スズキアルト・ワークスには時速300KmのDNAが・・
アルトとは
アルト(ALTO )は、スズキのハッチバック型軽自動車
車名の意味は、アルト(イタリア語)で「(~に)秀でた」または「(~に)優れた」という事
ワークス(英語)とはワークス・チームの意味がある。
出典:スズキ自動車 アルト
初代のアルト SS30V/40V型がこれじゃ。
四角で飾りっ気が無いのう。
出典:スズキ自動車 アルト
初代アルトのCMが面白かった、『スズキ アルト47万円!』っていきなり言うだけだったんじゃ。商用ナンバーで売り出して安さにダメ押しをした思い切りの良さは群を抜いてた。
販売期間 1979年5月 – 1984年9月
乗車定員 2 / 4人
エンジン 水冷直列3気筒
2ストローク T5B型 0.55 L
4ストローク F5A型 0.55 L
駆動方式 前輪駆動 / 四輪駆動
変速機 2速AT / 4速MT
車両重量 540 – 560kg
安いのであなたにも買えますって直球勝負で売り出した。
最初のアルトはエンジンが2サイクルで「ボロンボロン・・」って歯切れの良い音を響かせた。その後4サイクルになったが大いに売れて、今も続くブランドになったのじゃ。
スズキと言えば女性が乗る可愛い軽自動車を連想するが、別の顔がある。
ホンダ、カワサキ、ヤマハに加えてスズキという日本の、いや世界トップクラスのオートバイメーカーなんじゃ。だから速い物を作らせたら驚愕する物を生み出す。
出典:スズキ GSX-1300隼(はやぶさ)
オートバイ最速と言われるGSX-1300ハヤブサを作ったメーカーじゃ。
このバイクは1300ccで最高速300km/hを叩きだす恐ろしいマシン。
スズキにはこんなDNAが宿っていることをお忘れなく。
アルトワークス
2代目アルトはいかにも女性受けする軟らかいスタイルになったが車好きが泣いて喜ぶ隠し玉があった、それが1987年2月発売のアルトワークスじゃ。
出典:スズキ自動車 アルトワークス
ノーマルのアルトがここまで変わった。
強烈な加速はオートバイメーカーの血がなせる業か?
出典:スズキ自動車 アルトワークス
白とシルバーのツートン塗装にド派手なエアロとステッカー、忘れられません。
3気筒4バルブDOHCインタークーラーターボエンジンを搭載し、軽自動車に64馬力の出力規制が設けられる発端となった。
グレードは、前輪駆動のRS-S(廉価版)とRS-X、ビスカスカップリング式フルタイム四輪駆動のRS-R。RS-XとRS-Rには各種エアロパーツが標準装備されていた。
5代目アルトワークスのカタログ
5代目アルトワークスのカタログがあったので紹介します。
初代に比べたらずいぶんマッチョになった、迫力満点じゃ。
ボディはスマートじゃが、顔がワークスを主張している。
リアもアンダースポイラーで踏ん張りがあるデザイン。
外車っぽく見える、外国人が乗ればこんな小さな車が弾丸みたいに速いのにビックリだろうな。
ワークス限定のメカが詳しく書いてある。
オールアルミEPI DOHC12バルブVVTインタークーラーターボ・・ってどこまで凄いんじゃ。
両席エアーバックに4輪ABS・・これでもかってスペックが続く。
ボーイズレーサーって言葉が有るが、これがそれだよ。
黒と赤の空間が、その気にさせるね。
カーブも安心のバケットシート。
扁平タイヤにベンチレーテッドディスクブレーキ、バックドアスポイラーでスキが無い。
マルチリフレクターハロゲンヘッドライト、当然エアコンついてます。
軽自動車って世界的に見ても凄いクラスじゃ。
排気量を制限された中で鍛えた出来栄えはマジ、国宝と言って良いと思う。
白、赤、黒、シルバー・・歳をとるとあえて赤に乗りたいな。
今回は早い軽自動車の筆頭。アルトワークスでした。
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