ダグラス・ドーントレス急降下爆撃機
急降下爆撃機の傑作ド-ントレス
大日本帝国海軍連合艦隊の誇る、虎の子の空母群を葬ったアメリカの航空機がいた。
ダグラスが製造したドーントレス急降下爆撃機じゃ。
出典:ウィキペディア ダグラス・ドーントレス
SBD ドーントレスはダグラス社が開発した、アメリカ海軍の偵察爆撃機。
第二次世界大戦の全期間を通して急降下爆撃機や偵察機として使用された。
アメリカ海軍だけでなく陸軍や海兵隊でも運用されている。
急降下爆撃機はドイツのユンカース・スツーカ、日本海軍は99艦爆が有名じゃが・・
出典:ウィキペディア 日本海軍99艦爆
ドーントレスの方が速度、航続距離、武装、搭載量などはるかに凌ぐ性能だった。
生産開始:1940年
生産数:5,936機
乗員:2名
全長:10.08 m
全幅:12.65 m
全高:4.14 m
出典:ウィキペディア ダグラス・ド-ントレス
動力:ライト R-1820-60 サイクロン 星型エンジン × 1基
出力:1,200 hp
速力:410km/h
航続距離:1,243 km
上昇限度:7,780 m
固定武装:前方固定 12.7mm機銃2挺、後上方旋回 7.62mm連装機銃1基
爆弾:545 kg
日本空母群壊滅の立役者
ドーントレスは空冷エンジンなので日の丸が似合いそうな平凡な機体だが、これが「良い仕事してますね~」という感じの功績を多数挙げている。
1942年5月、珊瑚海海戦でアメリカ海軍は初めてドーントレスを使用し日本艦隊の軽空母祥鳳を撃沈、空母翔鶴を中破させた。
初陣でこの戦果・・とんでもない才能を秘めているのう。
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何と言っても悲劇はワールドサッカーの負け試合じゃないが
出典:ウィキペディア 日本空母、赤城
1942年6月、ミッドウェー海戦において高空から防空の隙を突いて日本機動部隊の4空母のうち赤城、加賀、蒼龍を同時に攻撃して撃沈し、残った飛龍も別に出撃した本機の部隊が撃沈して日本機動部隊主力は壊滅した。
これはいまだに悲劇として伝わる敗戦で、アメリカ空母艦隊を見つけられずに爆弾と魚雷を交換するスキを突かれた作戦のまずさとか敗因は色々語られている、くやしいのう。
ドーントレスのプラモデル
さて、ここでドーントレスのプラモデルを紹介しましょう。
外国製の小さいキットじゃが良い雰囲気が出ている。
アメリカMPC製のキットで、ここはスターウォーズも出している。
愛称のドーントレス(dauntless)とは、「恐れを知らない、勇敢な、不敵な、がまん強い、不撓不屈の」などを意味する「がんばる君」じゃな。
箱、側面の写真も綺麗で可愛い。
子供の頃はこんな小さなプラモを沢山作ったな~
今見るとほんとに小さい、成型色も綺麗でこのままガラスケースに飾るのも良い。
低翼配置の主翼でフラップは多数の穴が有り、ダイブブレーキを兼ねるようになっている。
引き込み脚を採用するなど、当時の急降下爆撃機としては画期的だったんじゃ。
パーツを仮組みしたら雰囲気が伝わる、洋上ではこの濃いブルーが保護色になるんじゃ。
出典:WAR THUNDER
奇をてらった感じも無く綺麗なデザインじゃ、これが良かったのかも。
尾翼、パイロット、爆弾など袋に全部入ってる。
裏返すとエンジン、プロペラなど。
パンフレットが入ってる、お得に買えますってPRかな?
英語が堪能でないので詳細は不明。
組み立て説明書も4つ折りで小さい。
後方旋回機銃で、ドーントレスをF4Fと誤認して後方に回った坂井三郎の零戦を撃破しているんじゃ。
パーツが少ないので短時間で組めるね。
塗装が腕の見せ所。
小さいので日本空母と並べてジオラマを作ったら面白いな~。
出典:ウィキペディア
この爆弾で何隻も空母が沈められた。
塗装ガイドを参考にしよう。
今回は日本空母群を葬った小さな巨人、ドーントレスでした。
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