戦艦 榛名(はるな)
金剛(こんごう)型戦艦の活躍
太平洋戦争当時の帝国海軍連合艦隊は小国の日本にしては非常に多くの船舶を持っていた。
その中で開戦から多くの作戦に参加し力尽きた、戦艦 榛名(はるな)のプラモデルをアップするよ。
出典:艦コレ 戦艦 金剛、比叡、榛名、霧島
え~と、これは連合艦隊を擬人化した「艦隊コレクション」、俗に言う艦コレの金剛型4姉妹の金剛、比叡(ひえい)、榛名、霧島(きりしま)では有りませんか。
出典:艦コレ 戦艦 榛名
榛名は3番艦じゃ、私の娘はよく知ってるが、ひろしは艦コレが詳しくないので勘弁してね。
まず実際の榛名について調べると・・
戦前、戦中の大日本帝国海軍の戦略思想は、あくまで戦艦部隊同士による砲撃戦により勝負を決める「艦隊決戦」思想だった、日露戦争で世界一のバルチック艦隊を負かせたのが忘れられないのか、当時はそれが世界的にも通用していたんだろうな、航空機は砲撃戦の前にいくらかでも攻撃をしておいてくれという露払い程度に考えていた。
皮肉なことに真珠湾攻撃で航空機が敵戦艦をせん滅出来るのを世界に発信したのに、大鑑巨砲主義にこだわったツケが後から回って来る。
金剛型4艦、金剛、比叡、榛名、霧島は夜戦で、水雷戦隊・重巡部隊の先頭に立って大口径砲によって水雷戦隊・重巡部隊が敵警戒網を突破するのを支援する役があり30kt前後の高速が出せるようにしてあったんじゃ。
結論として航空機の活躍で砲で撃ち合う事は無くなり従来決戦の主役とされた長門(ながと)型、伊勢(いせ)型、扶桑(ふそう)型などは使えなくなった。
しかし金剛型は空母と行動するための高速が出せるし、旧式なので使い捨てでも良いやって事であらゆる作戦に駆り出された。
金剛型3番艦 戦艦 榛名
「艦隊決戦」の時代は終わり航空母艦に同伴できる高速の金剛型戦艦の3番艦が榛名だった。
その名前は群馬県の榛名山から付けた。
出典:ウィキペディア 戦艦 榛名
戦艦は旧国名(大和、武蔵など)を付けるが、金剛型は始めに装甲巡洋艦として計画されたために山岳名のままじゃった。
建造所:川崎造船所
竣工:1915年4月
最期:1945年7月 空襲にて大破着底
排水量:26,330t
全長:214.6m
最大幅:28.04m
機関:蒸気タービン2基4軸 136,000馬力
速力:30.5ノット
乗員:1,315名
兵装:35.6cm 4基
15.2cm 8基他
出典:ウィキペディア 戦艦 榛名
戦歴
1916年第一次世界大戦は中国、ロシア方面の警備活動
1942年2月 インド洋作戦
同年6月 ミッドウェー海戦
同年9月 ガダルカナル島の戦い
同年11月 第三次ソロモン海戦 比叡、霧島が沈没
~
1944年1月 マリアナ沖海戦 後甲板に直撃弾を浴びる。
同年10月 レイテ沖海戦
出典:ウィキペディア 戦艦 榛名 昭和20年呉にて爆撃を受ける。
1945年(昭和20年)に入ると敗戦続く日本は燃料にも事欠く状態となり、修理を受けた呉で停泊するのみとなったんじゃ。
この辺りで降伏すべきだろうに、いたずらに戦死者が増えたと思う。
爆撃で着底した榛名、スクラップは戦後の復興に使われた。
出典:ウィキペディア 戦艦 榛名
同年7月米軍機の爆撃を受け沈没、着底。
ニチモ製 榛名のプラモデル
榛名は旧式艦だが損傷しながらも多くの作戦に従事した武勇艦じゃ。
金剛型特有の平面形が分かる、スケールは特に書いてなく「30cmシリーズ」なので小柄で初心者向けのキット。
当然だが大和型とまるで違う。
クイックでモーターライズが可能。
部品数も多くなく小学生でも作れそう。
いかにも戦艦らしい中心部。
パチンとはめてモーター部は完成する、多くの少年に遊んでほしいな、そして戦争について考えてほしい。
箱の側面にも作り易さをアピールしている、よく考えてるね。
スクリュー部も分かり易く解説してある。
組み立て図も分かり易い、1/500スケール以上のプラモを作る前にこのキットで勉強してね。
艦橋が複雑、古いって感じが出ている、何度も改装したしな~。
単三電池1本で楽しめる、久しぶりに作ってみようかな。
今回は武勇の誉高い戦艦 榛名でした。
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価格:2,170円 |
価格:2,970円 |