられて空気抵抗の低減が徹底されている。
ニッサン、カルソニックイメージカラーの青と赤が鮮やかじゃ。
なかなかカッコ良いな。
アポロ宇宙船みたいな白い成型色がまぶしい。
グループCのレーシングカーはライトも付いて、どこかレトロっぽい。
究極の構造を透視図で紹介、ラジエターへ空気の流れるダクトの位置が特徴的じゃ。
昔のポルシェ6や10のような懐かしさが漂う。
フェンダーの盛り上がりがまさしくレーシングカーじゃ。
車高を下げるためにタイヤサイズを前後とも17インチにしている。
タイヤは1989年からダンロップ製になった。
R89Cは日産初のカーボンモノコックのCカーだった。
デザインコンセプトを日産が出して、設計・製作はローラが担当し、日産側からは水野和敏が開発に参加している。
R89C-01~04の計4台が製作された。
このデカールを貼るのは苦労しそうじゃ、塗装した方が良いかも。
塗装の解説がある、かなり上級者コースじゃ。
出典:ニッサンギャラリー
ル・マン優勝はどこのメーカーも夢じゃった。
組立説明書、優勝は逃したが苦戦の様子が詳しく書かれている。
まずはバケットシートの組立、直線の最高速度は400Km/hに迫る恐ろしさ。
エンジンは3.5リットル V型8気筒ツインターボのVRH35
トランスミッションはヒューランドVGC5速 車重900Kg以上。シャシー構造の一部とするストレスマウント方式を採用しているのが特徴。
究極の軽さと剛性のバランスで成り立っている。
出典:ニッサンギャラリー
走るのを目の前で見てみたいもんじゃ。
フロントのラジエターと足廻り。
構造が良く分かるけどモーターライズもほしかった。
大きなフロントグラス、カーブが凄い。
出典:ニッサンギャラリー
実物は結構大きそう。
シャーシと合体で完成じゃ。
リアフードがガバっと開いてメンテします。
スポイラーで後輪を押さえつける。完成じゃ。
今回はマシンハヤブサに似たカラーのニッサンR89Cでした。
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