いつの時代もヒーローは憧れだった
人々はいつの時代もカッコ良いヒーローに憧れるもんじゃ。
そして強気をくじき弱気を助ける正義の使者、それがヒーロー。
今回は電磁戦隊メガレンジャーのソフビセットを紹介しますが、まず日本の特撮ヒーローについて思い出してみた。
出典:仮面ライダー、石ノ森章太郎、毎日放送、東映
日本の特撮ヒーローは数あれど、筆頭にあげるのは仮面ライダーじゃろう。
原作者は石ノ森 章太郎(1938年〈昭和13年〉1月25日 – 1998年〈平成10年〉1月28日)本名は小野寺 章太郎(おのでら しょうたろう)。
石ノ森 章太郎は手塚治虫の「新宝島」に衝撃を受け漫画家を志したんじゃ。
昭和30~40年代から不動の地位を築き、仮面ライダーの他にもレインボー戦隊ロビン、サイボーグ009、人造人間キカイダー、イナズマン、変身忍者嵐、さるとびエッちゃん、好き!すき!!魔女先生、がんばれロボコン、マンガ日本経済入門、HOTELなど幅広いジャンルの作品を量産した。
ヒーローの代名詞でもある仮面ライダーは、1971年から1973年まで、NET系列で毎週土曜19:30 – 20:00に全98話が放送された毎日放送・東映制作の特撮テレビドラマ作品で、主人公が「変身」するさきがけになり、現在まで続く大ヒットシリーズになったんじゃ。
出典:仮面ライダー、石ノ森章太郎、毎日放送、東映
ストーリーは世界征服を目論む悪の秘密結社ショッカーによって改造人間にされた主人公が、脳の改造寸前に恩師に助けられ、悪の怪人どもと戦うのだ。
オートバイを自在に操り、ジャンプやキックの必殺技が繰り出されるスピード感のある展開で大人気になった。
チームのヒーロー達もいた
ヒーローは一人が多いがチームで戦う者もいた。
それで思い出すのは大昔の思い出じゃ、ひろしが小学生低学年の頃に忍者スタイルで戦うヒーロー達がいた。
出典:忍者部隊月光、吉田竜夫、週刊少年キング、フジテレビ
これは忍者部隊月光じゃ。当時はTVが白黒画面なのでこんな写真になってる。
忍者部隊月光は、1964年1月3日から1966年10月2日までフジテレビ系で全130話が放送された、国際放映製作の特撮番組。モノクロ作品。
吉田竜夫の漫画、少年忍者部隊月光を原作として、時代を第二次世界大戦中から現代に置き換えた作品じゃ。
吉田竜夫といえばアニメのタツノコプロを興しマッハGOGOGO、ハクション大魔王、みなし子ハッチ、科学忍者隊ガッチャマンなどの大作を生み出した人物じゃが、忍者部隊も原作とは知らなかった。
出典:忍者部隊月光、吉田竜夫、週刊少年キング、フジテレビ
ストーリーは世界平和を守る組織、あけぼの機関に所属する、伊賀流・甲賀流忍者の末裔の「忍者部隊」が忍術などの能力を駆使して悪事と戦う物語じゃ。「月光」とは部隊長の別称。
当時から忍者と言えば憧れの存在じゃった、手裏剣を両手で連発する仕草を真似したもんじゃよ。
石ノ森章太郎が生み出したヒーローチーム
仮面ライダーシリーズを生み出した石ノ森章太郎は凄いチームをシリーズ化した。
それがスーパー戦隊シリーズ第1作目の秘密戦隊ゴレンジャーだ。
出典:秘密戦隊ゴレンジャー、石ノ森章太郎、NET、東映
秘密戦隊ゴレンジャーは、1975年から1977年まで、NET系列で毎週土曜19:30 – 20:00 に全84話が放送された、NET (現・テレビ朝日)・東映制作の特撮テレビドラマじゃ。
変身ヒーローに戦隊という要素を取り入れ5人の個性を楽しめる作品になっている、なんといってもメンバー全員によるキメポーズがカッコイイ、視聴率も最高22%を記録し大ヒットした。
ストーリーは世界征服を企む黒十字軍に対抗する、国連がイーグルという平和組織を設立するが日本ブロックが総攻撃をうけ壊滅する。
しかし、各支部に1名ずつ奇跡的に生き残った者を新宿の秘密基地に呼び寄せ特別部隊ゴレンジャーが作られたのだ。
秘密戦隊ゴレンジャーから始まったスーパー戦隊シリーズは現在も続いている。
名前だけでも連ねると
2作目ジャッカー電撃隊、3:バトルフィーバーJ、4:電子戦隊デンジマン、5:太陽戦隊サンバルカン、6:大戦隊ゴーグルファイブ、7:科学戦隊ダイナマン、8:超電子バイオマン、9:電撃戦隊チェンジマン、10:超新星フラッシュマン、11:光戦士マスクマン、12:超獣戦隊ライブマン、13:高速戦隊ターボレンジャー、14:地球戦隊ファイブマン、15:鳥人戦隊ジェットマン、16:恐竜戦隊ジュウレンジャー、17:五星戦隊ダイレンジャー、18:忍者戦隊カクレンジャー、19:超力戦隊オーレンジャー、20:激走戦隊カーレンジャー、21:電磁戦隊メガレンジャー、22:星獣戦隊ギンガマン、23:救急戦隊ゴーゴーファイブ、24:未来戦隊タイムレンジャー、25:百獣戦隊ガオレンジャー、26:忍風戦隊ハリケンジャー、27:爆竜戦隊アバレンジャー、28:特捜戦隊デカレンジャー、29:魔法戦隊マジレンジャー、30:轟轟戦隊ボウケンジャー、31:獣拳戦隊ゲキレンジャー、32:炎神戦隊ゴーオンジャー、33:侍戦隊シンケンジャー、34:天装戦隊ゴセイジャー、35:海賊戦隊ゴーカイジャー、36:特命戦隊ゴーバスターズ、37:獣電戦隊キョウリュウジャー、38:烈車戦隊トッキュウジャー、39:手裏剣戦隊ニンニンジャー、40:動物戦隊ジュウオウジャー、41:宇宙戦隊キュウレンジャー、42:怪盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー、43:騎士竜戦隊リュウソウジャー、44:魔進戦隊キラメイジャー、45:機界戦隊ゼンカイジャー
仮面ライダーシリーズもだが、毎年作るから凄い作品数になっている、これを作るスタッフの苦労は凄まじいだろうな。
この中からいくつか紹介しよう。
出典:バトルフィーバーJ、石ノ森章太郎、NET、東映
シリーズ3作目のバトルフィーバーJ (1979-1980 全52話)
この作品より巨大ロボットが登場する、世界各国を代表するメンバーじゃが女性であるミス・アメリカのスタイルにオヤジファンもくぎ付けになった?
出典:バトルフィーバーJ、ミス・アメリカ、石ノ森章太郎、NET、東映
シリーズ4作目、電子戦隊デンジマン(1980-1981、全51話)
出典:電子戦隊デンジマン、石ノ森章太郎、NET、東映
デンジマンと翌年のサンバルカンで曽我町子が二作連続で同一の役(ヘドリアン女王)を担当した。曽我町子は初代オバケのQ太郎の声優だったのをご存知かな?
シリーズは毎年更新されスーツの品質もすばらしくなった、ひろしが感心したのは魔法戦隊マジレンジャーじゃ。
出典:魔法戦隊マジレンジャー、石ノ森章太郎、東映
シリーズ29作目、魔法戦隊マジレンジャー(2005-2006、全49話)
魔法の要素を取り入れた戦隊、デザインなど、なかなか完成度が高い。
この頃はゲームセンターにビッグサイズソフビという大きなフィギュアがあっていくつも取ったもんじゃ。
もうひとつ近年のを紹介しよう。
出典:魔進戦隊キラメイジャー、石ノ森章太郎、東映
シリーズ44作目、魔進戦隊キラメイジャー(2020-2021、全45話)
近年はコロナウィルス感染で世界中に閉塞感が漂っている、そんな空気を払拭したい願いもあって光輝くヒーロー達の登場となった。モチーフは宝石。
戦隊メンバーは様々な世界で活躍するキラキラ輝く人たちが活躍するというストーリーにしており、それぞれの能力を活かしたヒーローとしての輝きや成長を描いている。
戦隊シリーズのフィギュアセット発見
出典:電磁戦隊メガレンジャー、石ノ森章太郎、東映
戦隊シリーズはその長い歴史から関係した商品の種類も膨大なものになっている、そんな中の1つを紹介しましょう。
それは電磁戦隊メガレンジャーのヒーローセットじゃ。
電磁戦隊メガレンジャーは、1997年ー1998年まで全51話が放送された。
当時は急速にインターネットやデジタル携帯電話、衛星放送など、いわゆるデジタルが普及しその要素が多く取り入れられた作品になっている。
メガレッドと巨大変形ロボットギャラクシーメガのセットじゃ。
隊員勢ぞろいのバッチも楽しい。
メガレッドはソフトビニール(ソフビ)じゃ。
バンダイ製以外のソフビは少ないと思う。
巨大変形ロボギャラクシーメガはプラスチック製。
デジタルというイメージしにくい題材を形にするのは苦労した模様。
箱が綺麗なミントコンディションじゃ。
玩具は子供が遊んで荒れた物が多いが、綺麗な物を見つけるとつい買ってしまう。
発売元は株式会社ユタカ、販売代理店はハーティーロビンとある。
ヒーローのフィギュアはバンダイ製が多いが、時々ハーティーロビン製も見かけるね。
対象年齢は小学生低学年か?
箱の側面もカラフルで買ってもらった子供は嬉しかったろうな。
おもちゃ屋で吊るして売られる時の穴が貫通していない良品じゃ。
箱の裏まで遊べる工夫がしてある、企画チームが楽しんで作ったろうな。
出典:電磁戦隊メガレンジャー、石ノ森章太郎、東映
今回は電磁戦隊メガレンジャーのヒーローセットでした。
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