ホンダCX500ターボ
オートバイのターボ車
車のターボ付きは珍しくないが、そもそもターボって何か調べたら。
出典:ウィキペディア ターボチャージャー
ターボの正式名称は「ターボチャージャー」と言う。
ターボとはエンジンから出た排気ガスで羽(タービン)を回し、それにより圧縮した密度の高い空気を再びエンジンに送りこんで高い燃焼エネルギーを得る装置の事じゃ。
普段はマフラーから捨ててる排気ガスで風車(タービン)を回して空気を押し込むとはよく考えたもんじゃ、元々は第二次世界大戦で航空機が高い所に上がると空気が薄くなってエンジンの馬力が出なくなるのを解消した技術。
ターボを付けたアメリカのB29爆撃機は10,000mの高さを高速で飛べたが、ターボの無い日本機は浮いてるのがやっとの状態だったらしい。
出典:ウィキペディア アメリカB29爆撃機
ターボの技術は自動車でも応用されてターボ付き車が沢山生まれたが、オートバイにもターボ付きがあったんじゃ。
出典:ヤマハ発動機 XJ650 TURBO
1982年にヤマハがXJ650 ターボを発売した。
出典:スズキXN85
スズキが1982年にXN85ターボを発売
出典:カワサキZ750TURBO
1982年カワサキが Z750TURBOを発売した。
出典:ホンダCX500ターボ
そしてホンダもターボバイクを販売したんじゃ、それがCX500ターボ。
1977年に発表された水冷4ストロークV型2気筒4バルブOHVエンジン搭載モデルは、日本国内仕様がWING(ウイング)のペットネームをつけてGLの商標で販売された。
出典:ウィキペディア ホンダGL
このGLは大柄な車体でオートバイエンジンが異様な迫力を持ったオートバイだった。
北米地区ならびに西ドイツ(現・ドイツ連邦共和国)向け輸出専用モデルとして1982年モデルが排気量498㏄のCX500 TURBO(型式名PC03)、1983年モデルが排気量673㏄のCX650 TURBO(型式名RC16)として総数1,777台が製造販売された。
CX500ターボ
各社からターボ付きのオートバイが発売されたが、ヒット商品にはならなかった、ターボが持つ低速では馬力が出にくい特性などがオートバイに合わなかったからと思われる。
今ではホンダCX500ターボを見たら幸せになれる?!くらい見ることが無い希少車になってしまった。他のターボ車もまず見かけないね。
CX500ターボのプラモデル
北米地区ならびに西ドイツ(現・ドイツ連邦共和国)向け輸出専用モデルとして1982年モデルが排気量498㏄のCX500 TURBO(型式名PC03)82ps、
1983年モデルが排気量673㏄のCX650 TURBO(型式名RC16)として総数1,777台が製造販売された。100ps。
実車が白色基調なのでプラモも白にしたんだろうな。
カウリングとタイヤは別にパッキングされてる。
燃料タンクとリアカウルが見える。
シルバーとメッキが綺麗じゃ。
マフラーなど黒い部品が多い。
青い箇所が有ったが、引き締まったスタイルになった。
石川島播磨重工業(現・IHI)が開発した1981年当時で世界最小量産型ターボチャージャーを日本のオートバイメーカーでは初めて装着したモデルじゃ。
メイドインジャパンが一番じゃのう。
実車を組み立てるのと同じ感じじゃ。
水冷なのでラジエターが目立つ。
完成じゃ、ガラスケースに飾ると埃も防げて見栄えが良いよ。
今回はターボの加速が魅力の ホンダCX500でした。
愛車が雨ざらしになってませんか?綺麗を長持ちさせたいね。
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