ミグ21、ソ連ジェット戦闘機はなぜモテル？
ロングセラーのミグ21
ミグと言えばソ連(ロシア)の戦闘機で有名な名前じゃが、今回はミグ21について調べました。
出典：ウィキペディア ミグ21
これがミグ21じゃ。
ソ連のミグ設計局が開発したずいぶん古いジェット戦闘機だけど、多くの機数が生産されて世界中で使われた機体じゃ。
出典：ウィキペディア ミグ21
MiG-21PFＭ
種別：迎撃戦闘機
初飛行：1962年
発動機：ツマンスキー R-11F2S-300 ターボジェット
最高速度：2,230km/h
航続距離（外部燃料タンク搭載時）：1,970km
実用上昇限度：19,000m
武装：空対空ミサイルx4 23mm連装機関砲 S-24空対地無誘導ロケット
形は丸太棒に三角翼を付けたようにシンプル。
北大西洋条約機構（NATO）の使用するNATOコードネームはフィッシュベッド「魚の寝床」とあだ名されたんじゃ、魚が土管の中に入って寝るから土管みたいな形って事だろうか？
プラモデルも多く発売されたが、たしかにミグ21フィッシュベッドって書いてあった、あら削りであまりカッコ良い機体じゃないと思ってた。
ソ連で1950年代前半から開発され、1956年に初飛行を行い、その後MiG-21という量産機の名称が与えられた。
ミグ21シリーズはソ連をはじめ東欧、中東、アジア、アフリカを中心に世界各国に配備され、ライセンス生産はチェコスロバキア、インド、中国などが有り特に中国では21世紀に入ってもしばらく生産が続いていたんじゃ。
総生産数は10,000機を越えている、これはジェット戦闘機としては異例の多さである。
そんなわけで世界中の紛争に顔出ししてるがベトナム戦争ではアメリカ軍のＦ4ファントムⅡと互角以上に戦ったんだから大したもんじゃ。
ミグ21の魅力
1950年代から運用が開始されたにもかかわらず、ミグ21は多くの近代的な戦闘機に対し優位性を保っている。最新式の戦闘機ですらミグ21と比べてより機動的に、又はるかに高速で飛行できないと言う説もあるんじゃ。
古い戦闘機なのにマッハ2で飛びミサイルを２発から６発搭載できるので現在でも多くの国々の軍隊の要求を満たしている。
超音速機にしては構造が簡単なので整備が安価に素早くできるため、あえて新型のミグからミグ21に戻した例もある。
ふざけた良い方をすれば高級レストランの料理を毎日食べて大金を使わなくても、うまい定食屋の飯で経済的に楽しく暮らしていけるというわけじゃ。
ま～50年以上も古い戦闘機の割には使える名機。
ミグ21のプラモデル
エアーフィックス社の1/72スケールです、外国製の小さいキットじゃ。
古い外国製キット特有の味わいのある箱絵です。
超音速マッハ2の戦闘機、ミグ21の雄姿をうまく描いてる。
ジェット機はやっぱ銀色でしょう、スレンダーな機体じゃ。
部品点数が少ないので簡単に出来るけど、塗装などでどこまで仕上げるか腕の見せ所。
三角翼ってまさに三角定規みたいじゃ。
ソ連はもちろん各国で使ったので、マークを見ても分かりません。
組立説明書も簡単に書いてある。
マーキング参考図、ソ連、フィンランドとチェコ空軍があるけど馴染みの無い国が多いな。
太いゴムをひっかけて飛ばしたら飛びそうな形じゃ。
ミサイル発射って感じ、有視界戦闘は減ってるらしいけどベテランが乗る旧式は新型を負かせるって話もある。
今回は古くても侮れない魅力的なミグ21でした。
昔は2機は入ったプラモが有ったけど最近は見かけないね
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