メカニコング(キングコングの逆襲)
日本映画のキングコング
メカゴジラは有名じゃが、他にもメカになった怪獣がいた。
今回はキングコングのメカ版のメカニコングを取り上げるんじゃが、アメリカのキングコングがなぜ日本映画に？
アメリカ映画のキングコングはご存知と思うが日本もキングコングが出る映画を作った事がある、それも日本を代表するゴジラと一緒に出たんじゃ。
出典：東宝 キングコング対ゴジラ
1960年代、東宝はキングコングのライセンス権を取得し、『キングコング対ゴジラ』『キングコングの逆襲』を製作した。
出典：東宝 キングコング対ゴジラ
なんという豪華な組み合わせじゃろうか、『キングコング対ゴジラ』は1962年に公開された日本映画でゴジラシリーズの第3作。アメリカRKO社とのライセンス提携作品で製作、配給は東宝が行った。
東宝創立30周年記念作品で観客動員数は1120万人、ゴジラシリーズでは歴代最高になった。
作品の中には女性を持って国会議事堂に登るなど本家のキングコングを彷彿させる場面を入れたり、ゴジラとの戦いは両者引き分けで日米怪獣のメンツが立つようになっているんじゃ。
1970年には『キングコングの逆襲』が公開された。
出典：東宝 キングコングの逆襲
ここでメカニコングの登場じゃ。
悪の科学者ドクター・フーの陰謀に、正義の怪獣キングコングが立ち向かうがドクター・フーが作ったロボットのコングがメカニコングで、映画の中には一作目に登場したゴロザイウルスや大ウミヘビも登場する。
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世界征服の為、メカニコングは北極の地下に眠る“究極の核兵器素材”である放射性物質「エレメントX」の採掘をさせるために作られたがエレメントXが発する磁気のため、作動不良になってしまう。
ひろしが持っているメカにコングのフィギュアじゃ、ひさしぶりに出してみたが迫力のある造形で感心した。
上半身にボリュームがあり手が長い、立たせると前かがみになる。
頼もしいお父ちゃんの背中みたいだ、鉄人28号にも似ている。
出典：東宝 キングコングの逆襲
ポスターには内部構造まであった、メカゴジラと戦わせてみたい。
かわいい顔をしてるね、頭にガンダムのサブカメラみたいなのがある。
迫力満点、メカ怪獣は銀色でないとそれらしくないよね。
手が長くて不細工だけど、ラピュタのロボット兵士にも影響を与えたような造詣が良い。
バンダイ製、日本で作ったフィギュアだね、あまり出回っていない気がする。
出典：東宝 キングコングの逆襲
悪の科学者ドクター・フー（左側）は、メカニコングで世界征服をたくらむが・・
シンプルだけど強そうに見える、関取っぽいな。
出典：東宝 キングコングの逆襲
みんな足が短くてかわいい、右がゴロザウルス。
今回はかわいらしくて強そうなメカニコングでした。
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