最初のジェット戦闘機
プロペラ機は空気をプロペラで後方に押して前進しますが、ジェット機は空気を吸い込んで加圧し燃焼させて生じた高温、高圧のガスを噴射して前進しプロペラ機より高速で飛行できます。
但しジェットエンジンは高温、高圧に耐える高度な工作技術が必要です。
今ではジェット機が沢山運用されていますが、最初にジェット戦闘機を使用したのはドイツです。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
Me262 A-1c(A-1aの再生産機、機体記号D-IMTT)
第二次世界大戦のドイツ空軍(ルフトバッフェ)が開発した実用ジェット戦闘機がメッサーシュミットMe262です。
ひろしはこのMe262が大好きで中学生の時からプラモデルを買ったりマンガを書いたりしていました。
ドイツの兵器ってデザインが素晴らしい、Me262にしても最初のジェット戦闘機なのにほれぼれします。
Me262について調べると
試作機は1941年に完成します、初期は両翼のジェットエンジンとプロペラでの飛行もできるように機首にエンジンを付けて試験を重ねました。
その後ジェットエンジンでの飛行が成功し、その乗り心地はパイロットのアドルフガーランドに「天使が後押ししている様だ」と言わしめるほどのできばえだった。
1943年アドロフ・ヒトラーはMe262に誤った運用を命令します、連合軍の大規模な爆撃への報復を試み爆弾を搭載し高速の爆撃機としたのです。
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しかし爆弾の搭載は機体のバランスを崩す為に機首下面に250Kg爆弾を2個しか搭載できず爆撃機としては不満足でした。
その後ドイツ本土爆撃が激しくなると、本来の本土防空用戦闘機としての運用を許しました。
Me262の長所
①プロペラ機より約150km/h以上も高速で飛べる ⇒ 高度6,000mで870km/hが可能、アメリカ主力戦闘機のP51ムスタング戦闘機でも最高速は700km/hで追跡は不可能。
出典:Eric Van Gilder P51ムスタング
②速度性能を生かして一撃離脱戦法にて護衛戦闘機をかわして爆撃機を攻撃できる。
Me262の短所
①エンジンの信頼性が低い、急激なスロットル操作でエンジンの燃焼が停止する事があった(フレームアウト)、故障率も高く事故喪失が多い。
②エンジンの寿命が70時間しかない!
③加速が悪い、急加速を試みると燃焼室が溶ける ⇒ 機動性が無く巴戦はムリ。
④燃費が悪い、航続距離は高度6,000mで850kmと短い。
⑤機体の断面が三角形で下部の視界が悪く着陸が慎重になり、この瞬間を攻撃された。
⑥ジェットの熱で路面が痛むし脚も弱かったのでコンクリートの滑走路しか使えない、運用場所が敵に知られて攻撃されやすい。
結論:高速の長所もあるが、初めてのジェット戦闘機なので各部が未完成で苦戦しました。
昭和プラモ ニチモのメッサーシュミットMe262
ニチモの1/48スケール、メッサーシュミットMe262 シュツルムフォーゲルです。
ドイツ語は勇ましくてカッコ良いですね、シュツルムフォーゲルとは海ツバメの意味でMe262の爆撃機型の名称です。
ニチモの1/48スケール軍用機シリーズは他にもたくさんの機種が有りますが、どれも箱絵が素晴らしい、ニチモがプラモデルを辞めたので店頭で見かける事はまれになりました、リサイクルショップに出てたら持っていてもつい買ってしまいます、日本機の屠龍は特にお気に入りで6個も持っています(笑)
ま~生産時期によって絵や文字のレイアウトが多少違うので見比べるのも楽しいものです。
メッサーシュミットMe262 の箱を開いてみましょう。
1/48スケールだと迫力が有ります、1/72スケールだとやや小さく物足りない気がしますね、コレクションの場所は取らないですが。
1/32スケールだとでかい感じがします。
ニチモのプラは薄い灰色が多く塗装すると色が生えます。
ジェットエンジンが2個有ります。
シールです、ドイツ軍の十字がカッコ良いんですね、ナチスのカギ十字も有ります。
これは展示用の台で地球儀をイメージしてます。
組み立て説明書で詳しく見ると
組み立て説明書で見ると主翼が後部に下がっている後退翼で先進的に見えますが、エンジンの重量のバランスでこうなったらしいです。
キャノピー(風防)が水滴型で視界が良いですね。
機首の裏に250Kg爆弾が2個あります、ヒトラーの運用の誤りで活躍が遅れました。
それにしてもカッコ良いです。
迷彩塗装を解説して有ります、機体の下面は水色で敵が見上げた時に空に溶け込み、機体の緑は敵より下にいた時に森の色に溶け込みます。
スマートな機体に水色が綺麗でサメのように洗練された強さを感じます。
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ジェットエンジンの内部も再現して有りますね、見えなくなる箇所でも嬉しいものです、腕が有ればカットモデル(部分的にカットして内部を見せる)に挑戦できます。
箱絵にはもう一機がいます。
ハインケルHe162、別名サラマンダー
初飛行は1944年、製造者はハインケル社、生産数 約120機
愛称はフォルクスイェーガー、つまり一般市民の製造と搭乗を考え簡素化した構造でジェットエンジンを一基背負っている、グライダー訓練の操縦者でも飛行が出来る構想だった。
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アルミニウムの不足で合板を代用し接着剤を使用した箇所が有る。
Me262とは別の考え方で大量生産を試みた機体だが安定性に難が有りジェットエンジンが1基しかない、Me262のなら1基故障してももう一基で飛行が可能だが故障すれば墜落に直結した。
最高速度900km/h、飛行時間30分
鮮やかなニチモのマークを店頭で見かける事も少なくなりました、寂しいですな~
ドイツが開発したジェット機と研究者は戦後連合国に渡り、現在のジェット機の礎となりました。
ロケットもだけどドイツの技術力はずば抜けたものが有りました。
映画やアニメでも敵役はドイツ的でカッコ良く作られていますね。
仮面ライダーのショッカー、スターウォーズの帝国軍、宇宙戦艦ヤマトのガミラス、ガンダムのジオン公国、風の谷のナウシカのトルメキア等・・
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