ホンダCB750F
750(ナナハン)ライダー
昔にあったコミックの「ナナハンライダー」を知ってる?
出典:少年チャンピオン 石井いさみ ナナハンライダー
これがナナハンライダーの第1巻じゃ。主人公の早川光は高校で禁止されている750ccのオートバイに乗り、隠れて通学したり、やさぐれた青年としてデビューしたんじゃ。
目つきが鋭く不良との小競り合いもバイクがらみで勝ってた。
行きつけの喫茶店でマスターと世間話をしてたね、委員長の可愛い娘(久美子)が出るけどクールに接してた。
出典:少年チャンピオン 石井いさみ ナナハンライダー
悪いお兄さんとのからみや、バイクのステップのゴムを外してむき出しの鉄棒を斜めに削って、ナイフがわりにつっぱりライダーをひっかけたり、ハードな内容だった。
オバフェン改造のサバンナRX-3に乗りパンチパーマで目つきが悪くてサングラスって優しい人には見えませんから(笑)、まるで成人劇画ですやん。
ところが・・
出典:少年チャンピオン 石井いさみ ナナハンライダー
見てほしい、コミックの回を重ねるうちにみんな良い人になった、委員長ともアツアツでナナハンが出てくるサザエさんみたいにホンワカムードで終わったんじゃ。
まあどんなコミックも最初は画風が全く違うから、仕方ないけどね。
ホンダドリームCB750
え~と、ついナナハンライダーを高校生の頃に読んでたので長くなりましたが、今回はCB750の話です。
出典:ウィキペディア ホンダドリームCB750
ナナハンライダーの早川光が乗ってるのが、このホンダドリームCB750じゃ。
1969年にCBシリーズのトップモデルして発売され量産オートバイで世界初の200㎞/hを超えたのもディスクブレーキを付けたのも初めてだった。
なんといっても4本マフラーがカッコ良い、日本国内のみならず輸出先でも大人気で国内他メーカーも追随しナナハンブームを巻き起こしたんじゃ。
当時はバイクの大型免許が難しくて試験を10回以上受けるのは普通の感じだった。
CB750 K0
車両重量(kg)235Kg
エンジン型式 空冷4ストローク2バルブSOHC4気筒、4本マフラー
総排気量 736cc
最高出力 67ps/8,000rpm
最大トルク 6.1kg-m/7,000rpm
標準現金価格 \385,000 安かったんだな~ 今は軒並み100万円以上。
当時はお役所がうるさくてオートバイは暴走族の乗り物と見なして目の敵にしてた、おかげで750を超える排気量は輸出のみ、750(ナナハン)に乗ってるだけで一目置かれる時代だったのよ。
今は緩くなって1000ccや1300、1500なんてのが売られ、大型免許も取り易くなったので750は注目されなくなった。
ホンダCB750F
爆発的な人気となったCB750はモデルチェンジを重ねるが、他社の追従も凄かった、その中でもカワサキZ750はエンジンをDOHC4気筒にしてCB750の人気を上回ったんじゃ。
出典:川崎重工業 Z750(最終型)
CB人気を超えたカワサキZ750、カワサキのバイクは、ちょいワルっぽくてカッコ良いんじゃ。
ホンダも黙ってはいなかった、元祖750のプライドで1978年に新型車を発表する。
輸出用のCB900を750にして国内に販売した、それがCB750Fじゃ。
出典:ウィキペディア ホンダCB750F
これがホンダCB750Fじゃ、ヨーロピアンなグッドルッキングになってる、エンジンはZ750に負けないDOHC4気筒に生まれ変わった。
タミヤ製CB750Fのプラモデル
1/12スケールのホンダCB750Fのプラモデルを紹介します、
いつもながらよく書けた箱絵じゃのう、スキが無い。
開けるとすっきりと収まってる、メッキパーツが綺麗。
ゴムタイヤと流れるようなラインの燃料タンクやフェンダーカバーなど。
ダイカストで成型されるエンジンブロックの感じも正確に表現されてるね。
プラ成型技術の進歩でバリが付いていない、
伝統の空冷4気筒、さらにDOHC化されたんじゃ。
4気筒はマルチとも呼ばれ車みたいに「ヒューンヒューン」ってスムーズに回り、振動も少なかった。
そんなのが好きな人が多いが、車みたいでバイクの面白みが無いって人もいる、好みの問題だね。
メッキマフラーがまぶしい、個人的にマフラーはメッキが好きじゃ。
フレームとホイール、ホイールはアルミ板を成型してシナリを持たせたホンダ独自のコムスターホイール。
組立説明書を見てると実車を組み立ててる感じがする。
空冷DOHC4気筒のエンジン、カワサキZ750への回答だよね。
エンジンのアルミ色が清楚で隙なんじゃ、上に2本のカムシャフトが有るからダブルオーバーヘッドカムシャフト(DOHC)、高回転でもバルブの開閉が高速で行えて馬力が出る。
ホンダが一時こだわってすべての機種に付けてたコムスターホイール
今はやってないね、見た目がイマイチだったから?
スポークの様にショック吸収がアルミホイールではできないから、アルミをプレートにして成型して組み立て、しなやかな乗り心地にしたホイール。
ほんと実車と同じ感じじゃ。
大型免許を取ってこれに乗るのが夢だった人は多いはず。
完成じゃ、さっそくツーリングに行こう(笑)
このスタイルはホーク250や400にも使われ定番だった。
今回は750(ナナハン)の話でした。
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